ヤブ蚊の発生を防ぐ事がジカ熱予防の根本的な解決策ですが神社や寺院の自然の中の広い地域で防ぐ事は至難の業です。
ジカ熱の発症が無かったら蚊に咬まれる事ぐらいは痒いだけで命に別状はありませんでした。
このジカ熱と言う病気は妊婦にとっても産まれてくる子供にも重大な症状を残す事になります。
この厄介なジカ熱ウイルスは日本のヤブ蚊(ヒトスジイエカ)が媒介する事がわかっています。
少子化のすすむわが国で小頭症という障害の出るウイルスを媒介するヤブ蚊撲滅は緊急の問題です。
國も行政も製薬会社も大量の患者が出てからしか動かないのが通例です。
しかし、この病気は発症してからでは手遅れなのです。生まれて来る子供にもその家族にも大きな負担を一生にわたって負わさねばなりません。
この夏には外国から帰って来た人達の血を吸ったヤブ蚊が蔓延して大量のジカ熱患者を出す事になればわが国は将来に苦労する事になります。
ヤブ蚊撲滅には1)殺虫剤散布で蚊やボウフラを殺す事、2)蚊が卵を産みボウフラの発生する水たまりを無くする事、など。
ヤブ蚊の攻撃から身をまもるには 1)蚊に咬まれないように衣服で肌を被う事、2)蚊の嫌う薬剤を露出部分に塗る事、3)蚊取り線香などかの嫌う煙やニオイで蚊が近づかないようにする事、などがあります。
温暖化によって蚊の生息出来る期間が長くなりこれらの対策期間は長くなり、経費もかかり労力も必要になって来ます。
自然豊かな田園都市ほど無防備なエサである人間がヤブ蚊の餌食になる機会も多いのです。
広範囲に殺虫剤散布をやらなければ効果はありません。殺虫剤散布は各地の行政が中心になって継続してやってもらわなければなりませんがヤブ蚊だけを殺す殺虫剤はありません。
その薬剤によってその辺り一帯の生態系が崩れてしまい、その上その薬剤に対する抗体を持った蚊が出来上がる可能性もあります。
行政に頼り切りでは無くて住民の関心と協力が無ければヤブ蚊撲滅運動は成り立ちません。
話が長くなりましたが上新田天神社の境内から撲滅運動のスタートを切ります。
「蚊とりん」設置協力キャンペーン
殺虫剤使用による人畜の健康被害と生態系へのダメージ回避、薬剤耐性種出現などの弊害を防ぐために「雨水だけでボウフラ退治」をすすめる「蚊とりん」設置協力をお願いする事になりました。
詳しくは今後説明して行きますが(勉強して)、概略はこの「蚊とりん」と言う器具に雨水を入れてヤブ蚊に産卵の場所を提供して孵ったヤブ蚊が二度と外界に出ないように死滅させ続けるという気の長い話ですが生態系にダメージを与えずに確実にヤブ蚊を撲滅に追いやる事が出来ると思い上新田天神社境内から始めます。
1個千円で購入していただき神社にお納めください「ヤブ蚊撲滅隊」(仮称)が設置します。購入くださった方は「ヤブ蚊撲滅隊」に入隊出来ます。
第一回設置目標は100個です。効果が見られればもっと増やして行きます。
この他に千里天神社の境内から水たまりを完全に無くす事を「ヤブ蚊撲滅隊」の役割として続けて行きます。
この運動は早く始める事が緊急の課題です。「蚊とりん」は本日までにまず30個ほど仕入れましたので26日(日曜日)に上新田天神社で配布を始めます。
効果もまだ確かめていません、3日前に自宅でテストを始めたとこです。この器具を蚊が発見して卵を産み、ボウフラになり、蚊になるまでもう少し日がかかります。
成果が上がるかも解りませんがヤブ蚊撲滅に効果がある物は次々試みて行きます。(高額な物は無理ですが)
ぜひ、協力して下さい。マズ、知人、縁者には義理でも参加してもらうつもりです。
タッタ、1個千円です。私の知人には断るようなシミッタレタ舛添のような奴はいないと思うのですが。(言い過ぎたか? なにとぞご協力をお願いします)
今いる蚊をよせつけない試みもしています
蚊逃草(ゼラニューム)
蚊逃げ草鉢に育てる
小さな蚊逃げ草(ポット)
「蚊逃草」というハーブ(香り草)ゼラニュームの鉢植えを参拝者がヤブ蚊に咬まれないように今の所は四鉢だけですが上新田天神社の受付前に並べています。
鉢植えのように大きくなった物を置けば良いのですが沢山並べなければ効果が薄いようなので(まだテスト中で結果が出ていませんが)ポット入りの小さな物を買って来て(大きい物は高いですから)自宅で植木鉢に植え替えて大きく育てようと思っています。
この草に蚊をよせつけない効果があれば蚊取り線香を焚く手間が省けて管理も楽になり夏のヤブ蚊のシーズンだけでもハーブの良い香りが漂います。
これもまだ効果のほどはわかりません。
すべて「ヤブ蚊撲滅運動」はやってみなければわからない事ばかりですが神社の境内でヤブ蚊に食われない試みを続けます。
自然豊かな鎮守の杜が何時までも楽しい想い出につながるようにしたいと思っています。
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