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携帯電話:ソフトバンクが受け付け停止…申し込み殺到で 

2006-10-29 14:53:08 | Weblog
携帯電話:ソフトバンクが受け付け停止…申し込み殺到で 2006年10月29日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061029k0000m040080000c.html
 携帯電話のソフトバンクモバイルは28日、新規加入や解約の受け付けを同日午後5時45分に停止したことを明らかにした。この日は携帯電話会社を変えてもこれまでと同じ番号を使える番号継続(ポータビリティー)制度が始まって最初の土曜日となり、利用者の動向が注目されていた。同社によると、「(ソフトバンク加入者間なら通話やメールが無料になる)新料金プランが好評で、顧客情報を管理するコンピューターシステムの処理能力を超える申し込みが殺到したため」という。通常は店頭の営業が終わる午後8~9時ごろまで受け付けている。また24時間受け付けのインターネットを通じた申し込みも取扱いを停止した。
 ソフトバンクによると、同社への乗り換え申し込みが午後から急増。午後4時半過ぎ、KDDI(au)とNTTドコモに「手続きができなくなった」と連絡し、携帯電話の移行手続きを止めた。
 番号継続制度による申し込みだけでなく、既存のソフトバンクの顧客が新しい料金プランに変更する申し込みも多かったという。未処理データを順次処理し、29日は通常通り受け付ける予定だが、申し込みが殺到すれば、再び停止する可能性もあるという。


 吉野家の牛丼のように数量限定というわけでもありませんし、とりあえず様子を見ても良いのでは…というのが私の考えでしたが、この新サービス想像以上に人気のようですね。
 まあ遠方に住んでいる1人暮らしの高齢のお父さんやお母さんとの常時連絡手段(田舎を離れて就職した方やお嫁に行ってそう頻繁に顔を出すことが出来ない娘さんには、利用しがいのあるサービスですよね…^^ )といった使い方もできますし、大手の携帯電話会社が通話し放題ならば、たとえ専用電話としても魅力的ですが、正直これ程の騒ぎになるとは…。KDDIやNTTは緊急に対抗サービスを打ち出してくるのでしょうか。

「ぶっ殺すつもり」暴走車容疑者が供述

2006-10-29 14:47:18 | Weblog
「ぶっ殺すつもり」暴走車容疑者が供述 2006年10月28日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/national/update/1028/TKY200610280212.html
 宇都宮市で27日朝、登校途中の児童の列に乗用車が突っ込み、通行人も運転していた男にナタで切りつけられた事件で、殺人未遂容疑などで逮捕された無職藤田七生容疑者(64)が宇都宮南署の調べに「ぶっ殺してやろうと思っていた」と供述していることが28日、わかった。持っていた拳銃について「200万円で買った」と話していることも判明。数年前から近隣住民と度々トラブルを起こしており、同署は、トラブル相手を殺害しようと準備していた可能性もあるとみて調べている。
 拳銃については「9月中旬ごろ、知り合いの男に持っていた方がいいと言われた」とも供述しているが、具体的な入手先は明らかにしていないという。
 調べなどによると、藤田容疑者は27日午前7時35分ごろ、児童7人の列に車を突っ込ませ、3年の児童2人に左足骨折の重傷などのけがを負わせた。その後、自宅の向かいの家の生け垣に車を激突させ、ナタと拳銃を持って上がり込んだ。
 藤田容疑者は、3年ほど前から近所の人に「殺してやる」「一生つきまとってやる」などと繰り返し暴言を吐いていた。立ち話をしている近所の住民に「何を文句言っているんだ」「何見ているんだ」と怒鳴り散らしたこともあるという。
 同署は、藤田容疑者がこうした「被害妄想」を膨らませ、特定の近所の住民を狙った可能性もあるとみて調べている。


 これまでに周囲の住民とどんないさかいがあったのか知りませんし、知りたいとも思いませんが、この容疑者の行為はあまりにも悪質ですし、死刑あるいは無期懲役の求刑が妥当かと思います。娘がいじめられたことを根にもっての犯行と聞いていますが、その娘さんや母親もさぞかし、父親や元夫の犯行に嘆き悲しんでいる事かと思います。

