気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

菓子は青梅で

2019-06-06 20:36:11 | 主菓子とお干菓子
六月六日、24節気の『芒種』初候は螳螂生(とうろう しょうず)
芒(のぎ)のある穀物、稲や麦などの種をまく季節からですが、
初候、カマキリなどの虫の孵化が始まり、次候は螢が川から上がり
草に宿り始め、末候は梅の実も黄色づき始める気候を表します。

現在奈良の籾蒔きは山間の早場米地帯は4月初旬、平地で5月初旬頃
平地の田植えもそろそろ終わり掛けです。

また今日は「梅の日」で天文14年4月17日(新暦1545年6月6日)、
京都・賀茂神社の例祭・葵祭で後奈良天皇が神事をされた際に
梅が献上されたという故事から紀州梅の会が制定した。

家の梅はまだ青梅のまま、末候になれば黄色く熟し始めるのでは。


先日先生のお稽古に伺ったおり、菓子は樫舎(かしや)さん『青梅』で、
上品な色模様と形、備中白小豆の粒餡との取り合わせ美味しさに感動!(写真なし)

触発されこの火曜日のお稽古前に造った『青梅』、時間がなく
慌てていたためか形が?
お出での方々には、喜んで頂けたようです。




床には、軸は『善な寶』百五代法隆寺管長、間中定泉


花は縞葦、ホタルブクロ 白南天とヤマアジサイ
 

午前中は更好棚にて薄茶平点前と入れ子点を
午後は、お茶碗荘りを
「このお茶碗は、恩師よりいただいたもので・・・」
お稽古でなりきるのは、気恥ずかしいものですね。