ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

涼しさ満点 つるぎ町 土釜・鳴滝

2013-08-16 00:09:10 | 日記
剣山からの帰路、いつもは何処にも寄らずに帰るのですが
今日は、体調不良で山頂まで行けなかった分、時間的にも余裕があったので
一宇にある土釜、鳴滝によってみました。

土釜トンネルを抜けてすぐに貞光川沿いに車を寄せて、まずは橋の上から土釜を覗いてみます。
      


      


好天が続き雨が降っていないので、貞光川の水量も少なく
えぐり取られた釜の部分がよく見えます。

    土釜は、一宇峡を代表する名所であり、青石といわれる硬い緑色片岩の
     岩層が長い歳月をかけて川の流れに洗われ、浸食された名瀑である。
    この土釜は、川の浸食作用で川底のもろい岩屑が削られ、
    また磨かれて大きくなったもので、ホットポール(甌穴)とも呼ば
れる。



細い遊歩道が付いているので、そちらに降りていこうとしましたが、
入り口に
「このあたりはマムシの生息場所です。注意して下さい」
そんな看板を見ると、怖くて降りて行く気にもなれません。

岩場で涼しいし、水場は近いし、マムシの一番好む場所ですよね。




ここはあっさり諦めて、次はすぐ近くにある鳴滝へ行ってみました。

国道438号からも、貞光川の対岸にこの鳴滝を見る事が出来るのですが
車を止めてゆっくりと眺めたことはありません。

今日は、この滝の真下から眺めてみました。
    


    


こんな滝見の為の展望所も作られています。
    



    標高1073mの三角点を源とし、
    吉野川の支流貞光川に流れ込む滝。
    1段目が40m、2段目が25m、3段目が20m。合わせて計85mの落差は
    県内最大級を誇る。
    さらに細かく7段になっているともいわれ、七滝(ななたき)が
    転訛(てんか)して、
    今の名称の「鳴滝なるたき」になったといわれている



この滝も、雨が降っていないため、水量はいつもより少ないのでしょうが、
それでも下からは滝の一番上部ははるか上に・・・
3段になって流れ落ちる様子は、豪快で迫力満点\(^o^)/
この滝が日本の滝百選に選ばれてないなんて、ちょっと残念です。
(梶が森の滝より、絶対迫力あるんだけどなあ)

上の滝壺を見るための遊歩道がついていますが、
ここでも、「マムシ注意」の看板があり、上がるのをやめました。
マムシが出ない時期には、是非上がって滝壺を見てみたいと思っています。

もしお近くを通る事があれば、土釜、鳴滝にも足を延ばして見て下さい。

特に鳴滝の迫力は感動ものですよ♪♪

     

     

キレンゲショウマ咲く剣山に登る その2キレンゲショウマ見ごろ

2013-08-11 21:28:12 | 登山
7時33分
ゆっくりと階段を登って出発、剣神社でお参りをすませます。
  気温は 18度、涼しい~~~
      


登り始めてすぐにハガクレツリフネソウ発見、本当に葉の下に隠れているようです。
     



緑濃い木の下を歩くので、木漏れ日も入りません
     



リフトの運転開始は8時からとこの時期は期間限定で通常運転より1時間早くなっています。
8時前なのでまだ止まったままです。
     



登り始めてまだ時間はそんなに経っていないのですが、なんだか少し歩くと脈拍が早くなり
息切れもするわで、肩で息をする状態になってきました。
それになんだか左下あたりのお腹もシクシク、膨満感もちょっとあるわ
(朝の定期便はちゃんとあったしなあ)

登る早さもぐっと押さえてゆっくりと、歩幅は小さく・・・・
なるべく体に負担がかからないように、登山の基本に戻って、と言い聞かせながら・・・・

これまで数えきれないほどの山に登って来ましたが、こんなに息切れするのは初めての経験でした。

なんでやろ、なんでやろ、自分なりに色々原因を考えながら、とにかく西島駅までは行かなければと
何度も休みながら喘ぎながら登ってゆきました。
1600mの所までに45分もかかっています、フ~~~~ッ(見の越の標高は1420m)
       