関連ニュース
「地域から無視されて」 宇都宮暴走車、容疑の男が供述
http://www.asahi.com/national/update/1027/TKY200610270399.html
「拳銃200万円で買った」暴走車容疑者供述 宇都宮
http://www.asahi.com/national/update/1028/TKY200610280271.html

客乗せたタクシー、酒気帯び容疑で逮捕 名古屋 

2006-10-29 14:44:10 | Weblog
客乗せたタクシー、酒気帯び容疑で逮捕 名古屋 2006年10月28日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/national/update/1028/NGY200610280009.html
 愛知県警瑞穂署は27日、名古屋市南区呼続4丁目、タクシー運転手佐々木久二容疑者(59)を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。
 調べでは、佐々木容疑者は、勤務中の同日午後9時20分ごろ、同市瑞穂区弥富通3丁目で、酒気帯びでタクシーを運転した疑い。検問の飲酒検知で呼気1リットルあたり0.3ミリグラムのアルコールが検出された。「午後6時ごろに500ミリリットルの缶ビールを3本飲んだ」と話している。逮捕当時、女性客を乗せていたという。


 前日のアルコールが少しだけ残っていて、朝方ごく微量が検知器で検知されたというのならまだしも、勤務中に堂々と飲酒してタクシーを運転するなんてとんでもない輩ですね。
 このような悪質な輩には通常の罪とは別に、2種免許永久剥奪くらいの重罰が必要ではないかと思います。

千葉の中学でいじめ 教諭が「無視」強要

2006-10-29 14:40:04 | Weblog
千葉の中学でいじめ 教諭が「無視」強要 2006年10月28日 産経
 千葉県いすみ市立大原中学校(坂間年高校長)の男性教諭(38)が長髪の男子生徒を名指しして「髪を切るまで話しかけるな」と他の生徒に強要していたことが27日、分かった。同市教委はいじめを認め、教諭を同日からの授業と学級担任から外した。
 また、教諭は複数の女子生徒に「おまえはおれのものだ」などの発言を繰り返していたほか、授業を中断して廊下で携帯電話で話し込むなどしていた。
 市教委によると、教諭は4月に同市内の別の中学校から転任、国語担当で1年の学級担任だった。9月に保護者から苦情があり、学校側が内部調査していた。教諭は学校側に対し事実関係を認め「生徒に謝りたい」と話しているという。


 はっきりいって処分甘すぎです!!! 生徒を無視した行為も十分問題行為ですが、女子生徒への「おまえはおれのものだ」発言や授業を中断して廊下で携帯電話で話し込む行為の数々は、どう考えても教師としての適性に欠けていますし、免職になってもおかしくないのでは…。もし教師を続けさせるのならば、数ヶ月単位でその教師への再教育くらいは課すべきかと思います。

社会保障給付、高齢者60兆円超 児童家族関係の20倍

2006-10-29 14:37:32 | Weblog
社会保障給付、高齢者60兆円超 児童家族関係の20倍 2006年10月28日 朝日
http://www.asahi.com/life/update/1027/010.html
 医療や年金、福祉などに政府や公的保険から支払われた04年度の社会保障給付費は85兆6469億円で、過去最高を更新したことが27日、国立社会保障・人口問題研究所のまとめで分かった。そのうち高齢者への給付は60兆6537億円と初めて60兆円を突破。一方で少子化対策など児童・家族関係費は2.3%減の3兆906億円で、高齢者の20分の1の水準にとどまった。
 全体の給付費は前年度より1.6%増えたが、1950年度の集計開始以降、3番目に低い伸びだった。年金の受給年齢引き上げなどによる伸びの抑制や失業給付の減少などのためだ。だが国民所得に占める給付費の割合は0.21ポイント増の23.72%で過去最高を更新した。
 内訳をみると、年金が1.6%増の45兆5188億円、医療は2.0%増の27兆1537億円、介護を含む「福祉その他」は0.8%増の12兆9744億円だった。国民一人あたりの給付費は1.6%増の67万800円だった。
 給付費に占める高齢者分の割合は、前年度比0.4ポイント増の70.8%を占めた。これに対し、児童手当や出産育児費など児童・家族向け給付費の割合は0.2ポイント減の3.6%に。公的給付が高齢者に偏っている現状が改めて浮き彫りになった。

