てのひらに太陽を

生涯、元気ハツラツOld Boy’s
70歳現役を目指し!
日々の気付きと思いと書き綴りたい
そんな気持ちのブログ

もののけの世界に、宮島「きびや谷」

2014年10月05日 05時57分10秒 | Weblog


  大きな台風が来るというので
  この前行った宮島の「きびや谷」に行った
  
  台風の影響か風が少し強い
  宮島には11時頃着いた

  この前10月1日は平日なので人は少なかったが
  やはり土曜日は人が多い

  波がいつもより高そう
  

  私は風の吹く中いちもくさんで、あのところへと思ったが
  ちょうど潮が引き、鳥居の東側を見に行った

  この鳥居は東が「お日様」西が「お月様」

  

  誰が考案したんじゃろ~と感心する
  毎日お日様が上がるとこの東のところへ日が登る
  夜のころお月様が出ると西側のところへお月様

  そしてこの鳥居の中心点の直線上にお宮の神様
  そしてその直線上に「11面観音様」
  (今はないが、明治維新の折“廃仏毀釈”で大聖院に移された)
  そしてその直線上に宮島の神様「イツクシマミヤ」さまの眠るところ

  すごいねえ~
  平清盛もスゴイが、これを作れと命じられて作った人の
  発想と思いと見識の高さにただ感嘆するばかり
  この人の思いは今でもこれからも残る

  潮が引いていたので、本宮の「大元神社」に近くなった
  

  大元神社にお参り
  

  「荘厳」な感じが伝わってくる

  この前の場所を探すがなかなか見つからない
  “あった~”
  

  大きな切り出された幹に緑いっぱいの苔
  その木に生えている植物

  「もののけ」ジャネ

  バックから本と缶酎ハイを取出し、くつろいでいると
  鹿がニョキッと現われた
  

  風の音と川のせせらぎの音、時折、鳥の声
  静かな空間を満喫、本の写し書きも進む

  ふと顔をあげると、この前見た大きな角を持った鹿が
  私を見つめていた、知らん顔をしてまた本の写し書きをする
  確か20分くらいしただろうか、まだ何かの気配がするので
  顔をあげると、まだあの鹿が私を見ている
  

  おそらく、ここの仕切り役の主だろう

  せせらぎの音に惹かれて、川に降りた
  道なき道を用心深く降りる
  川のせせらぎに思わず、靴下を脱いで
  

  気持ちいいねえ~
  誰もいない、川の音と鳥の声そして風の声

  

  時計を見ると、3時半
  11時にここに着いたと思う
  何時間の空間を過ごしたのやら

  紅葉の時期はここは“真っ赤”な紅葉の中になるだろう

  ワタシだけの書斎が出来た
  贅沢な空間
  また来よう~~

  もう秋なんですね~~~