ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

完全失業率2.5%、有効求人倍率は1.58倍 2月

2018-04-07 09:40:47 | Weblog
完全失業率2.5%、有効求人倍率は1.58倍 2月 2018年3月30日
記事リンク先 日経 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28778740Q8A330C1EAF000/
有効求人倍率、2月は1.58倍 5年5カ月ぶり低下 2018年3月30日
記事リンク先 日経 https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL29HJE_Z20C18A3000000/


 米国の雇用統計の話題に触れたので、日本の2月の完全失業率と有効求人倍率の話題にも触れたいと思います。
 完全失業率は、前月の1月に0.3ポイントも改善した反動もあり前月比0.1ポイント悪化の2.5%。男女別では、男が2.6%で女が2.3%と共に0.1ポイントの悪化。
 男は15~24歳層が1.8ポイント悪化の8.0%。女は55~64歳層が0.6ポイント悪化の1.9%あたりが失業率の押上げ材料に。
 こちらも、女は特に55~64歳層が前月に0.8ポイントも改善していて1.3%はいつ以来なのだろう? という低い水準になっていただけにまあ反動はあると思っていましたし、
 男の15~24歳層も男のこの年齢層としては異例の水準まで下げていただけに今月は一気に転職先探しをする方が増えたパターンではないでしょうか。
 一方の有効求人倍率も前月比0.01ポイント悪化の1.58倍ですが、正社員の有効求人倍率は1.07倍と前月の同水準を維持しています。


労働力調査(基本集計) 平成30年(2018年)2月分 = 完全失業率 はこちら
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html
一般職業紹介状況(平成30年2月分)について = 有効求人倍率 はこちら
www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000198912.html

6日の米国市場 ダウ2.34%安、ナスダック2.28%安、S&P500種2.19%安 原油2.3%安 

2018-04-07 09:29:57 | Weblog
米雇用10.3万人増、失業率横ばい4.1% 3月 2018年4月07日
記事リンク先 日経 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29105870W8A400C1000000/


 6日の米国株式市場ですが、注目の米雇用統計は失業率は4.1%で横ばいも非農業部門雇用者増数は市場予想の17.8万人増を下回る10.3万人となったことに加えて、トランプ大統領が5日に米国による先の対中関税に対する「中国の不当な報復」を踏まえて1000億ドルの追加関税の検討を通商代表部(USTR)に指示したことが伝わり、主要3市場とも2%を超える下落。
 NYダウは、一時767ドル程安い23738ドル20セントまで下落する場面が見られ、終値ベースでも前日比572ドル46セント安い23932ドル76セントで終了(2.34%安)。
 ナスダックは、前日比161.44ポイント安い6915.11ポイントで終了(2.28%安)。
 S&P500種は、前日比58.37ポイント安い2604.47ポイントで終了(2.19%安)しました。

 非農業部門の雇用者増数は10万人増を下回ると警戒シグナルが走ると言われているものの、前月の増加が32.6万人増といつもより10万人程多く、先月分のノルマ?を前倒しで達成してしまった反動の可能性もありますし、こちらは来月の数値を見てから判断してもいいと思いますが、株式市場が気にしているのはトランプ氏の頑なな姿勢の方で、一旦下げてから3営業日上昇していた反動もあり、今日は着実に利益を確定パターンコースでしょうか。

 ダウ構成30全銘柄で下落となり、キャタピラ―が3.47%安、インテルが3.16%安、ボーイングが3.06%安、3Mが2.94%安、ナイキが2.93%安、ビザが2.88%安、GEが2.76%安、ダウデュポンが2.64%安、シスコシステムズとホームデポが2.61%安、アップルが2.56%安、アメックスが2.43%安、JPモルガンチェースが2.49%安、ゴールドマンサックスが2.28%安。

 NY原油は、前日比1.48ドル安い1バレル62.06ドルで終了(2.3%安)。
 NY金は、前日比7.6ドル高い1トロイオンス1336.1ドルで終了しています。