




ジャンプでは、1回目の3位から華麗なフォームで飛距離を伸ばし、逆転V、県勢では第32回大会の畠山拓浩君(田山)以来、17年ぶりの優勝を遂げた。
複合の前半飛躍では美しく大きなアーチを描いた飛距離で測定員をうならせるフォームでトップに立ち。後半距離はトップスタートで最初から飛ばして後続の激しい追い上げの過酷なレースを逃げ切ってゴールと第40回大会の畠山長太君(安代中)以来、県勢9年ぶりの優勝で2冠に輝き、兄のワールドカップジャンプ代表の潤志郎選手(東海大2年・盛岡中央高出)も成し遂げられなかった中学王者になった。
ここまでの道のりは決して楽なものではなく辛い練習も全日本で優勝経験のある永井陽一監督(松尾中教)と二人三脚で綿密なレースプランを立て、ワックスは、試走に試走を重ね雪質などに合わせて選ぶなど最強の師弟コンビで頂点に登りつめた。
また、現役時代に旧安代町のリクルートチームで活躍し、現在全日本スキー連盟の成田収平コンバント部長も「今の技術は素晴らしい」と太鼓判を推すなど将来の成長に目を細めていたといいます。

世界のトップアスリートを目指して、石川英樹旭川大高監督(全日本連盟クロスカントリー部強化委員長)の門をたたき、女子一人の部員でも男子選手に混じって持ち前の精神力の強さで厳しいトレーニングを積み重ね、特に夏場に走りこみで強靭な足腰を鍛え上げる努力の結果、小刻みなピッチ走法で頂点に立ち、お母さんに最高のプレゼントをしたと思う。
今後は、小林兄弟と共に世界戦にもまれて、アルベールビル冬季オリンピックノルデック複合団体金メダルの三ケ田礼一さん以来となる「メダル獲得」を期待する
◆ 盛岡南リトルシニアのホームページ
