別にクラプトンが好きなのではない。と言っても 嫌いなわけではないが。
マニアックではない程度に ブルースが好きである。で、そのブルースを好きになったきっかけの一つには デレク アンド ドミノス時代の「Key To The Highway」なんかも影響しているわけで、無視するわけにもいくまい というレベルで。
でも ブルースに目覚める一番のきっかけと言えるのは、やはり 京都に住んでいたことがあるからだろうか?
京都というのは 名所旧跡しかない 単なる観光名所ぐらいにしか思われていないみたいなところがあるが、住民の半分ぐらいが学生なんじゃないかと思うぐらい、喫茶店や居酒屋は 客もバイトも学生で溢れていた。京都という土地柄、多少閉鎖的であっても それがまた独自の文化を育む土壌にもなっているように思う。東京がN.Yだとしたら京都はパリだな などと悦に入ってたことを思い出す。
下宿屋の近くに『拾得』という酒蔵をそのまま使ったようなライブハウスがあった。今はどうなのか知らないが、その昔 コーヒーが200円で 赤玉ポートワインが170円であった(400円と370円だったかな?ひょっとしたら300円と270円・・・そんな感じ・・)。メチャクチャ甘い 赤玉ポートワインを飲みながら、マニアックなブルースを聴く。玄米のピラフだったかカレーだったか、そんなのもあったかな。バイトに明け暮れる毎日では それはそれで贅沢だったように思う。
客の中にミュージシャンも多くいたみたいで、ピアノがブルースコードを弾き始めると ギターやブルースハープがいつの間にかそこに参加していて、ミニライブのようなセッションになっていたりしてメチャクチャ盛り上がった。
昔から ブラックミュージック系はあくが強くて苦手なのだが、ブルース系の黒人にそれを感じることは少ない。逆に ロックンロールや、ややそれに近いホワイトブルースから入っていったせいだろうか、黒人のブルースに 独特の郷愁のようなものを感じることはある。
B.Guy,E.Clapton & others
上のが見れなくなっているみたいなので、新しいのを追加しておきました。
*** Spesial Reserve ***
↑ コントラストが ちょっときついので、ディスプレーを 少し立て気味にしてみるといいかも。上から覗きこむような感じ。
画質同様 音質もイマイチなので、音量は 高め希望。