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(東京)練馬区長選「気を緩めず、油断せず」 投票率31・38% 再選

2018-04-16 21:14:47 | Weblog
(東京)練馬区長選「気を緩めず、油断せず」 投票率31・38% 再選  2018年04月16日
記事リンク先 東京 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201804/CK2018041602000119.html
★東京都練馬区長選挙結果
当 10万1887票 前川燿男 無現<2>
  4万6514票 松村友昭 無新 
  1万9782票 田中将介 無新 
  9578票 大木武夫  新

 東京都練馬区は23区西部の最西端に位置する人口73.1万人程の区で、区長選は2014年4月から1期4年現職を務めて再選を目指す72歳の前川燿男氏(4年前は前任者の死亡に伴い自民・公明の推薦で立候補して初当選)に、
 1975年から練馬区議を4期&1988年から東京都議を5期務めた73歳の松村友昭氏、大学非常勤講師で66歳の大木武夫氏、フリーライターで25歳の田中将介氏の3新人が挑むも
 「改革は道途上。『ここに練馬区あり』と胸を張れる自治体を目指したい」と再選の抱負を述べた前川燿男氏が10万1887票を獲得して
 「憲法に基づく平和と民主主義を全面的に生かす。今の区政はトップダウン方式で、区民の声を形式的に聞いているだけ。区民が主役で、区民とともに歩む区政を具体化したい」とし、特別養護老人ホームや認可保育園の増設により待機者ゼロを公約としてあげて4万6514票を獲得した松村友昭氏
 渋谷区が制定した同性カップルを公認するパートナーシップ条例の導入、動物殺処分ゼロを目指すと語り1万9782票を獲得した田中将介氏
 「人間教育は将来、国の宝になる。幼児から高校まで一貫性のある教育で、子どもたちが伸び伸び暮らせるようにしたい」とし、緑地保全や公共施設の充実、電柱の地中化などを公約として掲げて9578票を獲得した大木武夫氏
 を退けて再選を決めました。
 現職の前川氏に松村氏がどれだけ追いすがれるかだったと思いますが、結果はダブルスコアをつける大勝。区民は前川氏を信認して次の4年間を託したとみてよさそうです。

「市民主権の市政を」 (東京)多摩市長選 阿部さんが3選

2018-04-16 21:12:08 | Weblog
「市民主権の市政を」 (東京)多摩市長選 阿部さんが3選 2018年04月16日
記事リンク先 東京 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201804/CK2018041602000111.html 
東京都多摩市 市長選挙結果
当 3万4603票 阿部裕行 無 現<3>
  4457票 高橋俊彦 無新 
  4013票 松田道人 無新


 東京都多摩市は、多摩地域南部にある人口約14.8万人程の市で、市長選は2010年4月から2018年4月まで2期8年現職を務めて3期目を目指す62歳の阿部裕行氏に、会社員で44歳の松田道人氏、79歳の高橋俊彦氏の2新人が挑むも、
 子どもの自立支援など若年層に対する施策の充実を掲げた阿部裕行氏が3万4603票を獲得して
 シニアの経験や知識を政策に反映させる仕組みづくりなどを訴え4457票を獲得した高橋俊彦氏
 予算編成や自動走行車両、市政相談などで人工知能(AI)の導入を主張して4013票を獲得した松田道人氏 
 の両氏に、対高橋氏には7.7倍、松田氏には8.6倍の圧倒的大差をつけて危なげなく3選を決めました。

 この選挙戦。勝敗の行方そのものよりも、松田道人氏がポスターにも顔出しをしないでメタリックでロボットっぽいイメージ画像を使用したことの方が話題になりましたが、結果は前回同様惨敗。
 自分の生活に影響する市長選ですから、市民は堅実な候補者をおのずと選ぶ形になっただけでしょうし、話題ばかりが先行するも結果が伴わなかった格好の事例かと思います。

