鎮守の森の学校(京都北山細野の神主)

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

ジカ熱を媒介するヤブ蚊撲滅運動・千里の氏神・上新田天神社境内から始めます

2016年06月21日 | 環境問題

ヤブ蚊の発生を防ぐ事がジカ熱予防の根本的な解決策ですが神社や寺院の自然の中の広い地域で防ぐ事は至難の業です。

ジカ熱の発症が無かったら蚊に咬まれる事ぐらいは痒いだけで命に別状はありませんでした。

このジカ熱と言う病気は妊婦にとっても産まれてくる子供にも重大な症状を残す事になります。

この厄介なジカ熱ウイルスは日本のヤブ蚊(ヒトスジイエカ)が媒介する事がわかっています。

少子化のすすむわが国で小頭症という障害の出るウイルスを媒介するヤブ蚊撲滅は緊急の問題です。

國も行政も製薬会社も大量の患者が出てからしか動かないのが通例です。

しかし、この病気は発症してからでは手遅れなのです。生まれて来る子供にもその家族にも大きな負担を一生にわたって負わさねばなりません。

この夏には外国から帰って来た人達の血を吸ったヤブ蚊が蔓延して大量のジカ熱患者を出す事になればわが国は将来に苦労する事になります。

ヤブ蚊撲滅には1)殺虫剤散布で蚊やボウフラを殺す事、2)蚊が卵を産みボウフラの発生する水たまりを無くする事、など。

ヤブ蚊の攻撃から身をまもるには 1)蚊に咬まれないように衣服で肌を被う事、2)蚊の嫌う薬剤を露出部分に塗る事、3)蚊取り線香などかの嫌う煙やニオイで蚊が近づかないようにする事、などがあります。

温暖化によって蚊の生息出来る期間が長くなりこれらの対策期間は長くなり、経費もかかり労力も必要になって来ます。

自然豊かな田園都市ほど無防備なエサである人間がヤブ蚊の餌食になる機会も多いのです。

広範囲に殺虫剤散布をやらなければ効果はありません。殺虫剤散布は各地の行政が中心になって継続してやってもらわなければなりませんがヤブ蚊だけを殺す殺虫剤はありません。

その薬剤によってその辺り一帯の生態系が崩れてしまい、その上その薬剤に対する抗体を持った蚊が出来上がる可能性もあります。

行政に頼り切りでは無くて住民の関心と協力が無ければヤブ蚊撲滅運動は成り立ちません。

話が長くなりましたが上新田天神社の境内から撲滅運動のスタートを切ります。

雨水だけでボウフラ退治「蚊とりん」設置協力キャンペーン

殺虫剤使用による人畜の健康被害と生態系へのダメージ回避、薬剤耐性種出現などの弊害を防ぐために「雨水だけでボウフラ退治」をすすめる「蚊とりん」設置協力をお願いする事になりました。

詳しくは今後説明して行きますが(勉強して)、概略はこの「蚊とりん」と言う器具に雨水を入れてヤブ蚊に産卵の場所を提供して孵ったヤブ蚊が二度と外界に出ないように死滅させ続けるという気の長い話ですが生態系にダメージを与えずに確実にヤブ蚊を撲滅に追いやる事が出来ると思い上新田天神社境内から始めます。

1個千円で購入していただき神社にお納めください「ヤブ蚊撲滅隊」(仮称)が設置します。購入くださった方は「ヤブ蚊撲滅隊」に入隊出来ます。

第一回設置目標は100個です。効果が見られればもっと増やして行きます。

この他に千里天神社の境内から水たまりを完全に無くす事を「ヤブ蚊撲滅隊」の役割として続けて行きます。

この運動は早く始める事が緊急の課題です。「蚊とりん」は本日までにまず30個ほど仕入れましたので26日(日曜日)に上新田天神社で配布を始めます。

効果もまだ確かめていません、3日前に自宅でテストを始めたとこです。この器具を蚊が発見して卵を産み、ボウフラになり、蚊になるまでもう少し日がかかります。

成果が上がるかも解りませんがヤブ蚊撲滅に効果がある物は次々試みて行きます。(高額な物は無理ですが)

ぜひ、協力して下さい。マズ、知人、縁者には義理でも参加してもらうつもりです。

タッタ、1個千円です。私の知人には断るようなシミッタレタ舛添のような奴はいないと思うのですが。(言い過ぎたか? なにとぞご協力をお願いします)

 

今いる蚊をよせつけない試みもしています

蚊逃草(ゼラニューム)

