昨日、自分の学部時代からの指導を担当をしていただいた先生の最終講義がありました。非常に好評で立ち見者が多数。
通常の場合、退官にあたり退官記念誌を作るのですが先生はそれを嫌い自分で研究に注いだ半生を本にして自費出版しました。 この本の題目がそのまま最終講義のタイトルに。 本は仙台AER1Fの丸善で買えます。
研究者になるにいたった経緯、幼いころからの苦労、研究分野の転換とそのときの思いがつづられていますが、ただそれだけでなく万葉集や古今和歌集の詩が引用されるなど工学的な内容だけに傾倒せず文学的な要素がちりばめられていました。
改めて感じたのは「先生は純粋な学者だ」ということです。最近は応用研究をする人が増え改良型の研究が主流となる中で次々と新しい分野に飛び込み純粋に真理を追求する方だったと思います。
研究分野としては
常態の流体→乱流→高温気体→希薄流→プラズマと移ってきました。
最も大きい業績はBoltzmann方程式の確率解法でしょうか。
先生は博士卒業後にいきなり講師に採用され、それから研究分野を変更されたこともあり、教授になるまでは独立研究者として活動し、ずっと単著論文でした。
自分は4年生のころから学部1年、大学院4年と5年の間お世話になりました。
束縛を嫌う性格だったので先生の解放的な考え方のおかげでのびのびと研究を進め、成果を残すことができたと思っています。改めて感謝しています。
これからも研究を進めていくとのことで雑用がなくなった中でさらに研究成果が出てくることが期待できそうです。
自分も先生の博士課程最後の学生として研究室の名に恥じぬようにこれからもがんばっていこうと思います。
*昨日の練習*
朝 BIKE 50km 根の白石方面
*今日の練習*
午前 BIKE+RUN ブリック 30分ローラー+西公園RUN 2セット
夕 SWIM 予定
*今日の英語(NHK buisiness English)*
"A man is the sum of his actions, of what he has done, of what he can do, nothing else" -Andre Malraux(French novelist, archaeologist, art theorist and political activist, 1901-76)
人は、その行動の集積、これまでしたこと、これからできることの集積に他ならない。
結局のところ残したもの、残していくもの(結果)がすべてということ。成果の残せない人は評価されない…
通常の場合、退官にあたり退官記念誌を作るのですが先生はそれを嫌い自分で研究に注いだ半生を本にして自費出版しました。 この本の題目がそのまま最終講義のタイトルに。 本は仙台AER1Fの丸善で買えます。
研究者になるにいたった経緯、幼いころからの苦労、研究分野の転換とそのときの思いがつづられていますが、ただそれだけでなく万葉集や古今和歌集の詩が引用されるなど工学的な内容だけに傾倒せず文学的な要素がちりばめられていました。
改めて感じたのは「先生は純粋な学者だ」ということです。最近は応用研究をする人が増え改良型の研究が主流となる中で次々と新しい分野に飛び込み純粋に真理を追求する方だったと思います。
研究分野としては
常態の流体→乱流→高温気体→希薄流→プラズマと移ってきました。
最も大きい業績はBoltzmann方程式の確率解法でしょうか。
先生は博士卒業後にいきなり講師に採用され、それから研究分野を変更されたこともあり、教授になるまでは独立研究者として活動し、ずっと単著論文でした。
自分は4年生のころから学部1年、大学院4年と5年の間お世話になりました。
束縛を嫌う性格だったので先生の解放的な考え方のおかげでのびのびと研究を進め、成果を残すことができたと思っています。改めて感謝しています。
これからも研究を進めていくとのことで雑用がなくなった中でさらに研究成果が出てくることが期待できそうです。
自分も先生の博士課程最後の学生として研究室の名に恥じぬようにこれからもがんばっていこうと思います。
*昨日の練習*
朝 BIKE 50km 根の白石方面
*今日の練習*
午前 BIKE+RUN ブリック 30分ローラー+西公園RUN 2セット
夕 SWIM 予定
*今日の英語(NHK buisiness English)*
"A man is the sum of his actions, of what he has done, of what he can do, nothing else" -Andre Malraux(French novelist, archaeologist, art theorist and political activist, 1901-76)
人は、その行動の集積、これまでしたこと、これからできることの集積に他ならない。
結局のところ残したもの、残していくもの(結果)がすべてということ。成果の残せない人は評価されない…
ちょうど僕の学部時代の先生も今年で退官され,もうすぐ退官式があります.害虫管理の分野で長く活躍されてきた人です.
今(院)での指導教官は,まだまだお若いので,今が働き盛りなんだろうなぁと思っています.
たけきだのこれまでの実績も十二分にすばらしいが、これからの活躍にも期待しています。職場がいい環境だといいね。でも、合わないと思ったら、Ph.Dなどに戻るのもいいと思います。やりたいことできる環境をもとめるのも大事。
「誰にとっても時間は平等に与えられ、時間の経つのは一定であり、残酷な平等である」
結果がすべて。この歳になってようやくようやく、結果にいたる正確なプロセスの重要性に打ちのめされているのでした。
たけきだとの出会いは、非常に有意義で感動をたくさんいただきました。
新しい環境で、良い出会いがあるといいですね。
本当に人との出会いというのは大切だと思います。自分も違う先生だったら挫折していたかもしれないし… この人との出会いが大切だったというのは後から気づかされることも多いですね。それだけに「出会いを大切に」これからも生きていこうと思います。
>まつうらさん
ありがとうございます!
自分も常に周りの環境に助けられたと思っているのでその重要さは実感させられます。
新しい環境が気になりますが常に初心を忘れずにがんばって生きたいと考えています。
時間を有意義に使えるように努力したいです。