なでしこジャパンの世界一

今日の話題は、何と言っても、なでしこジャパン世界一のニュースでしょう。

先制点を奪われたら、取り返し。勝ち越されたら、再び追いつき。最後はＰＫ戦で勝利。筋書きのないドラマ。見ていて震えるような試合でした。客観的に見ても、まさにワールドカップ決勝にふさわしい試合だったのではないかと思います。

勝利に向って、ボールを追い続ける選手たちの姿はとても美しいもの。多くの人が、選手たちの姿に魅せられて、そして勇気付けられたのではないでしょうか。

世界一になったなでしこジャパン。これからどんなサッカーに進化していくのか、とても楽しみです。

朝からとても良い心持になった素晴らしいニュースでした。

眠くてたまらない日々

先日のラジオ出演は無事に終わりました。「段取り八分」の言葉通り、練習をしておいたおかげで、上手く展覧会のＰＲが出来たのではないかと思います。あとはラジオを聴いた方が、美術館に足を運んで下さることを願っています。

ここ数日、帰宅すると眠くてたまりません。特に睡眠不足というわけでもないのですが、夕食を食べると自然とまぶたが落ちてくる。昨夜は夜10時から始まるＮＨＫのＦＭシアター（ラジオドラマ）を聴こうと思って、何とか頑張っていたのですが、9時50分頃に力尽きてしまい、ふと目が覚めたらすで午前2時になっていました（泣）

毎日暑い日が続き、体に負担がかかるせいで体のバランスが少し崩れているのかもしれません。

今日も早々と寝てしまいそうな予感…。明日も仕事。しっかり寝て、明日に備えるとしましょうか！

ラジオ取材の練習

明日はとあるラジオ番組で美術館を紹介していただけることになりました。

今夜は帰宅してから、事前に頂いた質問表を片手にひたすら取材の練習をしています。練習をした場合と、そうでない場合とでは、話し方とその内容にかなりの差が出てきます。

私は取材が苦手、特にテレビ…。カメラに向って話すというのが、どうも苦手です。逆にテレビでも誰かと話をしながら進めていく内容であれば、すらすらと言葉が出てきます。私の場合、相槌をうってくれる相手がいないと、自分の言葉が届いているのか不安に感じるようです。

さて、ラジオ。

ラジオの取材は結構好きなんです（笑）

事前に質問をまとめることができますし、電話越しに話をするので言葉もよく出てきます。相手の方も色々質問をして下さいますしね！


明日の取材が上手く行くことを願って、今日はもうちょっと練習を続けます。

暑さ対策

毎日暑い日が続きます…。

昨夜は、今年初めて寝苦しい夜となりました。あんまり寝られないものだから、私は布団から起き上がって、少し夜風に当たろうとかと、窓辺へ寄りました。すると外がぼんやりと明るい。ふと空を見上げると、綺麗なお月様が見えました。月ばかりでなく、かすかに星も見えます。月や星空が夏に見えるのは珍しい気がしました。ちょっとばかり良い心地になったものの、暑さは変わらず。携帯用のラジオを枕元に持ってきて、ＮＨＫラジオ深夜便を付けて、ひたすら聴いていました。すると…いつのまにか眠れたようです。

この暑さで夏バテはどうしてもしたくないものの、食欲もあまりなし。

無理に食べなくても、栄養を取れればと考えて、食生活を夏メニューに切り替えました。


朝はバナナ、昼は梅おにぎり、夜は野菜尽くし。


ご飯や味噌汁、肉魚はほとんど取りません。
たぶん…バランスは良くないと思うのですが、私の場合はこの程度でも大丈夫。

あとはお酒を控えめに。
時間が経つと、どうしても体が熱くなるので…。


精神的に涼しくなりたいのなら、ちくま文庫の「文豪怪談傑作選」シリーズ。なかでも『文藝怪談実話』の佐藤春夫と稲垣足穂が体験した化物屋敷の話はかなり怖い。涼しくなること間違いなし…逆に怖くなって眠れなくなる恐れもありますが…。

この夏、まだ始まったばかり。体調には気をつけて乗り切りたいものです。

東京都現代美術館Ⅱ

今日も暑い一日でした…。夜になった今は大分涼しく、北風が部屋の中を吹き抜けて行きます。

さて、今日は東京都現代美術館で見た「フレデリック・バック」展をご紹介します。

フレデリック・バックは画家でアニメーション作家。彼の代表作は「木を植えた男」、「クラック！」で、アカデミー賞短編アニメーション部門を受賞しました。展覧会ではバックの原画や「木を植えた男」の上映、「クラック！」などの一部のアニメーションを紹介しています。

会場に入ってすぐに「木を植えた男」のアニメーションが流れます。立って見るには少し長めですが、すぐれたアニメーション技術とストーリーにすぐに引き込まれていきます。アニメーション技術が優れている、というのは、映像がとても綺麗というのではなく、軽いタッチの描写とパステル調の淡い色彩が特徴で、「木を植えた男」の世界観にまさにぴったりなのです。日本は世界的に見てもアニメへの興味・関心が高く、これまで数々のアニメ作品が生まれていますが、バックのような雰囲気のアニメは日本にはないなあと思いました。


余韻。


人は何か感動的なものを見たときに、心の中にそれを感じます。近頃はアニメを見ても、余韻を感じるものがなかったけれど、「木を植えた男」はアニメの大きな可能性を感じさせるものでした。


