業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

DTN!!! その6

2008年07月03日 | 事例検討
実地指導のおかげで、ひがしケアプランのケアマネ全員が
ギスギスしています。
トゲトゲしています。
平成18年の改正のときだって残業なんかほとんどしたことのないユルい職場だったのに、
今は朝から夕方遅くまでもくもくと仕事をし、
あーでもないこーでもないとか
そんなふうには教えてもらわなかったとか
いつそう決まったのか知らなかったとか
口を開けばグチばかりです。
こんな職場に誰がした!
と叫びたい。
ちなみにハリケンは残業はしません。
したくても出来ないんです。医者にとめられてますからね。
なのでたったひとりで日曜出勤してます。休みナシです。
厚生労働省の方々に申し上げたい。
来期から、実地指導は1年前に通達して来て下さいと。
え?
それじゃ指導にならないって?
そんなの当然じゃん。
現任のケアマネがあんたたちに指導される筋合いなんか最初っからないんです。すみませんけどね。








さて、リュークです。

ぜってー要介護4にはなる!とふんでサービスをギッシリ詰め込んだ挙句、要介護3を出してしまったハリケン。
要介護4なら通院等乗降介助ではなく身体でイケると思い、
「身体(介護1)をいただく場合はタクシー代はロハ(タダ)です」
をやっちゃってくれちゃっていたヘルステつくし。
3850点の不足ぶんをどうしましょう。

で、思いつくのはトーゼン不正な操作でございます。

幸いなことに、リュークは区変中でしたので、先月分つまり5月ぶんは月遅れ請求となっておりますので、6月に不足してしまった3850点をそこに乗っけ盛りです。

身体1生活2⇒身体2生活1に。
身体2生活1⇒身体3に。

ハリケンの良心の許容範囲をハミ出して、乗っけて乗っけて盛りました。
念のため情報連絡票も書き直して出し直し。
5月のたった10日間のサービスに、3850点も盛るのですからそれはそれは大変な捏造でございました。
実際にヘルパーさんの派遣されていない時間帯に嘘サービスを差し込むワケにはいきませんので、何度も何度も提供表を作り直し、やっとこさ点数がうまったところであらためてヘルステつくしにFAXを流し、実績1入れさせて送り返させたんですが、どーゆーわけなのかつくしさん、あとからあとから
「すみません、○日の○時、サービスに入ったのを忘れていました」
と、すでに実績を確認している時間帯にさらにサービスを手書きで差し込んでくるんです。
別に悪どく取ったろと思ってやっているのではなく、混乱してるんですね。
こういう盛りだくさんのサービスをかつて供したことがない、未熟なヘルステなんです。

最終的には
「お願いですから冷静になってもう一度提供票を見て下さい、そして黙ってこの通りに請求して下さい!」
とキレ気味に言って落ち着かせましたが、今月請求ぶんが返戻で戻ってくるかどうかとっても見ものです。




しかし、リュークの、いや、ハリケンの悲劇はこれだけでは済みませんでした。




6月16日。
保護費も年金もはいってやっとリュークの生活が落ち着き始めたかなと思った頃のことです。

保護課から、リュークがもといた区の保護の中止通知がやっと出たという連絡がありました。
住所がかわったのですから、保護変更手続きが終わらなければ、介護券や医療券が出ませんからね。
おおやっと出たか、だったら自宅にも通知が来てるはずだよな。
あ、そう言えば、リュークんちのポストってまだ誰も確認してないかも知れない。
そう思った私は、リューク宅に行って、リュークに許可を得て、郵便ポストを覗いてみたんです。

団地の集合ポストの中にピザ屋の割引券や出張ヘルスのチラシにまじって届いていた一通の封書が、私を恐怖のどん底に陥れました。



さあ一体それはなんだったでしょうか。










カンのいいケアマネさんならもうお気付きでしょう。





そうです。




それは



介護保険料未払い・催促通知
でした。


あっはっはっはっは。
ホントに終わったなこりゃ。





                         つづく