『しぐれのあめ いたくなふりそ こんだうの
はしらのまそほ かべにながれむ 』大正19年(1921)
ここ海龍王寺にも会津八一の歌碑が
この寺の西金堂の古びた白壁に、
柱の色が赤くにじんでいるのを実際に見て詠まれており、
金堂の柱の真(まそお・朱の顔料)がとけて 壁に流れてしまうから、降らないで
西大寺へのバス道から一歩山門をくぐると
なにか流れている時間が違います。
参道から表門を入ったところに御坊様が一人、
二言、三言、人が少なく、良い雰囲気ですねとお話しすると
春や秋には一日に二千人の参拝者があるのですよ。とのこと
参拝者は私だけ、
金堂に、
十一面観音像さまが、幕の間から隠れるように、ありがとうございます。
前には、日本や世界各地のお水が供えられており
横をふと見ると、みうらじゅんさん(イラストレーター)のお供え物がありました。
そうだ、ならひとまち大学の講座にみうらじゅん×住職さんとの特別講座があり、
応募したが・・・残念。
受付の方は、御住職で『イケ住』と呼ばれておられる有名人でした。
国宝五重小塔
八一の歌碑があるのは、この西金堂の左手の奥
草に覆われておりました。
別名は「隅寺」という「海龍王寺」
何気にいいですが、
雨が近いのか、カに追われながら、山門を後にしました。
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