業務日誌

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あいつの名はケアマネージャー

特養優先入所指針 その1

2008年04月10日 | 事例検討
ハリケンの勤務する(特定)医療法人ひがし会。
系列には社会福祉法人ひがし福祉会もあります。
居宅介護支援事業所は全部で7箇所。

最近わかったことですが、医療法人ひがし会の居介のひとつ、みなみケアプランというところが、とんでもなくおバカな不正をやってたそうです。
あまりにもバカバカしいので記載するのも恥ずかしいのですが暴露しちゃいます

ケアマネと利用者の契約関係は、
入院したとき
入所したとき
死亡したとき
には解除となりますね。
それ以外にも、利用者から解約の申し入れがあったときや、居介の人員制限の関係で担当の継続が困難になったときとかいろいろあります。
で、このみなみ会の居介は、利用者が入院・退院するたんびに新規加算をとっていたらしいです。
新規加算Ⅱのことじゃありません。
2週間程度の入院であってもとってたらしいです。
このみなみ会は病院併設で、老健もありますんで、老健に入所した利用者が3ヶ月とかで退所して在宅復帰となり、以前と同じケアマネが担当に復帰した、なんて場合もガンガン新規加算をもらっていたらしい。
ちょっと聞くと微妙に思えますが、これはダメです。

私が先月担当することになった予防の利用者のときなんかこうでした。
去年の夏に予防になったのがきっかけでサービスの利用をやめ、プランがなくなったのですが、今年3月になって事情がかわり、予防訪問介護を利用することになったんです。
以前はデンタル糸居が担当してたのを私が持つこととなりましたので、新規の予防給付の利用者だからと思い、その区の包括に新規加算を請求したところハネられてしまいました
担当を外れて半年以上もたっているし、予防になってからは初めて担当する方です。Q&Aをみても新規加算がとれると書いてあるのに、そこの包括はダメだと言い張るんですよ。
主任のカニちゃんもかなり噛み付いたんです。
他の区の包括では同じようなケースで新規加算をもらったこともあるのにおかしい、と言ったら
「それはそこ(の包括)がおかしいんです。」
と一蹴でした。

このように、新規加算に関しては不可解なことがあります。
入院してちょうど30日めに退院してきたらどうなのかとか、退院時のカンファには医師が同席していないとダメなのか、とかね。

まあ、このあたりのハナシは、自治体の解釈によっても違うかもしれませんのでご注意下さいといい置いて、と。

今回お話したいのは新規加算のことじゃないんです。
タイトルのとおり、特養優先入所指針のことでございます。

ケアマネをやっていますと、担当を外れたあとでも関わらなくてはならないケースがありますね。
ハリケンが担当していたディカプリオさん78歳男性・要介護3と、その妻ジェシカさん80歳女性・要介護4のご夫婦。
ディカプリオは現在ひがし会系の病院に入院中。大きな声では言えませんが長期入院です。今月でちょうど7ヶ月くらいです。
妻ジェシカは現在、市では評判の良い特養・徒然荘(仮称)に入所中。
ハリケンのケアマネとしての仕事はもうありません。
ですが、ワケあって、私はこの夫婦とご家族に、ずっとずっと関り続けています。

長くなるので次回につづく。