ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

北海道花めぐり その4 厚岸 あやめヶ原(7/6)

2014-07-19 21:56:33 | 野の花
釧路湿原を後にして、午後からは霧多布湿原散策を予定していましたが
、途中にある厚岸市の「あやめヶ原」によってみることにしました。

      

「あやめヶ原」と呼ばれているようにここはヒオウギアヤメの大群生地です。

ちょうどあやめまつりが開催されていました。
     


遊歩道入口には、なぜかこんなゲートがありますが、理由はもう少しすればわかりますよ。
     

こんな素晴らしい太平洋の景色を眺めながら遊歩道を岬の先端のほうに歩いてゆきます。
      


早速こんなすばらしいヒオウギアヤメの群生が目にはいってきます。
      


パンフレットによると、広さ約100ヘクタールの原生花園に30万株の
ヒオウギアヤメが自生しているのだそうです。
      

なんとアヤメの花の中に馬の姿が・・・・・(*_*)
      


雑草を食べてくれるので、ここに放牧しているそうです。
      

     


北海道へ10回以上訪れているSさんによると
これでも数年前に比べるとかなり減ってきているということです。
     


ゆっくりヒオウギアヤメを眺めていると、すでに時間は14時をすぎてしまいました。

このあと、隣の浜中町にある霧多布湿原へ移動します。

北海道花めぐり その3 釧路湿原② はじめてのタンチョウ

2014-07-19 09:41:49 | 野の花
広い釧路湿原をどこから眺めたらいいのか迷いますが、温根内ビジターセンターから
もう少し北に入った所にコッタロ展望台というところがあります。

センターの職員の方に聞くと、「コッタロは眺めはいいけど最初に急な階段があります。」
と言われ一瞬躊躇しましたが、「まあゆっくり行けば大丈夫ですよ」の一言を添えてくれて
コッタロに決定!!

道中には、珍しいカラフトイバラが咲いていました。
     

     


カラフトイバラは、北海道全域に自生するらしいですが、今回の旅ではここ釧路湿原でしか
出会っていません。

昨年は、長野県の菅平高原、根子岳の登山道沿いで、このカラフトイバラを見ています。

四国の東赤石に自生するタカネバラに色合いは似ているように思いました。
ハマナスの濃いピンクとは違った淡いピンク色が、上品な印象です。


エゾスカシユリも普通に道端に咲いています。
群生の様子は数日後に網走あたりで見ることができました。
     

花弁の中心部が透けているのでこの名前が・・・・


コッタロ展望台に行く途中でもエゾシカの親子に遭遇しましたが、
驚いたのか逃げ足早くて撮影する間がありませんでした。


コッタロ展望台駐車場着 ここから登っていきます。
     


すぐ目の前の階段、フ~~~
     


もう一つ上にも(-_-;)
     


そして展望台からはどこまでも広がっている釧路湿原です。
     

     


どこかでタンチョウはいないかと探しましたが、なかなか姿を見つけることは出来ませんでした。

所が、あとから来られた方が、「タンチョウいるよ」
そう言われても、すぐにはわかりませんでしたが、
「あの水路の一番奥の水が切れているところ」

そんな説明をしてもらって、やっと小さく動く白いタンチョウの姿を
とらえることができました。

2つ上の画像の水路が一番細くなって切れている所がその場所なのですが、
この状態では全く確認できませんね。

小さな点のように見えたタンチョウっを少し引き寄せてみました。

     


さらに引き寄せてみると、なんと雛まで連れているようですヽ(^。^)ノ
     

     


     


北海道にきて初めて出会ったタンチョウヅルの姿にハイテンション♪♪


天気もよくて
      


こんな砂利道を走っていると、遠目にはスズメのような鳥が目に入りました。

ノゴマノビタキです。お知り合いのNさんに教えていただきました。
香川では頭の黒いノビタキはなかなか見られないそうです。

     

     

     


タンチョウ、ノビタキにも出会えて、満足できた釧路湿原でした。