大きな台風が来るというので
この前行った宮島の「きびや谷」に行った
台風の影響か風が少し強い
宮島には11時頃着いた
この前10月1日は平日なので人は少なかったが
やはり土曜日は人が多い
波がいつもより高そう
私は風の吹く中いちもくさんで、あのところへと思ったが
ちょうど潮が引き、鳥居の東側を見に行った
この鳥居は東が「お日様」西が「お月様」
誰が考案したんじゃろ~と感心する
毎日お日様が上がるとこの東のところへ日が登る
夜のころお月様が出ると西側のところへお月様
そしてこの鳥居の中心点の直線上にお宮の神様
そしてその直線上に「11面観音様」
(今はないが、明治維新の折“廃仏毀釈”で大聖院に移された)
そしてその直線上に宮島の神様「イツクシマミヤ」さまの眠るところ
すごいねえ~
平清盛もスゴイが、これを作れと命じられて作った人の
発想と思いと見識の高さにただ感嘆するばかり
この人の思いは今でもこれからも残る
潮が引いていたので、本宮の「大元神社」に近くなった
大元神社にお参り
「荘厳」な感じが伝わってくる
この前の場所を探すがなかなか見つからない
“あった~”
大きな切り出された幹に緑いっぱいの苔
その木に生えている植物
「もののけ」ジャネ
バックから本と缶酎ハイを取出し、くつろいでいると
鹿がニョキッと現われた
風の音と川のせせらぎの音、時折、鳥の声
静かな空間を満喫、本の写し書きも進む
ふと顔をあげると、この前見た大きな角を持った鹿が
私を見つめていた、知らん顔をしてまた本の写し書きをする
確か20分くらいしただろうか、まだ何かの気配がするので
顔をあげると、まだあの鹿が私を見ている
おそらく、ここの仕切り役の主だろう
せせらぎの音に惹かれて、川に降りた
道なき道を用心深く降りる
川のせせらぎに思わず、靴下を脱いで
気持ちいいねえ~
誰もいない、川の音と鳥の声そして風の声
時計を見ると、3時半
11時にここに着いたと思う
何時間の空間を過ごしたのやら
紅葉の時期はここは“真っ赤”な紅葉の中になるだろう
ワタシだけの書斎が出来た
贅沢な空間
また来よう~~
もう秋なんですね~~~
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