国立社会保障・人口問題研究所 平成16年度 社会保障給付費 はこちら
http://www.ipss.go.jp/ss-cost/j/kyuhuhi-h16/kyuuhu_h16.asp

 世の中では少子化対策が盛んに議論されていますが、その割には予算ベースでは一向に増えませんし、高齢関係予算とのバランスは崩れるばかり。
 巷では働く既婚女性が子供を持つかどうかは『第一子出産の選択は企業の両立支援策』『第二子の出産の選択は夫の子育て参加度』次第と言われていますが、『第三子出産の選択は教育費用など経済的要因』が影響するのだとか。
 子育て世代によっては親御さん世代からの援助を期待できるほど裕福でない家庭もありますし、子育て関連費用は私的負担ではなく、社会全体で支えていく姿勢が必要なのでは…という気もしますね。

学生無年金訴訟、原告逆転敗訴 東京高裁

2006-10-29 14:34:23 | Weblog
学生無年金訴訟、原告逆転敗訴 東京高裁 2006年10月26日 産経夕刊
http://www.sankei.co.jp/news/061026/sha018.htm
 学生の国民年金加入が任意だった時代に未加入のまま、精神障害を負った東京都内の男性(38)が、国に障害基礎年金の不支給処分取り消しなどを求めた訴訟の控訴審判決が26日、東京高裁であった。浜野惺(しずか)裁判長は、国に支給を命じた1審・東京地裁判決を取り消し、男性敗訴の判決を言い渡した。男性は上告する方針。
 国民年金法は、国民年金未加入者でも初診日が20歳未満の場合は障害基礎年金が支給されると規定。男性は統合失調症で、初診は20歳だった。
 統合失調症は発病してから医師の診断を受けるまでの間のズレが生じることが予想されるため、法の「初診日規定」を柔軟に解釈できるかが主な争点だった。
 浜野裁判長は「障害を認定する客観性を確保するため、法は初診日の要件を規定している。司法が規定を柔軟に解釈するのは、法を改変することで立法権の侵害」と述べ、法を厳密に解釈。初診が20歳だった男性には受給資格がないと判断した。
 1審判決は、カルテなどから、遅くても19歳のときには発病していたと認定。「こうした場合は例外的に法の拡張解釈が許される」として受給を認めていた。
 無年金の元学生や主婦の救済をめぐっては、昨年4月に「特別障害給付金支給法」が施行されているが、給付額は障害基礎年金の6割程度にとどまっている。


 障害年金2級クラスとなると、SEなどの特殊な職業を別にすれば、普通の企業で働き続けることは限りなく困難ですし、障害基礎年金を受給できるかどうかは死活問題。
 とはいえ、かっては学生は任意加入としていた時期もあったため(20歳以上の学生が国民年金に強制加入になったのは平成3年4月から)障害発生時に国民年金に加入していなかったために障害基礎年金を受け取れない方のために、平成17年4月より特別障害給付金を支給する制度が出来ました。
 ただこの特別障害給付金制度。金額水準の差だけでなく、所得制限もあり、しかも過去5年分に遡って受給することができない(事後重症の障害基礎年金と同じ取扱)ため、障害基礎年金とは似て非なる制度です。
 今回の裁判は残念ながら、原告逆転敗訴という形になってしまいました。男性は上告するようですが、最高裁はどう判断するのでしょうね。


特別障害給付金の解説はこちら
http://www.sia.go.jp/seido/tokubetu/0311.htm
統合失調症のわかりやすい解説はこちら(精神科医さんのサイト)
http://www2f.biglobe.ne.jp/~yasuq/schizophrenia2.htm

