業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

…住民は見ていた その1

2007年04月10日 | 担当者会議
「ハリケンさん、もう私我慢できんのだわ!」

今日、とあるヘルパーさんから、ひがしヘルステのサービス提供責任者目くそについて相談されました。
それはウチではなく、他居介のケアマネに依頼されている某利用者さん宅の事例でした。

ひがし区の某町、桜のキレイな公園の前にPさんという利用者さんが住んでいました。
Pさんは老夫婦ふたり暮らし、ケアマネさんはひがし会のとなりブロックのうららか居宅介護支援事業所のNさんです。
このPさん宅は包括も知っている困難事例
どう困難か、ちょっと説明させてもらうと
ゴキブリ屋敷
なんです。

ゴキブリ屋敷というよりも、このPさん宅がゴキブリホ○ホイそのものと言っていい。
そこのケアマネさん、「なによ、ゴキブリ屋敷なら私の知っているお宅にもあってよ」と思っておられるかもしれませんが、このPさんちはそんじょそこらのゴキブリ屋敷とはひと味違いまっせ
なんせ、1度に15個のゴキブリホイ○イをセットし、週に1度交換するその頃には接着面がまったく見えないほどの収穫。
重ねた座布団と座布団の間、壁にかけられた衣服と衣服の間、新聞紙と新聞紙の間、てか隙間とゆー隙間をはぐってみれば、そこは
一面びっしりゴキ(自粛)

そんなPさん宅に毎週1回、ひがしのヘルパーMさんが担当させられていました。
MさんがPさん宅に派遣されたときは、Pさん宅のトイレがつまって壊れてしまっていました。
何度直してもすぐつまる。つか、Pさん夫婦に何度言っても業者を呼んでもらえない。
衛生にまったく無頓着なPさん夫婦、だったらポータブルトイレを使うからいいや、となってしまってたそうですが…

ポータブルトイレの内容物はドコに捨てるのか???

Pさん夫婦はなんと、そのトイレの中身を自宅前の路地の側溝に廃棄していたらしい。

しかしさすがにヘルパーさんにはそんなことは出来ません。
いくらMさんが「それはダメですよ!」と説得しても、Pさん夫婦は「ワシらがいいといったらいいといったらいいんじゃ!」と聞き入れ(-)。
困ったMさんは、ひがしヘルステのサービス提供責任者目くそに相談しました。

そこで目くそはMさんにどう指示したと思いますか?
(私はその先を初めて聞いたとき、卒倒しそうになりましたよ)




答えは



公園の公衆トイレ

です。

Pさん宅の目の前の、桜で有名な某公園のトイレまでポータブルトイレのバケツを持って行き、流して来いと指示したというんです。
果たしてヘルパーがそんなことをしてもいいのであろうか。
激しく疑問を抱きながらも、Pさん夫婦のするように庭や公共の側溝に捨てて周辺住民を悪臭地獄に陥れるよりは、と無理矢理自分を納得させ、Mさんはその後数回にわたり、Pさん夫婦の排泄物を持ってこそこそ公園に往復し続けたと。


そして事件は起きたのです。

以下、次号“ウンコの行方”に続く!←すみません、ホントに続きます





来るなってば!

2007年04月10日 | 重要事項説明書
昨日upした内容の補足。

市内居宅介護支援事業所 管理者様

○○市健康福祉局
高齢福祉部介護保険課長

時下、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
-----略-----
認定調査は、要介護認定の根幹となるものであり、調査の公平・公正な実施は介護保険制度の重要課題となっております。
-----略-----
平成19年度より5ヶ年を目途に、市内の居宅介護支援事業所を対象として「認定調査・ケアプランレベルアップ事業」を展開することとなりました。
つきましては、業務多忙の折、大変恐縮に存じますが事業運営にご協力下さいますようお願い申し上げます。

あら、よく見たらちゃんと「お願いします」と書いてありましたね、保険者の皆様いい加減なこと書いてすみませんでした。

実施期間以内に各事業所1回以上事業に参加していただくものとする。

事業の概要
1.認定調査レベルアップ事業
区役所福祉課職員が対象介護支援専門員の実施する更新認定にかかる委託認定調査に同行し、その調査内容について互いに検討・確認する。

2.ケアプランレベルアップ事業
区役所福祉課職員が対象介護支援専門員の実施するモニタリング及び更新認定に伴うアセスメントに同行し、そのアセスメント内容について共に確認する。
また、対象介護支援専門員に、その結果作成したケアプランについて自己評価していただく。




ということで


区役所福祉課職員が、更新認定だけでなくモニタリングにも同席し、それをもとに作成したケアプランにも意見する、ということらしいです。



個人的に言わせていただくと、区役所職員なんかに仕事の邪魔をされるよりも、保険者主催で主任介護支援専門員による事例検討の研修とかをドーンとやってもらうほうがよっぽどいいんですけど、たぶんそれだとカネがかかるので、区役所職員を使って出張ケアマネ鑑定団をやろうという訳でしょうか。


で、中島誠之助先生に区役所職員に
「いい仕事してますねえ」
とか言われ(るだろうか果たして)、このケアプランは床の間に飾っとけとかこのプランは何年はもつとか値踏みされるんでしょうか。




やっぱり
来なくていいです。