登山道沿いには〇○オトギリソウが
       


休憩を兼ねて撮影 山頂ヒュッテが近くなりました。
     


いつもの三嶺方面も
    


やっと8時45分に西島駅に着きました。(所要時間1時間12分  コースタイムは1時間弱かな)

キレンゲショウマを見るためには、まだこれから刀掛けの松まで坂道を
約30分程歩かなければいけません。

行こうかどうしようかと迷ったのですが、まあしんどかったら休みながら行けばいいかと考えて
上を目指しました。
この時点で、山頂へ行くのは完全に諦めていました。

リフト乗り場横のお花畑にはシコクフウロが花盛り
     


クロヅルの翼果 かなり濃い色でよく目だつ
     


9時13分、30分以上かかってやっと刀掛けの松まで、
    


やはり息切れと何となくお腹が張ったような感じもするし
何だか腰も痛くなってきたよ~~
身体もだるいなあ~


ここまでくれば後は下り坂なので、登る時ほどのしんどさはありませんが
いつもとは違う体調で撮影に集中できませんが、花を見ると少し元気が出てきます。


シコクブシが咲き始めていました。鹿も食べない毒草
     


     


ヒメフウロ
    


ネットで保護されてはいますが、ソバナやシコクフウロなどのお花畑
    

    

    




いよいよ主役の登場です
高い岩場のキレンゲショウマはさすがの鹿も上がれません

肉厚の淡い黄色の花は日本人が初めて属名を付けた一属一種の花
    


ギンバイソウと一緒に
     


蕾もたくさん付いています
     


保護の甲斐あって花は増えている♪
    


    


    


    



登山道は苔むした岩場もあって、いい雰囲気です
神戸から来られたという若い山ガールさんたちは、この風景にとても感激してました。

ちなみに、彼女たち5時に神戸を出て美馬IC~貞光~見の越 
8時(30分?)過ぎにに着いたとの事

ひえ~~、「私も、香川発5時です」って言えなかったわよ~~

    

    

    


ツルギハナウド
    


キツリフネ
    


この赤い実はチョウセンナニワズの実  残念ながら花は見た事がありません。
    


    



頑張って行ったお蔭で、生きいきしてちょうど花盛りのキレンゲショウマを
見る事ができました。
体調は、相変わらず身体がだるく登り坂では息切れ状態が続いています、ので
もうこれ以上の無理はやめておきます。

此処には山岳救助隊はいません、自己責任で登って下さい
いつもはちっとも気にならないこんな看板が、今日はすごく引っかかってしまいました。


下りは勿論リフトに乗って気持ちよく8分で下りました。
     


普通に平地を歩いていればどうもないのです。
この所の暑さで、エアコンの効いた所でグータラしていたツケがきたのでしょうか?
ちょっと坂道登る訓練しなくては!!








     

キレンゲショウマ咲く剣山へ(8/9) その1 トモエソウなど

2013-08-10 23:17:39 | 野の花
今年もキレンゲショウマが咲く季節になりました。
キレンゲショウマと言えば剣山、剣山といえばキレンゲショウマといわれる位
全国的にも知られている花です。

高知出身の宮尾登美子さんの小説「天涯の花」に登場して、
その名前が広く知られるようになったのではないかと思いますが
どうなんでしょう?
実は私はその本は読んでいないのですが、テレビドラマで見た記憶があります。

私がキレンゲショウマを初めて見たのは15年も前になるでしょうか、
その頃はまだ登山に夢中で、野草にはあまり興味がなかったのですが、
キレンゲショウマだけは、剣山に登った時に見た記憶がはっきり残っています。

山肌を流れるように漂っている白いガスの中に、どこまでも広がっている
黄色い花のキレンゲショウマの群生、
雨が降っていましたが、しばらくその幻想的な光景を立ち止まって眺めたのでした。
そんな光景を見ている私には、鹿の食害によって激減した今のキレンゲショウマの姿は、
本当に残念でなりません。