京都一人旅の女性狙いわいせつ容疑、タクシー運転手逮捕

2006-10-29 14:30:59 | Weblog
京都一人旅の女性狙いわいせつ容疑、タクシー運転手逮捕 2006年10月27日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/national/update/1027/OSK200610270013.html
 京都に一人旅で来た女性に、「ガイドブックに載っていない寺を案内する」と言ってホテルに連れ込み、わいせつな行為をしたとして、京都府警は26日、京都市西京区山田平尾町のタクシー運転手、岡崎直克容疑者(66)を準強制わいせつ容疑で逮捕した。同容疑者は「同意のもとでの行為だった」と否認しているという。
 西京署の調べでは、岡崎容疑者は7月20日午後、西京区内の寺に良縁祈願に訪れた栃木県の30代の女性に「穴場の縁結びの寺に連れて行ってあげる。そっちの寺の方が御利益がある」などと言って信用させ、同区内の別の寺に寄った後、同府亀岡市内のホテルに連れ込んで体を触るなどした疑い。
 岡崎容疑者は女性から料金として約1万5000円を受け取り、「体に『梵(ぼん)』の字を書くと、縁結びの効果がある。ここでは書けない」と言ってホテルに連れて行ったという。


 こういう輩が1人でもいると、京都のイメージが一気に下がってしまいますし、ホント『ふざけるな!』と一喝したくなります。女性の京都に憧れる気持ちを悪用した犯行は絶対に許せない行為ですし、この女性にとっては一生心に残るトラウマになるのでは…。この女性の心のケアが心配です。

妊婦死亡、10病院は「満床」…拠点病院に妊婦集中 

2006-10-29 00:39:58 | Weblog
妊婦死亡、10病院は「満床」…拠点病院に妊婦集中 2006年10月28日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061028i105.htm
 奈良県大淀町の町立大淀病院で出産時に意識不明になった妊婦が19病院で相次ぎ転院を断られ、死亡した問題で、このうち10病院は「ベッドが満床」という理由で受け入れを断っていたことがわかった。
 ほとんどは、緊急で高度な産科医療を担うはずの拠点病院。医師不足や、中規模病院の産科からの撤退などの影響で、拠点病院に妊婦が集中し、肝心な時に受け入れが困難になる実態が背景にあった。
 「『拒否』ではない。受け入れたくても、不可能なんだ」。ある病院の関係者は、苦渋の表情を浮かべる。
 読売新聞の調べで判明した19病院は、奈良県内2か所と大阪府内が17か所だった。搬送要請を受けた時、満床か収容予定の患者が既に決まっていた病院は10か所。うち大阪市立総合医療センターなど5病院は新生児集中治療室(NICU)が満床だった。
 妊婦は大淀病院で、妊娠中毒症による「子癇(しかん)発作」と診断されており、同センターは「子癇では赤ちゃんも危ないケースが多く、NICUが空いていないと受け入れは難しい」と説明する。
 5病院は、母親のためのベッドなどが満床だった。近畿大病院はNICUに空きはあったものの、出産用の母体ベッドは12床すべてが埋まっていた。
 このほか、帝王切開の手術中で、対応できなかった病院が2か所。「麻酔科医が自宅待機しており、すぐに対応できない」と断った病院もあった。


 だからこそ、奈良県にも総合周産期母子医療センターを至急建設して欲しいと思うのですが、常識的に考えても県内の中核病院である、県立奈良病院(奈良市 人口37.5万人)か奈良県立医科大学付属病院(橿原市 人口12.5万人)のどちらかが母体になるしかないわけで…。ただ両病院ともその気はないようです。
 病床数だけなら奈良県立医科大学付属病院の方が大きいですが、人口規模から見ると奈良市に設けた方が良いと個人的には思いますが、県としてはどちらの病院を本命視しているのでしょうね?

 ちなみに、奈良県立奈良病院は産婦人科医が深夜の残業代を払えとして、経営者側と医師側で争っているようですが、いっそ総合周産期母子医療センターになり(勿論専用のセンターを別途建設します)24時間責任を持って診療することを条件に、県から財源と人材を投入してもらい、労働条件を飲ませるという発想はないんでしょうか? そのくらいの覚悟があるのならば、住民も彼らを支えていこうと、本気になってくれると思うんですけどね…。

関連ニュース
周産期母子医療センター:県に体制充実求め申し入れ--「建設を求める会」 /奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061028-00000171-mailo-l29
周産期母子医療センター:厚労相「来年度中に整備」--衆院厚生労働委 /奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061028-00000170-mailo-l29

