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野球少年達の活躍状況と日ごろの暮らし

甲子園会開会式・王貞治氏始球式

2015-08-06 10:54:31 | 高校野球
   第97回全国高校野球選手権大会開会式が行われた。

  1915年(大4)の第1回大会優勝校、京都二中の流れをくむ鳥羽(京都)の梅谷成悟主将(3年)が選手宣誓をした。宣誓文は以下の通り。

  1915年8月、第1回全国中等学校優勝野球大会が始まりました。
 それから100年間、高校野球は日本の歴史とともに歩んできました。
この100年、日本は激動と困難を乗り越えて本日の平和を成し遂げました。
このような筋目の年に聖地甲子園で野球ができることを誇りに思い、そして支えていただいたすべての方々に感謝して全力でプレーをします。
 次の100年を担う者として、8月6日の意味を深く胸に刻み、甲子園で躍動することを誓います。


   高校野球100年の夏は、「世界の王」の第1球から始まる。日本高野連は29日、今夏で大会創設100年を迎える全国高校野球選手権大会の開会式後の始球式を、ソフトバンク王貞治球団会長が行った。春夏甲子園大会の始球式にプロ野球経験者が登板するのは、史上初となる。
 竹中雅彦事務局長は「この方以外には考えられないという適任者だった」とした上で「プロアマの雪解けが進んだことも関係しています」と話した。王会長は早実1年の56年夏から4季連続で甲子園に出場。2年春は3試合連続完封の快投で優勝した。
 プロ入り後、巨人現役時代に通算868本塁打を放ち、引退後は巨人、ダイエー(その後ソフトバンク)監督としてリーグ優勝4度、日本一2度。06年ワールド・ベースボール・クラシックでは日本代表を率いて初代王者に輝いた。
 現在のプロとアマは、学生野球資格回復制度で元プロの監督、コーチとしての指導が可能になるなど雪解けが進む。王会長は資格を回復しておらず始球式登板は特例措置になるが、プロアマ関係改善の象徴的な出来事だ。
ヤフオクドームで取材に応じた王会長は「甲子園のマウンドは高校以来。甲子園に出たときの気持ちは特別なもの。大変名誉な話なので、ちゃんと捕手に届けばいいなと思います」と語った。さらに「(プロとアマは)本来は1つでなきゃいけないと思う。日本の昔からの歴史ですぐにうまくはいかないことだが、こういうことで少しでも近づければと思います」と責任をかみしめていた。




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