ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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障害者福祉の1割負担、86%が「見直しを」

2006-10-11 14:31:46 | Weblog
障害者福祉の1割負担、86%が「見直しを」 2006年10月10日 朝日
http://www.asahi.com/life/update/1010/003.html
 障害者自立支援法で今年4月から福祉サービス費用の1割が原則自己負担になったことに対し、障害者世帯の86%が「利用料制度の見直し」を求めていることが障害者支援団体の調査で分かった。外出時に付き添うガイドヘルプやショートステイ(短期入所)などの利用を控える動きも出ており、「このままでは負担し続けられない」との声が半数にのぼった。
 大阪市の「大阪障害者センター」が7月から9月にかけて、全国21都道府県の障害者やその家族2296世帯を調べた。
 4月以降、施設利用や福祉サービスに対する自己負担額が月1万~3万円増えた人が全体で45%。3万円以上も1割だった。世帯主の年収が80万円に満たない低所得層でも、負担増が1万~3万円の人が3割を超えた。
 負担増に対応するため、ガイドヘルプを減らした人は32%、ショートステイを減らした人は25%。病院への通院回数を減らした人は全体で5%だったが、年収80万円未満では12%にのぼり、年収が低い人ほど通院を控える傾向が強い。
 制度に対する要望(複数回答)では、「利用料見直し」が最も多かったが、「事業所がつぶれないよう配慮してほしい」も55%あり、通い慣れた施設の存続を望む声の強さもうかがえる。
 厚生労働省は、自己負担導入で障害者が施設を選ぶようになれば施設間競争が促され、低価格で質の高いサービスが実現するとしているが、調査を分析した山本敏貢・大阪千代田短大教授は「多様なサービスを提供する事業者はすぐには参入しにくく、その間に低所得の障害者ほど負担が重くのしかかっているのが現状」と指摘している。


 障害者に対する給付は、これまでは措置制度の下、所得に応じた極めて低い負担で済んだ(作業所は負担なしで利用できた)のですが、多様なサービスの提供の名の元に、介護保険と同様に1割負担を導入することが決められた段階で、おそらくこのような必要なサービスまで受けられない弊害が起こるのではないかと、以前から危惧していました。
 ただ、介護保険の場合は、基本的には年金生活者が対象で、年金額もサラリーマン経験のある方なら厚生年金からも支給される(今受給されている方で40年近く勤務された方なら、国民年金よりも厚生年金からの支給額の方が多い場合がほとんど)ため、1割負担といっても、その1割負担が家計にどれだけ響いてくるかは、その家庭によっても異なりますが、障害者の場合は、そもそも厚生年金に加入する働き方をしているケースの方が珍しいので現実はより深刻。
 実際、障害者の収入といえば、障害基礎年金(1級は月額約8.2万円、2級は約月額6.6万円)とお小遣いとしか言えない程度の月1万円前後の作業所での工賃しか得られませんし、その中から約3万円の利用料と食費が請求されれば、生活が成り立たないのは明らか。現実的な対応として1割負担の全部又は一部を負担する自治体もあるようですが、本来こういった社会保障は国が面倒を見るべき性質のものですし、競争促進以前に、こういった社会的弱者が迫害される問題の方が大きいのではないかと思います。
 作業所に通ったら、却って負担が増えてしまうというのでは、障害者の働く意欲を奪いかねませんし、せめて年収のボーダーラインをもう少し現実的な路線に引き直すことはできないのでしょうか。

酒気帯び運転銀行員を逮捕 垂水署

2006-10-11 14:23:54 | Weblog
酒気帯び運転銀行員を逮捕 垂水署 2006年10月9日 神戸
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000133413.shtml
 垂水署は八日、酒気帯び運転の現行犯で、神戸市垂水区、銀行員の男(51)を逮捕した。酒を飲んでから半日以上たっていたが、持病でアルコール分が消化できない体質だったといい、「酒を飲んだ次の日には車に乗らないよう、医者から注意されていた」という。調べでは、男は七日午後十時ごろから約四時間、自宅で焼酎五合を飲み、八日午後四時四十五分ごろ、同区星陵台四のスーパー駐車場で乗用車を運転した疑い。現場に駐車していた車二台などに接触したため、目撃した買い物客が一一〇番。署員が調べると、呼気一リットルから〇・六ミリグラムのアルコール分が検出されたという。


