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早実の和泉実監督は、高校野球100年の節目に第1回大会出場のレジェンドチームを率い、かつ清宮というプロ注目の選手を抱えながら、甲子園出場を果たした。表彰式後には選手たちの胴上げで3度宙に舞い、「体重が増えてるんで(選手が)ケガしなければと思った。何回やってもらっても感謝してます」と目を潤ませた。
グラウンド上でのインタビューで和泉監督は「この大会は、今までやってきた大会で一番苦しかったです。(100年のプレッシャーは)僕だけの気持ちと思っておりましたので。この決勝戦前までは一番緊張していました。監督の緊張が生徒に伝わったような守りが出て。申し訳ないなという気持ちでゲームを勧めてきました。100年前の先輩たちに見せてやりたい。そんな思いで戦ってまいりました。やっと全国大会の大舞台に立てる。うれしくてたまりません。彼らは活躍してくれると思います。精いっぱい大阪(甲子園)でやってきたいと思います」などと感極まった表情で話した。
0-5で迎えた八回の攻撃前には自ら円陣の中で選手たちと肩を組み合った。会見では「仲間に入れさせてもらった。感じたからやっちゃいました。拒否されたことはないですよ。五十男がね…やれることはあれしかなかった。選手たちはしらけてはなかったですよ」と明かした。
1年生の清宮と上級生たちの良好な関係を保ちながら、激戦区の西東京大会を乗り越えた。和泉監督は「どうしても清宮が目立ちますが、そういうのを抜けたチームになれたのでは。清宮のあっけらかんとした性格はスポーツでは大事。彼は修正能力がある」と語った。
2006年の夏では斎藤佑樹(現日本ハム)を擁して全国優勝を成し遂げたが、和泉監督は「あの時も(西東京では)苦しい戦いをしたが、斎藤(佑樹)というカードがあった。今年は(主戦の)松本がゲームを作れるかどうかという状況だった」と、安堵(あんど)感にみちた表情で話した。
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田口は故郷・広島ののマウンドで6回を5安打2失点と力投したが、打線が援護できず、広島に0―5で敗れて勝率5割を切り、再び借金生活に逆戻りとなった
【 花氷(はなごおり) 】
□ 装飾を兼ねてデパート・ホテル・銀行などに氷の柱が置かれる頃。色とりどりの美しい草花が閉じ込められていて、暑い戸外から入ってきて花氷を見ると気分も涼やかになる。最近はあまり見られなくなったが、花氷の正しい接し方は、手を触れて何秒我慢できるかを競う。またはハンカチを冷やしたりするのは「通人」。
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