そんな思いがあるキレンゲショウマ
お盆前には行っておきたいと思っていたので、色々所用をすませて、
8月9日金曜日朝5時に自宅を出ました。
前回は、登山靴を忘れたのを途中で思い出しとりに帰るなどの
ドジが有りましたが、
今回は登山靴は勿論忘れ物が無いか何度もチェック、
それから、連日猛暑日が続いているので、熱中症対策も完璧にして出発です。

今の時期、標高の低い所では咲いている花も少ないので
途中下車はせずに、順調に走ることができました。

それでも次第に標高が上がってくると
ボタンヅル
     


イケマ
    

    

等を見る事ができました。


トモエソウもまだ綺麗に咲いていました。

オトギリソウ科の中で最大の花、 スクリューのようにねじれた花弁が特徴です。
     


     


まだ赤い実にはなっていないマムシグサ
     


小さなツチアケビ、食べ頃のウィンナーがぶら下がっていました。
     



小さな可愛いブルーの花が目に入りました。
そこあたりに沢山有りましたが、初見の花です。
    

花が終わって、とげのある実が付いています。

     


帰宅して調べましたが、ムラサキ科というのが思いつきませんでした。
科が分かればそこから調べて行けばいいのですが、実がミズタマソウに似ているので
その仲間かと思ったのが間違いでした。

野草に詳しい流れ星さんに聞いてみると、即解答\(^o^)/
ムラサキ科オオルリソウまたはオニルリソウだということでした。
茎の毛で識別するようですが、私が撮影した画像ではよくわかりません。
次回の課題にしておきます。

後はもう見の越までノンストップで走ります。

7時15分 見の越駐車場に到着
    


時間も早いので駐車場には車は少ないです。
手前に止めてある車はすべて県外ナンバー、広島、愛知、岡山等々
多分山頂のヒュッテに泊まっている方の車でしょうね。

ゆっくり準備をして、7時33分 剣神社の階段の登山口を出発しました。
    


いつものことで前置きが長いですね。

すみません、キレンゲショウマは次回に見て頂きますが、
この後私自身も思ってもみなかった事が起きてしまいました。

信州夏の花散策の旅 白馬五竜植物園(7/18)

2013-08-07 20:47:55 | 野の花
7月17日 菅平高原自然館散策後、15時過ぎに菅平を出て白馬村を目指します。

白馬村までは、一般道を走り約2時間ほどかかります。
香川では2時間も走れば、優に県内を通り抜けることができるんですけどね(-_-;)


香川の約7倍の面積を持つ長野県では、県内の移動でも私の予想以上の時間がかかります。
(長野県の面積は日本で第4位、香川は勿論?最下位)
生まれてこの方香川から出た事がない私にとっては、長野県などの広い県は一種憧れもありますが
よそ様の広い家を見て「毎日掃除大変やろ? 狭い方が絶対便利やで~~」という、
負け惜しみにも似た思いもあります。


そんな思いで車窓を眺めながら、オリンピック道路と名付けられた県道31号線を走って
長野市から青木湖経由白馬村を目指します。

ところが、白馬村に入ったころには雨が降りはじめて、いやな予感が・・・・

まあ、それでもこの3日間、雨にも会わずに花散策登山も出来たので、あまり欲張った事は言えませんが・・・

宿泊したのは、「白馬樅の木ホテル」
2週間ほど前に行ったお知り合いの方のおすすめで選んだのですが、
設備も食事も雰囲気もよかったですよ\(^o^)/

これは翌朝出発前のホテル正面当たりの様子です。アジサイが雨に濡れて清々しい雰囲気でした。
     


      


ホテルに到着してから翌朝まで、ず~~っと雨が降り続いていたので、
最終日の目的地「白馬五竜植物園」は断念して、
滋賀県の伊吹山に寄ってもいいかなという案も出ました。

実際食事が終わって、チェックアウトするまではもう頭の中では
伊吹山モードだったのですが
なんと出発する頃には、こんな青空が見えてきました。
      


結局、天気は回復傾向という予報を信じて、当初の予定通り白馬五竜植物園に決定!!