展覧会では映像を見る場所が多いので、後半は立って見続けるのがつらくなりましたが、休憩をしながら、ゆっくり見ると良いのかもしれません。


「名和晃平展」、「フレデリック・バック展」、どちらもとても面白い展覧会でした。

東京都現代美術館Ⅰ

休日を利用して、東京都現代美術館へ行ってきました。

現在、東京都現代美術館では企画展として「名和晃平－シンセシス」展と「フレデリック・バック」展が開催されています。

今日のブログは「名和晃平－シンセシス」展の感想です。


この展覧会、会場の始まりからして何かしら引き付けるものがありました。というのは、展覧会を２度楽しんで欲しいというメッセージが、私たちを迎えてくれるからです。

会場にはキャプションや解説は一切付けられていません。そこでこんな鑑賞方法を提案しているのです。
①最初に見るときは頭のなかをまっさらにして作品を見る。→自分の創造で楽しむ。
②２度目は、解説シートを読みながら見る。→作者の意図をつかむ。
　（展示会場は一巡したら、入り口に戻れるように導線が組まれています。）

こういう展示の仕掛け方、そして鑑賞方法の提案は面白いですね。あとは名和晃平さんの世界を存分に楽しむ。

プリズムのボックスにあるサボテンやパン、靴などの物体。物体は見えるけれども、角度を変えるとおかしな形になったり、見えなくなったりする。

剥製を大小の水晶の玉で覆ってしまう。（壁面に掛けられた小さな鹿？の剥製。斜めの角度からみると、目のところの透明な水晶が黒くなって見え、かわいい感じになっていました。名和さんの遊び心なのでしょうか）

展覧会終盤にある暗闇のなかでシリコンがボコボコとあわ立つ作品を見ていると、私は生きものの細胞を間近で見ているような心地になりました。細胞は日々更新されていく、けれどもとても高い放射能を浴びるとそれが更新されなくなっていく…ずっと昔に聞いた記憶が私の頭のなかをよぎり…。

展覧会の最後に、解説シートが置かれています。それをもって再び展示室へ。作者の意図は、ぜひ展覧会をご覧頂きましてのお楽しみに。

見て、考えて、体験して楽しめる面白い展覧会でした。オススメです。

明日は「フレデリック・バック」展をご紹介します。

夏なのに大掃除

気持ちのもやもやはいまだ消えず。先日、いきつけのカフェへ行ってきて、オーナーに相談してみました。

「もやもやするときは、掃除をすべし！」

とのアドバイス。オーナー曰く、もやもやするときは外出しても、本を読んでもだめ。まずは自分の本拠地である家の中を片付けて、すっきりさせたほうがよいとのこと。掃除をしていれば、それに集中するしかなくなるし、綺麗になった部屋を見て、もやもやも吹き飛ぶでしょう、とのことでした。

確かに掃除はいいかも。と思い、アドバイスを受けた日から、部屋の大掃除を始めました。要らないものは思い切ってゴミ箱へ捨て、読み終えた本はリサイクルへ。どんどん片付けて、20ℓのゴミ袋が５つ出ました。普段、どれだけ掃除をしていなかったかがわかりますね…。そうして綺麗になった部屋にちょっと感動（笑）

さて、気持ちの方はといえば、まだ若干もやもやする！これをかき消そうとすると、何だか長引きそうな気がするので、それはそれとして、やるべきことはしっかりやって、しばらく生活することにします。

ヨコハマトリエンナーレ２０１１

今日は蒸し暑い…。日中は風があって気持ちが良かったのですが、午後４時頃から異様に暑くなってきました。普通ならば、だんだん涼しくなってくる時間帯なのに。午後８時にならんとしている今も汗をかいています。

美術館宛に「ヨコハマトリエンナーレ2011」の案内が届きました。これは横浜美術館と日本郵船海岸通倉庫をメインの会場として、街全体が現代アートの展覧会になるというもの。トリエンナーレですから、３年に一度の開催。

パンフレットを手にとって感じたことは、もう３年が経ったのかと早すぎる時間の経過について。３年前は行きたい行きたいと思っていたものの、結局行くことが出来ずに終わってしまいました。あと３年後か…と思ったものですが、私にとってはあっという間の３年でした。もう今年こそは何が何でも行きたい（笑）

８月６日から１１月６日までの開催。夏場はつらそうなので…秋風が吹く頃にでも。

今からとても楽しみです。

顔が険しい？

昨日は、久しぶりに気の合う仲間たちとお酒を飲みに行きました。仲間、なのでお互いに気を使うこともなく、ざっくばらんな話で盛り上がり、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。私は楽しすぎたのと翌日が休みだったこともあり、お酒を飲みすぎて、今朝はやや頭が痛し。頭が痛くなるまで飲むまい、といつも思うのですが、お酒一杯飲むだけで気が強くなり、ついつい酒をあおってしまう（苦笑）

お酒の席で、仲間から言われたこと。「どうしたね？そんなに難しい顔をして？」。私の顔が考えごとをしているような難しい顔になっていたらしい。自分ではぜんぜんそんなつもりはなかったのだけれど。今年度はこれまで以上に責任感のある仕事を任されていて、それがプライベートでも顔の表情が出てしまったのかもしれません。飲み会のときくらい、難しい顔をしなくても良いのにと自分に言いたくなる（笑）

さあ、夜中の８時も周ったことですから、今日は家で麦酒でも飲みますか！