業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

DTN!!! その7

2008年07月16日 | 事例検討
実地指導までもーあと日にちがありません。
ファイル整理のおかげで、通常業務がさっぱりです。
なのに認定調査は3件手付かずだし、入退院はあるし、マジでアタマが煮えそうです。
私は、自分が新規で担当した利用者に関しては、きっちり長期1年・短期6ヶ月のスパンで計画を作ります。
つまり長期に短期を合わせるワケです。
次回更新まであと2ヶ月だとしたら長期も短期も2ヶ月で揃えています。
短期の終りは絶対にその月の末日にします。
なのに、18年以前からケアマネをやってる(やってた)先輩ケアマネさんたちの中には、ご丁寧にきっちりきっちり6ヶ月ごとの計画を作っている方がよーけおられ、そのため更新前の最後の計画の短期が1ヶ月という極端なケースもあります。
日付も○月19日とか月の途中になっていてとっても面倒です。
また、楽しいことに、特に意味もなく短期も長期も1年というイミフな計画を作成されていた先輩もおられたりして、殴りたい気持ちを抑えるのにひと苦労します。
ヒトのケースを引き継ぐということがこんなにも大変なことだとはねえ。
トホホ。




6月18日のこと。
リュークの区のナマホ課から電話があったんで、急いで出かけまして、未払いの介護保険料のことで相談しました。
コメントでご指摘いただきましたように、この未払いはリュークがナマホになってからの滞納です。期間は4ヶ月でした。
ナマホで保険料を滞納するのは略取です。
と、区のナマホ課のおツボネ様が、まるで私が滞納者であるかのよーに睨む。
で、どうしたかというと、リュークを説得したおして、すぐに支払わせましたさ。
しまいにはオドシましたよ、
明日からもうヘルパーさんは寄越しません。
それでもいいんですね!!

って。
で、とりあえず2ヶ月ぶん、次に保護費が入ったらまた2ヶ月ぶんすぐに支払いさせますからとナマホ課にお願いもしました。
ココロの中では
こんなヤツ、もうどうなろうと知ったことか!!
と思ってましたので、なんでこいつのために私がこんなに惨めな思いをせなならんのじゃと情けなくなりました。どー思われようと、それが正直な気持ちです。

しかしまあ、払ってくれてよかった。
一時はどうなることかと思いましたよ。
だってリュークは、気に入らないことがあるとカネを払わないヤツなので。

今回入院する前に頼んでいた配食弁当の代金も踏み倒しています。
また、退院直後に私が「とりあえず何か食べるものが必要だから」と拝んでリュークにとらせた配食弁当の代金も、まずかったから食べなかったからと、いまだに支払いが済んでいないんです。
家賃も滞納しています。
催促の電話がかかると、本人であることはバレバレなのに平気で留守番のヒトになりすましたり、キレて受話器をポータブルの中にほりこんだりします。
ホントに始末におえない、そんなヤツなんです!!!!!
あんたが毎月もらっているそのカネは、あんたのカネであってあんたのカネではないんだよと、ついそう言いたくなる。
ひどいケアマネだ、人権無視だと言いたければ言え。
彼に会って、実際に担当してみりゃわかるから。
リュークはそんな利用者なんです。


そんなこんなで月日が流れ、7月になり、リュークもヘルパーさんもお互いに慣れ、最初のレセが無事済んだある日のこと。
つくしヘルステのサ責から電話があり、リュークから、
下痢が止まらないから入院する
と連絡があったという報告が。
慌ててリューク宅に電話したら
いま救急隊員が来てるから
と電話を切られてしまい、そこで私も軽くブチ切れてしまいました。
私は、リュークがここ数日お腹の調子が悪くて、クリニックから処方されていた整腸剤を自己判断で怠薬しており、全然飲んでいなかったのを知ってました。
そもそもリュークがお腹を壊したのは、このムシ暑い夏のさなかに、ヘルパーさんが大大大反対するのも聞かず
(冷蔵庫まで)行くのも面倒くさい
と言って、朝ごはん用のおにぎりを枕元にずらりと並べており、それを食べたからなんです。
リュークには本当に申し訳ないけれど、もう知ったことかと思いました。
救急搬送でもなんでもされてしまえ、と。
搬送先は中央病院に決まってる。
行けばわかるさ。
少なくともこの市内には
リュークを入院させてくれる病院なんか一軒もないってことが。


で、夕方の6時に搬送されたにも関わらず、やっぱりリュークは返されました。
この界隈の主だった病院のほとんどで入院費を未払いのまま放置しているリュークが、入院なんかできるはずがないんです。
病院がオニなんじゃない。世間が冷たいんじゃない。
自業自得だよ。
いい加減気づけよ。

しかし、もっとアタマにきたのは、つくしヘルステが、ケアマネにひとこともことわりなく、リュークに請われるまま介護タクシーを出して迎えに行ったことです。
22時だよ。
深夜料金だよ、50%加算だよ!!!
タダでさえ限度額がキツキツなのにどうして勝手にそんなことすんの!!
いくら月はじめとはいえ、
いくらたった150単位とはいえ、
いい加減にもホドってもんがあるだろ!!



稀に見るオレ様利用者リューク。
有り得ないダメダメヘルステつくし。
木の葉のように彼らに翻弄されていく私が、本当の地獄を見るのはそれから数日後のことです。



                           つづく