羽鳥湖高原徒然記

福島県羽鳥湖高原 ルークのお父さんのなんでも雑記帖

湯泉八幡神社

2008年10月02日 | 歴史
我が村には「羽鳥湖温泉」「二岐温泉」「岩瀬湯本温泉」「天栄温泉」と四か所の温泉があります。

こちらは共同浴場。残念ながら地域の人しか入れません。後ろのかやぶき屋根は湯口屋旅館。



共同浴場脇の足湯はだれでも入浴OK。



湯口屋旅館裏手にあるのは湯泉八幡神社。



歴史を感じる苔むした急な石段をの登ると社殿に到着。





深い緑に森閑とした雰囲気が漂い、ご神木の樹齢500年の大杉があります。こちらもご神木の大きな夫婦杉、寄り添う夫婦のようです。



見上げると神々しい姿に圧倒されます。



下りの急な石段でちょっと腰が引けるレイアさん



岩瀬湯本温泉は9世紀の初め頃、嵯峨天皇が病気になられ、これを癒やすための温泉を探す命を受けた天皇側近の公家「星右京之進」「星若狭之助」「星丹波」の三兄弟によって発見されたと伝えられています。
その由緒ある伝説を今に伝える菊花紋章が残されています。









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3 コメント

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例祭行事は? (いわねえ)
2010-01-15 14:45:58
 まいど岸和田のいわねえと申します。
祭りのHPしています。
 さて湯泉八幡神社のことを書かれていますが、大祭はどんな行事なんでしょうか?
お教え下さい。
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湯泉八幡神社 (彩林)
2010-01-16 14:09:02
いわねえさん、ご訪問ありがとうございます。

湯泉八幡神社は岩瀬湯本温泉の鎮守様で温泉守り神様です。

毎年11月中旬に行われる例祭は地元民が集まり、もちを振舞い神に感謝をする。湯本地区の
祭礼です。

湯泉八幡神社
平安時代前期の弘仁9(818)年に嵯峨天皇が重病を患い、あらゆる薬石の効なく困っていたところ、ある夜、天皇の夢枕に日ごろ信心している八幡さまのお告げがあった。「陸奥石背国の二岐岳の麓に鶴沼という清流あり、その南方に湯が湧き出ている。その湯垢を取り入浴すれば全治すべし」と。さっそく、侍従の星右京進、若狭助、丹波の3兄弟に命じ、その湯垢を取らせ入浴を重ねたところ、幾日かして天皇の病はお告げのとおり全快した。喜んだ天皇は神恩に感謝して、山城八幡神社の分霊をこの湯本の地に遷宮し、3兄弟に温泉とともに守らせた。
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ありがとうございます (いわねえ)
2010-01-16 23:13:04
お教え頂きありがとうございます
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