学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

5年前の今日は

2016-03-14 21:10:55 | その他
ここ数日は曇り日が続き、今日は雨がポツポツと降っています。先日、群馬県館林市の城沼へ梅を見に出掛けたのですが、満開にはもう少しかかるようで、まだところどころ寂しそうに咲いていました。水戸の偕楽園もまだ梅を見るには早いでしょうかね。早く暖かくなって、満開の梅を見たいものです。

5年前の今日は、東日本大震災が起きてから4日目。当時、美術館に勤務していた私は金・土・日曜日の3日間は震災の対応に追われ、ようやく月曜日になって家の片付けができるようになりました。この日は忘れられない嬉しいことがありました。震災後、初めて両親と電話が繋がり、会話をすることができたのです。3月11日の震災後すぐに身内と会話でき、両親が無事だったのはわかっていたのですが、やはり声を聞くまでは心配でした。母は涙ながらの会話でしたので、言葉が聞き取りづらいところもあったのですが、ひとまず安心。でも、連日テレビで報道される大震災の被災状況を見ると、家族は助かったものの、複雑な心情があったことを覚えています。

5年たった今、被災地の復興にために、私には何ができるのか。改めて考えてみたいと思いました。
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