(宮城県)<大崎市長選>伊藤氏4選 汚染廃の処理問題など市民視線の政治問われる

2018-04-16 21:03:35 | Weblog
(宮城県)<大崎市長選>伊藤氏4選 汚染廃の処理問題など市民視線の政治問われる 2018年04月16日
記事リンク先 河北新報 http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201804/20180416_11030.html
★宮城県大崎市 市長選挙結果
当 39982票 伊藤康志 無現(4)
  14774票 加藤幹夫 無新


 宮城県大崎市は、県北西部の2006年3月に古川市と田尻町・三本木町・松山町・鹿島台町・岩出山町・鳴子町が合併して発足した人口13.1万人程の市で、市長選は初代市長として2006年5月から3期12年現職を務めて4期目を目指す68歳の自民・公明が推薦する伊藤康志氏に共産が推薦する54歳の加藤幹夫氏が挑みましたが、放射性廃棄物の処分方法の是非が最大の争点となり、
 「汚染廃棄物は焼却する方式を取り入れる考えだ。不安の声もあるが、安全度を共有する可視化のためにも試験焼却を進めていきたい」と語ると共に、合併特例債を活用し、市役所本庁舎の建設、世界農業遺産への取り組みと大崎ブランドの確立「おおさき市地方創生総合戦略」による人口減少対策などを唱えた伊藤康志氏が39982を獲得して
 「現市政は国や県の言いなりだ。トップダウンの政治は今や時代遅れ。焼却処分の方針は絶対に断念させ、国と東電の責任を追及する」と放射性廃棄物の焼却処分に猛反対。大崎耕土を守るため、放射性廃棄物は市有地などで安全に保管する、18歳までの医療費を所得制限なしで無料化。学校給食費も段階的無償化、地場産業の発展、協働の地域づくりを提案して14774票を獲得した加藤幹夫氏
 に2.7倍の大差をつけて危なげなく4選を決めました。
 まあ、前回は無投票当選でしたし、今回は放射性廃棄物の処分方法を巡る大きな争点はあったものの、現職に新人がどれだけ対抗できるかな…とも思っていたのですが、案の定勝負にならず。
 秋田・山形と県境を接する横に長い内陸市ですから、汚染廃棄物と言っても、どちらかと言えば湾岸部の自治体のものを引き取っていたのだとは思いますが、宮城県内からの引き受けならば、それほど神経質になる必要もないのではないかというのが個人的な印象なのですが、伊藤康志氏の場合は、震災や2015年の宮城豪雨でもいち早く復旧・復興のめどを立てた実行力を認められたようで、まあ予想通り過ぎる結果になったという印象を受けます。

(秋田県)能代市長選、斉藤氏が4選果たす

2018-04-16 21:00:32 | Weblog
 (秋田県)能代市長選、斉藤氏が4選果たす 2018年04月16日
記事リンク先 秋田魁 http://www.sakigake.jp/news/article/20180415AK0030/?ref=rlt
★秋田県能代市 市長選挙結果
当 18656票 斉藤滋宣 65 無現(4)
  12105票 小野立 39 無新


 秋田県能代市は、県北部に位置する2006年3月に旧能代市と二ツ井町が合併して発足した人口約5.4万人弱の市で、市長選は新市としては初代市長となる2006年4月~3期12年現職を務めて4期目を目指す65歳の斉藤滋宣氏に、元市議で39歳の小野立氏が挑みましたが、
 「『再生可能エネルギーのまちづくり』などの取り組みに道筋をつけた」とし、「人口減少や子育て支援、中心市街地活性化に尽力したい」と4期目への抱負を語った斉藤滋宣氏が18656票を獲得して
 「少子高齢化の中、地域社会が崩壊しかねない危機に直面している。現市政はこの危機に向き合おうとしていない」とし、現市政の刷新が必要と語り、持続可能な地域社会の実現などを選挙公約に掲げて12105票を獲得した小野立氏
 を退けて4選を決めています。