 持病でアルコール分が消化できない体質というのが良くわからないのですが、おそらくは肝臓に何らかの障害があるのでしょうし、そういった方ならなおさら、結婚式などの泊りがけで招待される席でならまだしも、自宅でお酒を しかも焼酎を五合も飲んだ後に(時間が経っているとはいえ)運転するのは避けるべきだったのでは…。
 幸い車との接触くらいで済みましたが、一歩間違えば大事故につながらないだけに、もっと慎重な行動を取って欲しかったと思います。
 それはそうと世間の評判を重んじる銀行のことですから、おそらくは依願退職の形を取らされるんでしょうね。一時期の過ちが仕事を失うことになるなんて、つくづく飲酒運転は割に合わないと思います。

「北朝鮮は重要な一線越えた」 ライス長官が危機感

2006-10-11 14:20:06 | Weblog
北朝鮮は重要な一線越えた」 ライス長官が危機感 2006年10月11日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/international/update/1011/008.html
 ライス米国務長官は10日、米主要テレビのインタビューに相次いで応じ、北朝鮮の核実験実施発表について「北朝鮮は重要な一線を越えた」と語り、核兵器計画を「今こそ止めなければならない」と危機感をあらわにした。国連安全保障理事会の制裁決議に加え、大量破壊兵器の拡散防止構想(PSI)などで圧力を高め、北朝鮮を6者協議の場へ引きずり出す、との考えも示した。
 長官はインタビューで、北朝鮮に強い影響力を持つ中国と韓国が北朝鮮非難を強めていることへの手応えも強調。「北朝鮮がどこまで孤立に耐えるのか見てみよう」などと述べた。
 中国についてはさらに「北朝鮮の主要な資金提供者」と位置づけ「中国が援助を停止すれば(北朝鮮の)体制を困難に追いやるだろう」と主張した。
 ただ、長官は「外交の道は開かれている」と改めて表明。「制裁と圧力により(北朝鮮を)6者協議に復帰させるチャンスはある」として、外交的解決にこだわる姿勢を示した。
 米国では、北朝鮮の核実験が日本などの核武装論につながるのでは、との指摘が一部で出ている。ライス長官はこれについて「日本の核武装による地域の核バランスの変化が安全保障状況の改善につながるとは、誰も考えていない。我々は日本を信用している」と語った。


 紙面のタイトルとは裏腹に、ライス長官は北朝鮮に強い影響力を持つ中国と韓国が北朝鮮非難を強めていることも踏まえ、「北朝鮮がどこまで孤立に耐えるのか見てみよう」というポーズを取るようですね。
 てっきりもっと強い態度を取るかと思っていましたが、中国が経済制裁容認派に転じたことで、様子見をする余裕もできたのでしょうか。
 日本とアメリカの危機感の違いは、やはり国土が離れていることもあるのでしょうね。正直6カ国協議への復帰は、将軍様に引退してもらい、中国寄りの傀儡政権でも出来ない限り,かなり厳しいのでは…という気もするのですが…。

安保理決議「強制力持つものがふさわしい」 安倍首相

2006-10-11 14:15:21 | Weblog
安保理決議「強制力持つものがふさわしい」 安倍首相 2006年10月11日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/politics/update/1011/004.html
 安倍首相は11日始まった参院予算委員会で、国連安保理での対北朝鮮制裁決議について「まずは安保理で厳しい措置を含む決議を、できれば満場一致で行うことが望ましい」と語った。さらに、決議の内容について「基本的には強制力を持つものであることがふさわしい」と述べ、強制力を伴う国連憲章第7章に基づく制裁決議を求める姿勢を示した。
 また、日本独自の追加制裁について、首相は「できれば(北朝鮮が)核実験を行ったということを確認してから行いたい。国際社会でというよりも、我が国が行うわけだからそれなりの裏付けも必要だ」と指摘。当面は事実関係の確認作業を続け、独自制裁の実施時期については慎重に判断する姿勢を示した。
 一方、研究を進めるとしている集団的自衛権の行使については「日本の安全にかかわる問題が起こっている中で、瞬間瞬間に大きな判断を迫られる。研究を行った結果、我が国が禁止する集団的自衛権の行使ではないという解釈を、政府として出すということも十分にあり得る」と述べ、事実上の「解釈改憲」の可能性も否定しなかった。


