業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

いらん世話

2007年04月23日 | 業務日誌
画像…まさにタイトル通りの『いらん世話』です。

長文です。興味のない方はどうかスルーを。

やれやれというか、疲れました。
いえ、今日の事例検討会のことです。
炎のケアマネ・アイリン女史の担当ケースだったので、さぞや会議が荒れるだろうなと予想していたのですが…
なんのこたない、1番荒れたのはこの私でしたがな。

出席者はケアマネ/アイリン女史・カニちゃん・オリーブ・ハリケン。
ヘルステ/目くそ・フケ 他登録2名。
オブザーバーとして事務長です。

事例をざっと説明しますと
妻ヨーコ・要支援2 長患いの心疾患があって長い距離歩行不可。82歳。
夫ジョン・要支援1 比較的元気なジジィ男性。前屈姿勢がとれない85歳。
ふたりとも予防なので、アイリンさんはこのお宅に妻の支援として予防訪問介護Ⅲ(週に3回程度のサービス)をいれています。
ちなみにナマホです。
ま、結構うるさいご夫婦です。依頼も多いし、家事のやり方にも文句が出る。
週に3度の家事の内訳は、妻が買物に行くときは買物の同行と介助、そのほかは掃除だそうです。

ヘルパーさんがこの夫婦を、記念すべき検討会の第1回目事例に選んだワケは
「区分変更してほしい」ということなのだそう。
現場の意見として、
・体調が悪くて這って移動することもあるのに、要支援だなんておかしい。
・買物に同行するときは車椅子を使ってヘルパーが押していくのに、身体介護じゃないなんて納得出来ない。
というのがまず出ました。
これにアイリンさんが反論。
認定調査表を提示し、特記を読み上げ、これでも要支援になってしまうんだ、それを阻止して介護給付にしたいのはケアマネだって同じだと発言。
つまり利用者の介護の状況ヘルパーの業務の内容がくいちがうからといって、ケアマネに検討してくれとこの事例を持ってこられること自体が介護保険をナメてませんか、と切り付けました。(もちろんこの記述の通りに言ったワケじゃありません)
はじめにこうしてヘルパーのアタマを押さえつけてしまったので、あとはケアマネのペースになってしまい、「そもそも予防とは」と流れていきました。
まあ、こういう一方的な話し合いはあまり好きじゃありません。
双方に「教えてもらおう」という姿勢がない。勝ち負けというか、優劣をつけたがっているみたいでイヤなカンジです。
ヘルパーを庇う義理はありませんが、アイリン女史の態度に(意図的だとは言いませんが)ケアマネのやることに文句をつけるなというニオイがするのがなんだかね。

しかし、反論できないヘルパーさんたちにもいい加減イライラしていました。
何を言ってもひっくり返されて、普段から何も意識せずに業務をこなしているから、こんな場できちんと発言できないんだよと思ってたのです。

そんな私が爆発したのは、途中で担当の登録ヘルパーさんから
「私たち、これまでは車椅子を押して外出の援助をするときは身体介護としてお給料をもらっていました。同じことをしているのに生活援助の報酬になってしまうのは納得できません」
という発言が出たときでした。
「ちょっと待って下さい」と、とうとう口出ししてしまうま。


ああやっぱりギザ長す(何
分けることにしまりす。