ギャンブル負けたと振り込め詐欺2件、計257万被害

2006-10-29 00:31:03 | Weblog
ギャンブル負けたと振り込め詐欺2件、計257万被害 2006年10月27日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061027i202.htm
 26日午前9時ごろ、埼玉県川口市の女性パート従業員(61)の携帯電話に、男の声で「カジノで借金した。100万円なんとかしてほしい」と電話があった。
 女性は横浜市に住む大学院生の二男(26)と思い込み、指定された口座に現金60万円を振り込んだ。
 また、同日午前11時ごろには、同県桶川市の無職男性(69)方に、男の声で「金を借り、ギャンブルをして負けた」と電話があった。
 同居する会社員の長男(45)からの電話と信じ込んだ男性は、現金197万円を振り込んだ。
 川口、上尾両署で詐欺事件として調べている。


 う~ん。これだけ振込詐欺が世間を騒がせているのに、振込詐欺の手口が『ギャンブルの借金』などという いかにも原始的な手口ですが、そんな理由でも未だに騙されてしまう人も中にはいるんですね…(驚
 もし自分の息子(を装う人間)がそんな理由でお金を用立てしてくれるように要求してきたならば、問答無用で一喝して電話を切る方がその息子のためでは…という気もしますが、最近の親は子供を甘やかし過ぎです!!!
 26歳の息子のケースはまだしも、45歳の長男を装ったケースでは、その長男は一家の大黒柱的な稼ぎ手でしょうし、不自然に思わなかったのでしょうか? この年齢ならば、普通立場は逆で、息子が親を養う方が自然でしょうに…。

申請書類246件を4年間放置、神奈川県職員を懲戒免職

2006-10-29 00:27:39 | Weblog
申請書類246件を4年間放置、神奈川県職員を懲戒免職 2006年10月28日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061027ic25.htm
 神奈川県は27日、申請書類を段ボール箱に隠して約4年間にわたって放置するなどしていたとして、横須賀土木事務所の男性職員(40)を懲戒免職とした。
 監督責任を問い、土木事務所長を減給10分の1(2か月)にするなど計16人に減給、戒告などの処分をした。
 放置していたのは、公園内でテレビ撮影などを認める都市公園内行為許可や、特殊車両通行に関する申請書など、2002~05年度に受け付けた246件。
 職員は、書類がたまると、職場の机の引き出しに隠したり、段ボール7箱に詰めて別室に隠したりしていた。職員は「やらなければならないという気持ちはあったが、進まなかった」と話しているという。
 今年1月に申請者からの問い合わせで発覚するまでは、「処理が遅れている」と答え、上司も気付かなかったという。
 このほかにも、所長決裁が必要なのに、勝手に印鑑を押して許可書を出していたケースが29件、申請書類の控えを適切な場所に保管しておかなかったり、記入漏れなどのミスも81件あった。正式な手続きを取らず、受付窓口で、口頭で許可を伝えていたこともあったという。県は「許可できなかったり、取り消しが必要なものはなく、実害はない」としている。


 この容疑者の行為 まるで幼稚園児並みですね…(呆
 仕事をこなしきれないのならば、速やかに上司に報告すればいいだけのことですし、何が彼を4年間に渡りこのような行為に走らせたのでしょうか。
 懲戒解雇は当然の処分かと思います。

「高齢」で?群馬大医学部不合格、主婦の入学請求棄却 

2006-10-29 00:26:03 | Weblog
「高齢」で?群馬大医学部不合格、主婦の入学請求棄却 2006年10月27日
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061027i102.htm
産経夕刊 http://www.sankei.co.jp/news/061027/sha007.htm
 筆記試験で合格者平均点を上回りながら、面接で高齢を理由に不合格にされたとして、群馬大医学部を受験した東京都目黒区、主婦佐藤薫さん(56)が同大を相手取り、入学許可を求めた行政訴訟の判決が27日、前橋地裁であった。
 松丸伸一郎裁判長は「年齢により差別されたことが明白とは認められない」などと述べ、原告の請求を棄却した。
 同大が「医師には知力・体力・気力が必要」などと説明していたことについては、合理性があるとした。
 訴えによると、佐藤さんは同大医学部医学科の05年度の入試で不合格となったが、大学に得点を開示請求したところ、筆記試験のセンター試験と2次試験の合計点は合格者平均より10点以上高かった。
 同大に電話で問い合わせた際、入学事務担当者から「個人的な見解」と前置きされた上で、年齢が理由と受け取れる説明を受けたと主張していた。
 判決は「医学・医療に携わる人材としてふさわしい人格と適性があるかは、医療に携わってきた面接官の最終的な判断に委ねるのが適当で、裁判所の審理に適さない」とし、「面接の状況を認定する十分な証拠もない」と判断した。
 佐藤さんは「残念の一言。今も医師になりたいという思いがある。1年4か月、判決を待っていたので、今後のことはこれから考えたい。控訴についても相談して決めたい」と述べた。