 安倍首相としては、強制力の伴う安保理決議を満場一致で行いたいようですが、問題は経済制裁に慎重なロシアをどう説得するかですね。
 集団的自衛権にかかる「解釈改憲」は難しい問題かと思います。仮に北朝鮮船舶の出入りを全面的に禁止するとして、もし北朝鮮船舶や国籍不明の船舶が警告を無視して領内に入ってきた時にどうするのか、万が一北朝鮮国民が難民として流れてきた時の対応なども含めて いろいろと難しい問題が発生しそうです。

中国が対北朝鮮経済制裁を原則容認、ロシアなお慎重

2006-10-11 14:12:43 | Weblog
中国が対北朝鮮経済制裁を原則容認、ロシアなお慎重 2006年10月11日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061011AT2M1100N11102006.html
 核実験の実施を発表した北朝鮮への対応に関して国連安全保障理事会で続く調整を巡り、中国が10日午後(日本時間11日午前)、制裁発動の根拠となる国連憲章第7章に基づく決議を採択して経済制裁に道を開くことを原則容認する考えを初めて表明した。北朝鮮と関係が深く制裁決議に慎重だった中国の姿勢が変化したことで、制裁決議採択の流れが加速する公算が大きいが、ロシアはなお慎重姿勢で、具体的措置では関係国間の条件闘争が予想される。安保理は引き続き非公式協議を重ねて詰めを急ぐ。
 中国の王光亜国連大使が10日の安保理非公式協議後、決議案の内容について「憲章7章からいくつかの要素が入っていい」「懲罰的な措置が必要」などと記者団に語った。ただ、憲章7章から引用して決議に入れる「要素」の中身は明示せず、制裁措置の内容は「適切かつ慎重であるべきだ」と付け加えた。


 中国としては安全保障上からは、北朝鮮という社会主義国そのものがなくなるのは避けたいところですが、前回のミサイル発射事件の件で、調整役を務めたのにその顔を潰される形になっただけに、どう出てくるかがミモノでしたが、経済制裁については武力行使に道を開く42条も視野に入れた「憲章7章に基づいて行動する」ではなく、経済・外交制裁のみを規定した「7章41条に基づいて行動する」とするよう求めるなど、一定の変更を条件に原則容認する形を取るようですね。
 ただ今度はロシアが慎重姿勢ですか…。一難去ってまた一難。この大国をどう口説き落として、制裁発動をしていくかが今後の課題になりそうです。


日経 「【緊急特集】北朝鮮、核実験実施」記事一覧 はこちら
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt71/index20061011AS2M1101311102006.html

飲酒運転でコンビニ突入 覆面パトの追跡受け逃走

2006-10-11 00:29:31 | Weblog
飲酒運転でコンビニ突入 覆面パトの追跡受け逃走 2006年10月08日
産経夕刊 http://www.sankei.co.jp/news/061008/sha013.htm
朝日夕刊 http://www.asahi.com/national/update/1008/TKY200610080090.html 
 8日午前零時15分ごろ、北九州市八幡西区千代ケ崎のコンビニに、福岡県警若松署の覆面パトカーの追跡を受けていた軽乗用車が突っ込んだ。同署は道交法違反(酒酔い運転)の現行犯で、運転していた熊本市八幡、無職、古財明容疑者(37)を逮捕した。
 古財容疑者と、コンビニで買い物をしていた女性1人が軽傷を負った。
 古財容疑者は「焼酎やビールを飲んだ」と供述し、呼気1リットル中0.7ミリグラムのアルコールが検出された。逮捕時は正常に歩けない状態だったといい、同署は危険運転致傷容疑でも調べる。
 調べでは、パトカーの同署員は北九州市若松区の焼き鳥店から出て来た古財容疑者が車を運転し始めたのを確認。飲酒運転の可能性があるとみて停止を求めたが、車がそのまま逃走したため追跡した。古財容疑者は時速80キロ以上のスピードで約3キロにわたり逃走したという。