ここでも、お得意のゴンドラ利用のお手軽散策です。

ゴンドラ乗り場の遠見駅です。
空はまだこんなスッキリしない曇り空、細い雨も降っていたので
レインも着用してゴンドラに乗りこみました。
     

     


8分のゴンドラ乗車で、植物園のあるアルプス平駅に到着

すぐに、この植物園の売りであるヒマヤラの青いケシが~~  
     


青いケシは、愛媛県皿ヶ嶺の風穴の所で栽培されていますが、いまだ綺麗な花を見た事がありません。
ここで、こんないい色の花に出会えて長年の望みが叶えられました。

ついでに、こんなユルっとした説明書きがあったルリソウの仲間  これもいい色の可愛い花ですね。
     

      


植物園はスキー場のゲレンデに作られているので、緩やかな斜面を花を見ながら上に登っていっても
いいのですが、アルプス展望ペアリフトにのれば、お楽に上に登って、花を見ながら歩いて下るという
おすすめのプランを利用しました。
      


リフト乗り場までには、広いお花畑が広がっています。
    

    


ササユリ、クリンソウもなんとか残っていました。
 


楽に行けるということで乗ったリフトですが、乗った途端に
瀬戸大橋なら完全に通行止めになろうかという位の風が吹き始めて
足元の草花も強風になぎ倒されそうです。


   


この強風で、お気に入りのピンクの帽子が飛ばされしまいました
手で押さえていたのですが、一瞬の出来事でどうにもなりませんでした。
このあと、リフトは強風のためしばらく運行中止となりました。


リフトに乗ったら、何か落として来る私、
余談ですが、昨年は八方尾根のリフトで大切な交換レンズを
落としてしまいました(-_-;) 
これは雨の中でしたが奇跡的に手元に戻ってきましたけど、
もう今年の帽子は完全に諦めました。


さてさて、今から強風の中なんとか撮影できた花をアップしていきますね

キンコウカ                                     ウラジロヨウラク
  


ツルコケモモ



こんなにあるの? もう見飽きたっていう位ありました、コマクサ





ミヤマウイキョウ




この可愛い花の名前がなかなか思い出せない、昨日から考え中です(-_-;)

     

     

8月8日19時過ぎ、今思い出しました\(^o^)/
シコタンソウです。
テレビで北海道にクロマグロの水揚げ量が増えたというニュースが流れていました。
何かのきっかけで、切れかけていた記憶の神経が繋がるんです(-_-;)



イワオウギかな?
     


イワベンケイ
     


ヤマオダマキ
     


ヒメイトシャジン 風に揺れています
     



最後の最後で見かけた、チシマギキョウ 一度自生のものを見てみたいものです。





お昼前に 植物園散策を終えて、道の駅でお土産など購入
お昼ごはんも済ませて
さあまた長い道のりを帰ります。

帰りに私のミスで、京都あたりで新しくできた高速、京都縦貫道に入ってしまって
1時間ほどの時間ロスをしてしまいましたが
無事に、その日のうちに帰る事ができました。
    

3泊4日の信州夏の花散策の旅は無事終わりました。
四国では見られない沢山の野草に出会い、今年もほんとに中身の濃い旅になりました。
同行の皆さん、お世話になりありがとうございました。



来年は何処にする? 
菅平に別荘買ったら、そこでゆっくりしてもいいわよ\(^o^)/



花の百名山 根子岳の花

2013-08-04 21:25:52 | 野の花
7月17日
根子岳8合目付近で念願のカラフトイバラを見る事ができ
これで今日の第一の目的は果たせました。

後は、花の百名山と言われるこの山で見た花を紹介させていただきますね。

この日は、横浜からの女子中学生達が大勢登っており、久しぶりに賑やかに
孫のような子供たちと一緒に登山を楽しみました。(途中までです、すぐ追い抜かれました)


3合目付近で早くも「暑いよ~~~、先生、頂上はまだですか~~~」
「頂上に茶店か自動販売機あるの~~~~」



5合目付近で一休み、ふと上を見上げると緑の葉の間から青空と白い雲
     


よくみると、緑の葉が全て可愛いハート形♪♪
     


名前が分からないままでしたが、帰宅してから調べようにも幹(木肌)の撮影もしていない(-_-;)
独特の葉だから、すぐ名前くらいは分かるだろう軽く考えていたのですが
チラッと見えている木肌からダケカンバかなと思ったのですが、
どうも違うようです。どなたかご存知の方、教えて下さい。

