冷たい雨の朝でした。休日の朝は、散歩に出かけるのが、私の日課。それは雨であろうと、雪であろうと、天気は一向に構いません。なぜなら、いつもの路をとぼとぼと歩いても、空模様によって景色が変わって見えますし、なにより季節の移り変わりをしっかり味わうことが出来るからです。
今日は見事に咲きほこる梅が見られました。梅といえば鶯。梅と鶯を同一画面に置くと、これが花札になる(笑)いよいよ春ですね。
帰宅して、先日図書館から借りてきた北原白秋の『白秋愛唱集』(岩波文庫)を開いてみました。「からたちの花」、「かえろかえろ」、「この道」…、子どものころ、何とはなしに歌っていたものが、白秋の手によるものだと知ってとても驚きました。殊に染みるのが、「雨雨、ふれふれ、母さんが…」のフレーズで始まる「雨ふり」。そう、雨であるからこその情景。とてもいい歌です。
いつの間にか、私のなかで冷たい雨が暖かい雨となったようでした。
今日は見事に咲きほこる梅が見られました。梅といえば鶯。梅と鶯を同一画面に置くと、これが花札になる(笑)いよいよ春ですね。
帰宅して、先日図書館から借りてきた北原白秋の『白秋愛唱集』(岩波文庫)を開いてみました。「からたちの花」、「かえろかえろ」、「この道」…、子どものころ、何とはなしに歌っていたものが、白秋の手によるものだと知ってとても驚きました。殊に染みるのが、「雨雨、ふれふれ、母さんが…」のフレーズで始まる「雨ふり」。そう、雨であるからこその情景。とてもいい歌です。
いつの間にか、私のなかで冷たい雨が暖かい雨となったようでした。