 海外では、ご年配の方が長年社会人を経験した後に大学に入り直すことも決して珍しくありませんが、このケースでも、もしこの主婦が目指した学部が医学部でなかったら、合格していたのでしょうか。
 医師を目指す人に年齢要件をつけることが合理的かどうかのコメントは控えますが、『裁判所は逃げたな』というのが正直な印象です。

「次男」として60年、母からの縁切り認めず

2006-10-29 00:21:56 | Weblog
「次男」として60年、母からの縁切り認めず 2006年10月27日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/1027/TKY200610260436.html
 東京都内でそば店を営む女性(98)が、本当は他人の子供なのに実子として育てた次男(63)との親子関係が存在しないことの確認を求めた訴訟の差し戻し控訴審判決で、東京高裁は26日、「縁切り」を認めるのは「権利の乱用にあたる」として、女性の請求を棄却した。大喜多啓光裁判長は「訴訟は、相続財産を独占しようとする目的で、女性の長男が主導して起こしたと推認できる」と述べた。
 最高裁が7月、実の親子として暮らしてきた生活実態に照らせば、親子関係がないとの主張自体が権利の乱用にあたる場合があると判断。縁切りを認めた二審判決を破棄し、審理を差し戻していた。
 判決によると、次男は戸籍上の父が知人からもらい受け、実子と偽って出生届を出した。高校卒業後、家業のそば店で働いていた。33歳の時父が亡くなり、女性(母)と長男(兄)と、ほぼ3分の1ずつ遺産を相続。35歳で結婚し、独立した。
 大喜多裁判長は「女性が半世紀以上にわたって次男が実子であることを否定したことはない」などと指摘。「親子関係の不存在を確定すれば、著しく不当な結果をもたらす」と結論づけた。


 いくら実子ではないとわかっていても60年間も親子として生活していた子供と急に縁切りなんてどう考えても不自然ですし、裁判長が「訴訟は、相続財産を独占しようとする目的で、女性の長男が主導して起こした」と判断したのも妥当だと思います。
 それにしても『争族』(私達ファイナンシャルプランナーの世界では相続でもめることを争族と呼びます)は醜いですね。
 家業のソバ屋を長男に継がせたいのならば、残りの現金預金をその分余分に二次相続(お母さんがなくなった時の相続)の時に次男に分配してあげればよいだけですし、もし家以外にまとまった資産がないのならば、長男がその分の現金を渡すといった形で円満に相続して欲しいもの。
 お亡くなりになったお父さんが草葉の陰で悲しむような大人気ないマネだけはして欲しくなかったと思います。

卒業生も単位足らず 県立7校、私立1校

2006-10-29 00:17:26 | Weblog
卒業生も単位足らず 県立7校、私立1校 2006年10月28日 北日本
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20061028/1051.html
 県教委と県は二十七日、県立高校七校と私立高校一校で、必修科目の単位数が不足したまま卒業させていたケースがあったと発表した。
 卒業生の単位数が足りなかったのは、県立で高岡南、八尾、富山南、呉羽、高岡、砺波、氷見、私立は富山国際大付属の計八校。
 富山南は平成十-十七年度の卒業生全二千五十二人に、必修となっている地理歴史教科二科目のうち一科目しか履修させていなかった。進学資料の基になる生徒指導要録には二科目を履修したと虚偽の記載をし、入試に直結する一科目だけ授業を受けさせていた。
 砺波も普通科理系と理数科の十五-十七年度卒業生に、地理歴史教科の授業を一科目しか行わなかった。
 高岡は理数科の十七年度卒業生四十一人に、公民教科の現代社会を、倫理や日本史などの科目に振り替えていた。
 氷見は十七年度の普通科卒業生百九十八人に対し、一年次に情報Aの二単位のうち、一単位を理科総合Aに充てていた。
 富山国際大付属は約十年前から、普通科大学進学コース(理系)の三年生に対し、カリキュラムに定められた日本史ではなく現代社会の授業を充てていた。
 文部科学省教育課程課は、単位不足のまま卒業したケースについて「生徒に落ち度があったわけではないので、卒業を取り消すことはできない」としている。


