気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

お雛様に見つめられて立礼で

2018-03-20 15:57:57 | お稽古
夜中に寝苦しくて目を覚ましましたが、菜種梅雨だとかで前線
が接近中らしく、夜半に最高気温が11.4℃に。
こうも気温の変動が激しいと、着る物に困りますが、ダウンは
クリーニングに出せるでしょう。

昨日の自宅稽古、お雛様を飾っている床の間、掛る軸は
まだ水仙・・・
旧暦の一月(3月16日迄)のつもりが、忘れてそのままに。
高知では15日開花した桜がもう満開と聞き、軸は『春』に
ひさかたの 光のとけき 春の日に しつ心なく 花のちるらむ
      紀友則:古今和歌集春下八十四、小倉百人一首  
 
仕舞い忘れは困り者、旧暦の3月3日の4月18日では遅すぎ?
では月遅れの4月3日過ぎ、早々にお雛様も仕舞わなくてはね。

昨日は立礼、点茶盤にてお二人揃われるのは久しぶりに、

お元気な顔を見せて頂け、話に花が咲きました。

咲くといえば17日には蕾の『貝母(ばいも)』も19日には開花
3/19⇐3/17
でも庭では18日に大きく開き、気が付かなかったのかも
『貝母咲き庭にやさしさ生まれけり』
             清水芳子
3/18⇐3/17

菓子は、別名「あこや餅」といわれ、あこやを模したとも
される『引千切』を赤膚焼(7代尾西 楽斎)に
 
そして「みすゞあられ」、
乾燥を控えめに仕上げたみすゞ飴の半生タイプで
より柔らかめの食感、すっきりと瑞々しい味わいです。
  

お雛様に見つめられてのお稽古、雛飾も賑やかで嬉しそう、
春のお昼下がりの一服、愉しんでいただけましたでしょうか。

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