 通常は、コンビニは、車が道路からそのまま突っ込まれるような位置に正面入り口を設けないと思いますし、あるいは車止めを設けるなり何らかの対策を取ると思いますが、産経の店舗画像(http://www.sankei.co.jp/news/061008/sha013-1.jpg)を見ると書籍をおいている棚ではなく、出入り口に真正面から突っ込んでいますし、どうやったらこんな突っ込み方が出来るのか…という素朴な疑問が浮かびますね。

 今後の捜査が気になるところですが、この容疑者 呼気1リットル中0.7ミリグラムのアルコールが検出され、逮捕時は正常に歩けない状態だったようですし、あるいはわざとコンビニ店舗に突っ込んだ可能性さえあるのでは…? 捜査次第では(紙面にもありますが)危険運転致死傷罪の適用もあるのでは…と考えています。

「ネスレ日本」従業員の解雇無効…最高裁判決

2006-10-11 00:22:17 | Weblog
「ネスレ日本」従業員の解雇無効…最高裁判決 2006年10月7日
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061006i314.htm
産経 http://www.sankei.co.jp/news/061006/sha012.htm
毎日 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061007k0000m040054000c.html
 食品メーカー「ネスレ日本」霞ヶ浦工場(茨城県稲敷市)の元従業員2人が、過去の上司への暴行などを理由に懲戒解雇されたのは不当だとして、同社に従業員としての地位確認などを求めた訴訟の上告審判決が6日、最高裁第2小法廷であった。
 古田佑紀裁判長は、「暴行から7年以上経過した後の懲戒処分に合理的な理由はなく、権利の乱用にあたる」と述べ、原告側の請求を棄却した2審・東京高裁判決を破棄。解雇を無効として、同社に未払い賃金の支払いを命じた1審・水戸地裁龍ヶ崎支部判決が確定した。
 判決によると、元従業員2人は1993年から94年にかけて、計3回、有給休暇などを巡るトラブルから上司のひざをけったり、首を締め上げたりした。同社は、2人がその後も複数回、上司に暴言を吐くなどしたとして、2001年に懲戒解雇処分にした。
 同社側は、「暴行事件の捜査結果を待っていたため処分に時間がかかった」などと主張したが、判決は「時間の経過とともに職場の秩序は回復しており、処分時点では、重い懲戒処分を課す必要はなかった」と判断した。


 さすがに7年以上前の暴行事件を今更持ち出されては、働く側はたまったものでもありませんし、もしそんな事が通用するならば、その会社の人事制度は恐怖政治に陥っていると思います。
 元従業員の行為にも十分問題がありますが、社内処分はせいぜい数ヶ月の間に行わなければ、処分の意味がありませんし、その後7年間は多少の暴言はあったとはいえ、マジメに勤務していたわけですから、7年も経ってから処分というのは働く側の労働者にとってはあまりにも酷ではないでしょうか。

 それにしてもネスレ社 1年前にも遠隔地への不当配転で、会社側が敗訴していますが、さらに会社のイメージダウンとなる判決+懲戒解雇処分をした2001年からの未払い賃金の支払い義務が課されるわけで…。解雇は平成13年4月ですから、2人には5年半分のお給料の支払い義務がありますが、会社側が不当解雇をすれば、これだけの被害が出るという格好の事例になったのではないかと思います。

傘で乗客突いた神奈川県警警部、起訴猶予に

2006-10-11 00:19:04 | Weblog
傘で乗客突いた神奈川県警警部、起訴猶予に 2006年10月7日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061006i513.htm
 横浜地検は6日、電車内で乗客を傘で突くなどして傷害の現行犯で逮捕された神奈川県警幸署の警部(47)を起訴猶予処分とした。
 県警は6日付で減給10分の1(3か月)の懲戒処分にし、警部は同日、退職した。
 調べによると、警部は9月14日、小田急江ノ島線の電車内で、携帯電話で話をしていた男性(62)を殴ったり、傘で突いたりして2週間のけがを負わせた。
 横浜地検は被害者も注意されたのに電話をやめない落ち度があったことや、示談が成立していることなどを考慮したとしている。
 増子吉勇・県警監察官室長は「調査の上、厳正に処分した。今後は職員の身上把握に努める」とコメントした。


