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国難打破から、いざ、未来創造へ

小沢一郎は、鳩山総理を見限った

2009年12月24日 | 民主党政権
09 12 23 青山繁晴がズバリ (3 of 6)


ことあるごとに、このところ、小沢幹事長の権力の強さが浮き彫りになっている。
それが鳩山政権のドタバタ劇に通じているのではないか。

海外出張から帰ってすぐ成田に着陸した直後にかかってきた電話というのは、
現職閣僚からの電話。
相当急ぎの感じで、しかも電話では話せないので直接会って話したいとのこと。
思わず「それって、小沢さんの件ですか?」と聞いた。

一昨日、その現職閣僚に会った時の話のごく一部。
以下は、現職閣僚の言葉。

  ◇

先月ぐらいから小沢さんの様子がおかしい。
自ら言ってきたことを覆したりしている。

11月初旬から小沢さんの様子が一変した。
例えば、「党は政策に関わらない、内閣にお任せする」と言ってきたことを
自ら覆している。
それが例の重点要望。

また、中国の意向を汲んで天皇陛下との会見を無理矢理実現したり、
そのように「何でも手を出せるのだ」という自分の権力を強調する姿勢が目立った。
これは一体何なんだろう?

  ◇

推測としては、この背景の一つに、特捜の動きがあるのだろう。
厳然たる事実として、小沢氏側近の代議士(現職の衆議院議員)が逮捕されるかもしれないという状況になっている。

自分の権力を見せることによって、あるいは小沢氏は
「いざとなったら自分が首相になる」という意欲を示すことによって、
(※註:1/4放送の「カンブリア宮殿」収録で、首相就任への意欲を述べている)
検察にプレッシャーをかけようとしている。

現職閣僚からこのような話が出るということは、
既に今の内閣の中から、今の小沢氏と内閣の関係について
違う意見が出て来ているということ。


<小沢幹事長の「重点要望」とは?>

報道では…
「重点要望は鳩山首相への助け船」
ということになっているが――。

この報道は、マスコミが小沢サイドに誘導されている可能性がある。
小沢氏の側近から記者懇談等を通して、「重点要望は首相への助け船」という論調を作っていった。

しかし、小沢幹事長の本音は首相への助け船ではなく、
「鳩山首相を見限って、予算を助けたい。」

このまま鳩山首相に任せていたら予算が作れない。
25日までに予算編成ができず越年すると、何が起きるか。
3月末までの年度内の予算成立が難しくなり、
デフレ不況の最中にあっという間に夏の参議院選挙を迎える。

「予算もろくに通せないのか」と選挙でダメージを受けるので、
予算の早期成立のために、「内閣には口を出さない」という自らの原則を覆し、
介入したのであろう。

小沢氏は鳩山首相を見限ることを、鳩山首相本人に次のような会話で伝えている。


<一昨日(12月21日)夕方、政府の方針を小沢幹事長に伝えた会談>

鳩山「必ずしも党の要望と同じではありませんが…
   こういう結論になりました。ご理解をいただきたい」
小沢「よくわかりました。それで結構です」

鳩山首相はいつものように自分に都合のいいように相手の言葉を解釈し、
「小沢幹事長にも理解していただいた」
と記者団に話していたが、小沢氏に近い人物への取材では、小沢氏の本音はまったく逆。

首相との会談直後は大変不機嫌で、
「よくわかりました、それで結構です」の本音は
「勝手にしろ」という意味。

首相がくどくどと説明しようとしたら、
小沢氏はそれを切るような感じで、「ああ、もうよくわかりました。結構です」と、会談をわずか10分で打ち切った。

「それで結構です」=「その案で了解しました」
…ではなく
 =「もう結構だ。勝手にしろ。しかし、予算編成のあとは他の人が総理になるかもしれんよ」

というニュアンスだったのに、鳩山さんはつくづく呑気な人。


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