米沢則寿氏が3選 (北海道)帯広市長選 再開発事業の継続訴える

2018-04-16 20:59:06 | Weblog
米沢則寿氏が3選 (北海道)帯広市長選 再開発事業の継続訴える 2018年04月16日
記事リンク先 北海道 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/180595
★北海道帯広市 市長選挙結果
当 33756票 米沢則寿 62 無現
  27640票 小森唯永 68 無新

 北海道帯広市は、十勝総合振興局所在地のある人口16.7万人程の市で、市長選は2010年4月から2期8年現職を務めて3期目を目指す米沢則寿氏に元市議で68歳の小森唯永氏が挑むも
 「帯広の新しい時代を開き、十勝と共に輝く帯広を目指す」と続投を求めた米沢則寿氏が33756票を獲得して
 市中心部で民間事業者が進める西3・9周辺地区市街地再開発事業について、市の補助金26.5億は多額だとして米沢氏を批判して27640票を獲得した小森唯永氏を退けて3選を決めました。

 4年前の2014年に市長選挙が戦後公選制では初の無投票となった自治体で今回も挑戦者の出馬表明は告示の13日前だったそうですから、実質現職の信認投票的な意味合いだろうな…と思っていたら中々迫られたようで、結果までは覆されなかったものの、市街地再開発事業への批判票だけでこれだけ盛り上がるものかと正直吃驚しました。

4月15日に行われた自治体市長選挙結果 数回に分けてお送りします その1

2018-04-16 20:57:27 | Weblog
4月1日は年度初め、8日も人事異動のバタバタで投票する側も選挙の監視人を派遣する行政の側も都合がつかないのか、4月15日はミニ地方選か! と突っこみを入れたくなるほど多くの市長選が行われたので、今週はその結果を何日かに分けてお送りしたいと思います。


16日の日経平均 56円79銭高い21835円53銭で終了 東証マザーズは2.94%の大幅調整

2018-04-16 20:47:19 | Weblog
 週明け16日の日経平均ですが、先週末終値(21778円74銭)よりも64円81銭高い21834円42銭でスタート&直後に21790円24銭も10時前に21879円69銭まで上昇した後は10時40分頃に21820円弱まで調整するなど、午前は小幅なプラス圏での値動きが続いて、前場は先週末比55円68銭高い21834円42銭で終了。
 午後も開始直後に21775円61銭と先週末終値近辺まで調整するもすぐに21800円近辺に戻した後はしばらく模索も回復傾向で推移して終値ベースでは先週末比56円79銭高い21835円53銭で終了しました。

 う~ん。あれだけ警戒していた中東情勢でシリア政権に軍事攻撃が突然行われたというのに日本株は落ち着きすぎているというか、シリアへの攻撃は「一度限り」との米英の政府高官の発言が伝わったことで株式市場への影響は限られるとの見方が強いようですが、主要3市場はプラス圏で推移して逆に新興市場の下落が目に付く形になるパターンは正直想定していませんでした。

 指数別では日経平均は0.26%高、トピックスは0.40%高、JPX400は0.41%高。
 一方で東証マザーズが2.94%安と大きく下落したほか、日経ジャスダック平均が1.03%安、ジャスダックインデックスが0.85%安、東証REIT指数が0.65%安、東証2部が0.59%安。

 東証1部の上昇組では、キリン堂HDが21.85%高。他チタン関連で大阪チタニウムテクノロジーズ(16.93%高)や東邦チタニウム(10.54%高)に物色が入るなど計5銘柄で10%以上の上昇となり、チタン工業も5.59%高。
 コスモス薬品が7.83%高、サンドラッグが4.21%高、ココカラファインが4.12%高となるなどドラッグストアセクターに物色が入ったようですね。

 一方の下落組でも、ヨシムラHD(25.21%安)、SKジャパン(20.65%安)、Gunosy(20.54%安)、T-BASE(20.20%安)の4銘柄で20%以上の下落。
 10%台の下落も、タマホーム(17.19%安)など5銘柄あり、ヤマダ電機が8.99の大幅安。
 ヤマダ電機は、前期(2018年3月期)の連結純利益が一転減益となったことが嫌気されたようです。