 この事件 9月18日のブログでも紹介しましたが、結果的には加害者は依願退職しましたし、この容疑者が病気を理由に2005年11月から休職中だったことも考慮すれば、処分としてはまあこんなものなのでしょうね。

中日ドラゴンズがリーグ優勝 2年ぶり7度目、日本一目指す

2006-10-11 00:17:25 | Weblog
中日ドラゴンズがリーグ優勝 2年ぶり7度目、日本一目指す 2006年10月11日 中日
http://www.chunichi.co.jp/flash/2006101090222020.html
 プロ野球セ・リーグは10日、中日ドラゴンズが東京ドームでの巨人戦に9-3で勝ち、2年ぶり7度目のリーグ制覇を果たした。 中日は今シーズン、投手力を中心とした守りの野球、1点を確実に取る堅実な攻撃方法で他の5球団を圧倒、勝利を積み重ねた。交流戦期間中の6月13日に二度目の首位に立つと、その後は独走態勢に入った。シーズン終盤、2位の阪神が猛烈な追い上げを見せたが、振り切り、通算142試合目で優勝を決めた。
 落合博満監督は2004年に就任。1年目にセ・リーグを制覇しており、2度目のリーグ優勝に導いた。
 パ・リーグの覇者と戦う日本シリーズは、21日にナゴヤドームで開幕。中日は1954年以来52年ぶりの日本一を目指す。


 プロ野球ネタをもう一つ。中日ドラゴンズ リーグ優勝おめでとうございます。一時期は阪神タイガースの急激な追い上げもあり、どうなる事かと思いましたが、最期には自力で優勝を決めましたね。
 それにしても12回の延長に一気に6点を取って勝負を決めるなんて、最期の最期まで劇的な試合をしてくれますね。
 パリーグは明日の11日から日本ハムとソフトバンクのプレイオフ第二シリーズです。どちらのチームがセリーグを制した中日と日本一の座をかけて争うのでしょうか。プロ野球にも当面目が離せそうにありません。

西武・松坂、大リーグ移籍確実に 球団は移籍金も視野に決断

2006-10-11 00:13:52 | Weblog
西武・松坂、大リーグ移籍確実に 球団は移籍金も視野に決断 2006年10月11日 産経夕刊
http://www.sankei.co.jp/news/061010/spo003.htm
 西武の松坂大輔投手(26)が来季から米大リーグでプレーすることが10日、確実になった。松坂が移籍先を自由に選べるフリーエージェント(FA)権を獲得するのは2年後だが、球団がポスティングシステム(入札制度)での大リーグ移籍を容認する方針を固めた。
 今後、日本のコミッショナー事務局に手続きを済ませ、11月以降に大リーグ各球団に契約可能であることが公示される。入札金の最高額を提示した球団に独占交渉権が与えられる。
 松坂は昨年も大リーグ挑戦を希望。球団は周囲が納得する成績を条件に移籍を認めるとしていたが、昨年は満足な成績が残せなかったとして、大リーグ挑戦を認めなかった。
 今季は自己最多の17勝をマークし、チームに貢献。球団は渡米を支持するファンの声も多く、多額の移籍金も見込めることから、エースに移籍の道を開くことを決断した。


 事情を知らない人にとっては、今年17勝もあげた投手を何故手放すの? という素朴な疑問を持たれる方もいると思いますが、松坂投手は元々大リーグでのプレー志向が強く、昨年のオフも入札方式による移籍を要望。しかし、球団は昨年の成績を理由に拒否、そして今年は17勝と大健闘しましたが、今なら移籍金(イチローの時の約14億円を超えると言われています)も入るけど、FA(フリーエージェント)権を取得した後は、移籍されてもお金が全く入ってこないという事情もあり、成績を残した今が売り時と球団は判断したようですね。

 まあ松坂選手のファンにとっては、そんなチーム事情なんてどうでもいいことですし、今は大リーグ中継もBSを中心に見ることが出来ますので、仮に海外にいっても試合中継も見ることは可能。能力的にも今が一番活躍できる時期でしょうし、ここは松坂選手を快く送り出してあげたいですね。