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贈答品などは根強い需要:消費者の“百貨店離れ”進む 「ほぼ行かない」が約4割に

2018-04-22 07:16:08 | Weblog
贈答品などは根強い需要:消費者の“百貨店離れ”進む 「ほぼ行かない」が約4割に
2018年04月20日 ITメディアオンライン
記事リンク先 http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1804/20/news090.html

  同アンケートによれば、百貨店に「ほとんど行かない」方が37.1%。「利用経験がない」の8.3%を合わせると45.4%の方があまり足を運ばず、
利用する方も、「デパ地下の利用が38.3%、菓子折りやお土産の購入が31.2%、プレゼントの購入が24.6%など、総菜や贈答品の購入が上位を占めるようです。
 まあ、「利用経験がない」の8.3%の大半は10代・20代としても、デパ地下しか縁がないという人もいるでしょうし、お歳暮・お中元も昔と比べると百貨店の包装に拘る人が相対的に減ったという理由もあるのだと思いますが、未だに多くの売り場面積を占める婦人服売り場等が本当に売り上げに見合った売り場構成面積になっているのか…。
 今はインバウンド特需で都心店を中心に稼ぐ店が赤字店の不振を補填しているものの、地方店の閉鎖が続く今、本当に地元の方が必要としている品揃えを充実させることこそ地方百貨店の生き残り策(服でも本当の意味での売れ筋は旗艦店でしか扱わないという噂を聞いたこともあります)でしょうし、百貨店が街からなくなるとその街の活気が衰えかねないだけに、もう少し頑張って欲しい反面、そういえば「全国共通百貨店商品券」数千円分が持て余して残っていたな…とふと思い出したり。

 使い勝手という意味では、コンビニ大手3社や多くの書店で使えるQUOカードやJCB・JTBの両ギフトカード、イオン商品券の方が便利だったりするんですよね。
 こういう融通があまりきかない所も時代の流れから取り残される理由かな…などといったらさすがに言い過ぎになるでしょうか。