 確かに、既に卒業してしまった生徒の卒業を取り消さないのは現実的な対応かと思いますが、たまたま今回判明してしまった3年生には厳しく接するというのでは、被害にあった高校3年生だけでなく、その親御さんにも反感を買いそうですね。
 1日1コマ程度の補習で追いつける程度ならまだしも、数百時間足りないという学生もいますし、もしそういった学生にまで補習を強要し、受けなければ卒業させないのでは、それこそ公平性に欠けると考えるのは私だけでしょうか。

関連ニュース
履修不足:政府の救済措置検討、難しい対応迫られる
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061029k0000m010088000c.html

必修逃れ、文科省は扱いに苦慮…要望相次ぎ

2006-10-29 00:12:17 | Weblog
必修逃れ、文科省は扱いに苦慮…要望相次ぎ 2006年10月28日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061028icw6.htm
 全国各地の高校で必修科目が教えられていない問題で、履修漏れの3年生をどう扱うか、文部科学省が揺れている。
 27日にはPTAの団体が配慮を求める要望書を提出したほか、安倍首相も伊吹文部科学相に負担軽減策の策定を指示した。しかし、必修科目を定めた学習指導要領には法的拘束力があり、授業時間短縮には簡単に踏み切れない。“徳政令”を出すのかどうか――。文科省の対応に注目が集まる。
 今回履修漏れが見つかった必修科目は、学習指導要領で必ず履修しなければならないと定められている。50分授業を週2回、年間計70回履修するのが原則で、例えば、「世界史」が未履修の生徒は、これから最低70回の補習が必要になる。
 当初、伊吹文科相は「指導要領に決めた通りの授業は受けていただく。各都道府県に厳正に通知するつもりだ」と語り、同省内でも、「生徒に履修してもらう」という意見が大勢を占めていた。だが、全国高等学校PTA連合会から生徒への配慮を要望されたり、与党から負担軽減策をまとめるよう求められたりする中、風向きが変わってきた。
 文科省によると、学校教育法の施行規則には「カリキュラムは学習指導要領によるものとする」とあるため、学習指導要領には法的拘束力がある。同省が指導要領に従わないという方針を打ち出せば、“超法規的措置”をとることになってしまう。「必ずやるから必修なのに、簡単には曲げられない」と、ある幹部は当惑気味だ。
 リポート提出などを条件に、授業時間の短縮も考えられるが、他の幹部は「履修は、授業を受けるという意味。リポートは評価をつけるために使うもので、それで授業時間を減らすのはおかしい」と首をかしげる。
 ただ、生徒に責任はないだけに、職員の中からは「災害時や病欠などのように、長期間、授業を受けなくても、単位が認められるケースもある」などの意見も出始めている。

 常識的に考えて、1月中旬から2月中旬の受験シーズンは補習なんて受けられるわけがありませんし、生徒に責任があるわけでもなく、議論が進んでいる間にも時間だけは過ぎていく…。今年卒業するはずの3年生に原則論で押し切ろうとしても現場が回らないだけではないでしょうか。
 中には350コマ(1コマ50分)もの補習が必要な生徒もいますし、もし受けられなかったから卒業させないというのでは、生徒の今後のライフプランにも大きな影響を与えかねませんし、今年だけは特例扱いあるいは大幅な配慮も致し方ないのでは…と個人的には考えています。(学校側に責任を押し付けるのならば、それを監督し切れなかった文部科学省の罪はもっと重いのではないでしょうか)

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