ハクサンコザクラが咲いている天狗原で一休みしたあとは、目の前に横たわっている
雪渓を登って乗鞍岳を目指します。
今日は、この時間に白馬大池方面を目指しているのは我々だけのようです。
この位置からは、どこから取りついてどこを登ってくのか、全く見当がつきません。
しばらくは湿原の中に作られた木道を歩きますが、その後は残雪のあるごろごろ岩の斜面を
登って雪渓取りつきまで進みます。
途中でショウジョウバカマが岩の上で咲いていたので、撮影しようと思って近づくと
いきなり右足全体が溶けかかった雪の中に落ち込んでしまいました。
おそらく雪の下はブリッジ状態で、空洞になっていたんじゃないかと思います。
こんな柔らかな雪の上で安易にルートを外れた私が浅はかでした。
幸い自分で抜け出す事ができて事無きを得たのですが、ちょっと怖い思いをしました。
それでも、撮影だけはしていたみたい、画像が残ってました。
14時30分、雪渓の取りつきで軽アイゼンを付けます。
遠くから眺めていた感じより、かなりの急斜面のように感じました。
最初は、元気に歩き始めたのですが・・・
ロープが張られていますが、かなり長いロープなので、バランスを崩しやすくてとても不安定のようです。
私はロープは使わずに2本のストックを使いました。
此処でも、次第に取り残されて、私一人でこんな状態!!
何とか雪渓の上部辺りにたどり着きました。
今回のルートの中で、此処が一番の難関だったので、登り切ってみなさん一安心です。
でも帰りにはまたこの雪渓を今度は下る事になるのですが、無事に下れるかそれが心配です。
アイゼンを外して、乗鞍岳を目指します。
ここは目印になるものがほとんどなく、ガスでも出たら視界がかなり悪くなります。
幸い、今日はこんないい天気で、こんな青空も出てきました。
15時24分、高いケルンの乗鞍岳に到着です。
乗鞍岳は標高2436,7m、植生はハイマツが多くなってきました。
こんな所で、ライチョウに会わないかなあって思っていると、最先に行っていたえ~~ちゃんが、
ライチョウを見つけました。人間が近づいても逃げる様子はありません。
しばらく撮影タイムです。ラッキーなことに、このあと毎日ライチョウを見る事ができたのです。
歩きにくい岩やゴロゴロした石が多い登山道をすすんで行くと、眼下に白馬大池が見えてきました。
白い残雪、青い水、そして赤い山荘が絵に描いたような風景です。
ヒメイチゲ
アオノツガザクラ
ウラジロナナカマドの白い花も咲いています。
16時08分、やっと白馬大池山荘に着きました。
小屋の前にはハクサンコザクラや
ハクサンイチゲもきれいです。
私が最後に山荘に着いたのですが、受付をしている時に雨がボロボロ降り始め、
そしてすぐにかなり激しい雨に代わっていきました。間一髪で雨に降られずにすんだのです。
雨の間は外の景色も見る事ができないので、皆で集まってゆっくりコーヒーなど飲みながら
今日の行程を振り返り、思いがけずいい天気になった上に、ギリギリ雨にも降られず
とてもラッキーな1日だった事など興奮気味に語り合ったのです。
30分程の激しい雨のあと、また薄日が差し始め、赤い建物の山荘にも夕方の日が当たり始めました。
雨に打たれたハクサンコザクラも輝いています。
今日はここで泊まります。他に一組3人のグループがいるだけの静かな小屋でした。
雪渓を登って乗鞍岳を目指します。
今日は、この時間に白馬大池方面を目指しているのは我々だけのようです。
この位置からは、どこから取りついてどこを登ってくのか、全く見当がつきません。
しばらくは湿原の中に作られた木道を歩きますが、その後は残雪のあるごろごろ岩の斜面を
登って雪渓取りつきまで進みます。
途中でショウジョウバカマが岩の上で咲いていたので、撮影しようと思って近づくと
いきなり右足全体が溶けかかった雪の中に落ち込んでしまいました。
おそらく雪の下はブリッジ状態で、空洞になっていたんじゃないかと思います。
こんな柔らかな雪の上で安易にルートを外れた私が浅はかでした。
幸い自分で抜け出す事ができて事無きを得たのですが、ちょっと怖い思いをしました。
それでも、撮影だけはしていたみたい、画像が残ってました。
14時30分、雪渓の取りつきで軽アイゼンを付けます。
遠くから眺めていた感じより、かなりの急斜面のように感じました。
最初は、元気に歩き始めたのですが・・・
ロープが張られていますが、かなり長いロープなので、バランスを崩しやすくてとても不安定のようです。
私はロープは使わずに2本のストックを使いました。
此処でも、次第に取り残されて、私一人でこんな状態!!
何とか雪渓の上部辺りにたどり着きました。
今回のルートの中で、此処が一番の難関だったので、登り切ってみなさん一安心です。
でも帰りにはまたこの雪渓を今度は下る事になるのですが、無事に下れるかそれが心配です。
アイゼンを外して、乗鞍岳を目指します。
ここは目印になるものがほとんどなく、ガスでも出たら視界がかなり悪くなります。
幸い、今日はこんないい天気で、こんな青空も出てきました。
15時24分、高いケルンの乗鞍岳に到着です。
乗鞍岳は標高2436,7m、植生はハイマツが多くなってきました。
こんな所で、ライチョウに会わないかなあって思っていると、最先に行っていたえ~~ちゃんが、
ライチョウを見つけました。人間が近づいても逃げる様子はありません。
しばらく撮影タイムです。ラッキーなことに、このあと毎日ライチョウを見る事ができたのです。
歩きにくい岩やゴロゴロした石が多い登山道をすすんで行くと、眼下に白馬大池が見えてきました。
白い残雪、青い水、そして赤い山荘が絵に描いたような風景です。
ヒメイチゲ
アオノツガザクラ
ウラジロナナカマドの白い花も咲いています。
16時08分、やっと白馬大池山荘に着きました。
小屋の前にはハクサンコザクラや
ハクサンイチゲもきれいです。
私が最後に山荘に着いたのですが、受付をしている時に雨がボロボロ降り始め、
そしてすぐにかなり激しい雨に代わっていきました。間一髪で雨に降られずにすんだのです。
雨の間は外の景色も見る事ができないので、皆で集まってゆっくりコーヒーなど飲みながら
今日の行程を振り返り、思いがけずいい天気になった上に、ギリギリ雨にも降られず
とてもラッキーな1日だった事など興奮気味に語り合ったのです。
30分程の激しい雨のあと、また薄日が差し始め、赤い建物の山荘にも夕方の日が当たり始めました。
雨に打たれたハクサンコザクラも輝いています。
今日はここで泊まります。他に一組3人のグループがいるだけの静かな小屋でした。