2022年のFlashStorageトレンド

PCテクノロジートレンド 2022 - Flash Storage編 (1)

2022年の幕開けに、パーソナルコンピュータのハードウェア技術の動向を占う「PCテクノロジートレンド」をお届けする。本稿はFlash Storage編だ。まずはコンシューマ向けSSDの主力であるNVMe M.2 SSDについてだが、PCIe Gen5への移行が今年最大のトピックであろう。そして、こちらはEnterprise向けで先行している話題だが、CXL Attach Memoryについても触れておきたい。

PCテクノロジートレンド 2022 - Flash Storage編 (1)

PC観点（SSD）からフラッシュメモリの需要に関して書かれた非常にわかりやすい記事です。ポイントは2つで①PCIe Gen5への移行≒大容量/広帯域化、②Compute Express Link(CXL) 規格を用いたメモリ市場の立ち上がり(可能性)　です。

①に関しては規格としてはGen4no2倍の転送速度ですがCPUサイドの対応もあり本格的には今年の後半くらいなのではとの予測、ただ価格はまだ高いこと想像されます。しかしながらこれで高容量品への移行がだんだん進みそう。②は既存メモリ含めCPUサイドのコントローラに縛られずに高速でつなげることが出来る規格で主にサーバーなどでIn Memory Computingなどを実施する上では期待できる話。つなげるメモリは既存のDRAM//FlashなどがベースですがHybrid混載、新興ものなど様々な形態で利用可能とのことで市場が生まれてくる可能性が高くなってきています。