ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

25日の日経平均は62円80銭安い22215円32銭で終了

2018-04-25 18:59:56 | Weblog
 25日の日経平均ですが、決算発表した各社が原材料費高などを理由に収益力の悪化を示したことや、10年債利回りが3%を超えるなど金利上昇圧力を嫌気して24日の米国株式市場が続落(ダウ1.74%安、ナスダック1.7%安、S&P500種1.34%安)、とりわけ3Mとキャタピラ―が6%を超える下落率となったこともあり、前日終値(22278円12銭)よりも159円50銭安い22118円62銭でスタート&序盤に22100円近辺を付けましたが、その後は10時20分頃に22202円33銭まで下げ幅を縮小も11時頃に22080円76銭まで下落して、前場は前日比143円95銭安い22134円17銭で終了。
 午後に入るとじり高傾向で推移して、14時20分頃には22228円78銭まで下げ幅を縮小する場面も見られて、終値ベースでは前日比62円80銭安い22215円32銭で終了しました。
 米国市場の下落率を考慮するとあまり下げていませんね。

 指数別では、日経平均が0.28%安、JPX400が0.16%安、トピックスが0.11%安。
 新興市場や東証2部も小動き。

 東証1部の上昇組では、新日本無線(15%高)と東光高岳(11.03%高)の2銘柄で10%以上の上昇となった他、わかもとが8.28%高、大塚HDが5.53%高、スルガ銀行が4.85%高、コクヨが4.76%高、セガサミーが3.77%高、エーザイが3.17%高など。
 一方の下落組では、キヤノンマーケティングジャパン(15.82%安)、ドラッグストアの総合メデカル(15.08%安)、モバイルファクトリー(13.24%安)など5銘柄で10%以上の下落となった他、昭和電工が9.08%安、カシオが7.75%安、シャイアーの買収合意に条件を詰めるために交渉延長を発表した武田薬品工業が7.03%安、クスリアオキが5.94%安など。
 コマツは3.36%安、ダイキン工業が2.92%安東京エレクトロンは2.02%安、ファナックは1.55%安でした。

 大塚HDも医薬品部門を保有していますし、中堅以下の製薬会社に物色が入っているのは、武田に限らず大手製薬会社によるTOBあるいは部門買収といった期待もあるのでしょうか…。

24日の米国株式市場 ダウ1.74%安、ナスダック1.7%安、S&P500種1.34%安

2018-04-25 07:14:44 | Weblog
 24日の米国株式市場は、決算発表した各社が原材料費高などを理由に収益力の悪化を示したことや、10年債利回りが3%を超えるなど金利上昇圧力を嫌気して続落。
 まあ原材料費の値上げは製品の価格値上げに転嫁できるか次第として、長期債利回りは企業の資金調達金利にも影響してくるだけに、さすがにこちらの材料には大きく反応しても致し方ないかと。

 NYダウは、一時620ドル近く安い23828ドル73セントまで下落する場面が見れれ、終値ベースでは 前日比424ドル56セント安い24024ドル13セントで終了(1.74%安)。
 ナスダックは、前日比121.25ポイント安い7007.35ポイントで終了(1.70%安)。
 S&P500種は、前日比35.73ポイント安い2634.56ポイントで終了(1.34%安)しました。

 ダウ構成30銘柄のうち8割の銘柄で下落して、2%以上の下落だけでも3Mが6.83%安、キャタピラ―が6.20%安、ダウデュポンが3.69%安、トラベラーズが3.17%安、ビザが2.56%安、マイクロソフトが2.34%安、コカ・コーラが2.07%安、ボーイングが2.89%安。
 アップルは1.39%安で、ゴールドマンサックスも1.69%安。
 一方、ベライゾンが2.08%高、GEが16セント高い14ドル68セントで1.10%高、ファイザーは0.71%高、インテルは0.68%高、ウォルマートは0.50%高。

 他、グーグル親会社のアルファベットが4.7%程の下落。
 決算シーズンなので個別銘柄の動きがマチマチなのはいつものこととして、3Mやキャタピラ― クラスで6%を超える下落となるとさすがに、おっ? と吃驚させられますね。

 NY原油は、前日比0.94ドル安い1バレル67.70ドルで終了。
 NY金は、前日比9.0ドル高い1トロイオンス1330ドルちょうどで終了しています。