8月7日 
 森の案内人D様より、ヤハズハンノキだと
   教えていただきました。
      
 ヤハズハンノキ 
    (カバノキ科ハンオキ属) 本州中部地方および北陸地方から東北地方の日本海側に分布
      やはり四国には分布がないのですね。可愛らしいハート型の特徴的な葉は、
      一度見たら記憶に残っていると思うし
      四国の花・山友さん達のブログやHP上でも見かけた事が無いのも頷けます。


ふ~~~、喉のつかえが取れました。森の案内人Dさんありがとうございました。




クロマメノ木がもう実になりかけている
     


これはよく見かけるニガナ
     

山頂付近の岩場で見た花弁が多いニガナの仲間は、タカネニガナでしょうか?
葉が茎を抱かないのが特徴のようですが、これも撮影していません(-_-;)
      


ベニバナイチヤクソウがまだ所々に咲き残っています。
     

3年前には湯の丸高原やここ菅平では、このベニバナイチヤクソウが木陰の草むらに
あしの踏み場もないほど一面に広がっているのを見かけました。
車で走っていても目に止まるほどの群生だったので、小躍りして撮影しました。


これはヒメシャジン? ミヤマシャジン? 花柱が花弁より長いですね。
花は1個から10個程着くそうですが、これは少し淋しく1個だけでした。
     


こちらに来たら、もうお馴染みといってもいいかな?
テガタチドリ
     

     


ハクサンチドリも
     


コキンレイカ
     


ヤマブキショウマでしょうか 
    苦手だけどいつまでも逃げていてはいけないよと言われているような
     強迫観念さえ抱いてしまう、ショウマ類です。
    

    


頂上がもう見えてきました。後から登ってきた中学生はなんだかんだ言いながらも
さっさともう頂上間近の所まで登ってしまっています。
    


私たちももうあとちょっとだよ~~~ 
     


山頂は混みあっていたので、登った証しだけ撮影して、端っこの方でお昼ごはんにしました。
     


向こうに見えるのは百名山の四阿山です。
     


麓の牧場では、Sさんご夫妻が待っていてくれるので、お昼を食べた後は、すぐ下山です。

下りでもう一度カラフトイバラを撮影、これでもう心残りはないよね
      


     
13時30分 下山後に飲んだ牛乳のなんと美味しかった事\(^o^)/

Sさん、長時間お待たせしてすみませんでした。


この後は、今夜の宿泊地白馬方面への長い移動が待っていますが、
時間も少しあるので、菅平高原自然館(湿原が広がっています)に行ってみました。

広い湿原は、今の時期あまり花らしきものはなくて黙々と園内の木道を歩きました。
私たち以外は、だーーれもいません。

何にもないと思っていたのですが、なんとこんな珍しい野草に出会ったのですよ\(^o^)/

シキンカラマツ(紫金唐松)長野県 群馬県 福島県に分布
     

     


私としては、珍しく葉も撮影している
     


珍しい野草ですが、この湿原には私でも気が付く位、わりとあるんですよ。
花の時期に見てみたいけど、遠過ぎる~~~~

まだまだ小さな蕾ですが、わずかに開花し始めているものも見えます。
思いがけずというか、これもその場では名前が分からないまま撮影だけしていたものです。
これを見逃すと多分なかなかお目にかかれない花だと、画像整理をしていた時に
気が付いて、よくぞ撮っていたものだと思ったことでした。


これはオオマルバノホロシ 別名オゼナス 北海道 本州中部以北に分布 
ということは四国では見られないものですね。実はヒヨドリジョウゴのように丸い物ではなく
ラグビーボールのような形の赤い実を付けるそうです。
     

     



ここではあまり目だった花はなかった、とその時は思ったのですが、
思いがけず、四国では見る事が出来ない花に出会えて、
菅平がますます気にいりました。

もう少しここでゆっくりしてもいいかな、と思ったのですが
今夜のホテルは、遠く離れた白馬村です。