蚊逃げ草鉢に育てる

小さな蚊逃げ草(ポット)

「蚊逃草」というハーブ(香り草)ゼラニュームの鉢植えを参拝者がヤブ蚊に咬まれないように今の所は四鉢だけですが上新田天神社の受付前に並べています。

鉢植えのように大きくなった物を置けば良いのですが沢山並べなければ効果が薄いようなので(まだテスト中で結果が出ていませんが)ポット入りの小さな物を買って来て(大きい物は高いですから)自宅で植木鉢に植え替えて大きく育てようと思っています。

この草に蚊をよせつけない効果があれば蚊取り線香を焚く手間が省けて管理も楽になり夏のヤブ蚊のシーズンだけでもハーブの良い香りが漂います。

これもまだ効果のほどはわかりません。

すべて「ヤブ蚊撲滅運動」はやってみなければわからない事ばかりですが神社の境内でヤブ蚊に食われない試みを続けます。

自然豊かな鎮守の杜が何時までも楽しい想い出につながるようにしたいと思っています。

 

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二日続きの快晴・これも異常気象?これは地球温暖化の恩恵か?

2016年01月02日 | 環境問題

正月二日は京北田貫町の白山神社のお正月。写真のように雪も無く日差しも春のように温かく昨日の細野の歳旦祭と同じように近年まれなお正月でした。

「地球温暖化」のマイナス面ばかりが強調される昨今ですが京都北山のような高原地帯では温暖化と言われる現象のメリットも結構あるものです。

本来、日本人は時には災害をもたらす自然環境も素直に受け入れて耐えて来ました。

アツイ時には涼しくなる工夫をし、サムイ時にはジッとガマンをして春の陽気が戻るのを楽しみにすごして来ました。

四季の変化に耐えながら四季の変化をも楽しんで来ました。

そのせいで広くない國の中でも特徴のある文化が発達し、忍耐強い国民性も育まれて来たのです。

自然は人間の力で征服出来ると傲慢な考えの西洋文化を戦後日本国民が真似を仕始めた頃からおかしくなって来ました。

この際、もう一度「地球温暖化」と言われる気温の上昇が今の所わが国にどんな影響をあたえて来たかを検証した方が良いのでは無いかと思います。

世界規模の「温暖化対策」なんてものは世界の経済を自分の金儲けの為に利用しようとする一派の策略にしか過ぎない事を日本国民は見破るべきです。

多くの一般国民の生活に暖冬がどんな影響をおよぼしていますか?

冬は寒いより少しでも温かい方がすごしやすいでしょう。

多くの一般農家にどんな損害をあたえていますか?

長い間雪の下に埋もれているより、早く雪が解けて畑が出来る方が良いでしょう。

国土の大多数が山地である日本にとって、寒い季節をガマンしなければならなかった寒冷化の時の方が厳しかったはずです。温暖化と言われる今よりは。

温暖化のお陰で今や北海道まで米が栽培出来るようになりました。

日本国民は「温暖化」と言う自然の恩恵に反して米を食わなくなりましたが(その内バチがあたります)

自分で考えられないマスゴミや木っ端役人にダマされてはいけません。

今年こそ、日本国民は自分でものを考え、最良の方法と思うものを政治家に実行させる年にしようではありませんか。

少数者のデモや利権がらみの政治家やマスゴミのウソを暴く年にして下さい。

民主主義とは少数のデモや敵国の脅しで國を動かすのでは無く、国民に選挙で選ばれた議員が国政に選挙人の多数意見を反映させることが原点です。

少数意見尊重=平等 ではありません。多数に従う事が民主主義の原点です。

上の写真と同じ昨年同日の京北田貫町の白山神社の写真です

やはり寒いより温かい方が快適です

 

 

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川が美しくなれば気持ちのよいものなのに

2014年01月07日 | 環境問題

折角の看板がこの川では悲しい

看板を立てれば勝手に川が美しくなるわけではありません。この写真では良く解らないのですが昨日同窓生の葬儀に行った京阪八幡市駅前に流れる大谷川を見ていたら、キタナイ泥が底に溜まった川に比較的きれいな水が流れていました。

葬儀が始まるまで時間があったのでこの川に沿って作られている遊歩道を歩いてみました。

恐らくこの遊歩道を設計された頃は川も川岸も美しかったのでしょうが、その後の住民達が自然を好まなくなったか?

自分だけの生活に眼が向いてしまったのでしょう。

京都府八幡市はその名も美しい水の名を冠した「石清水八幡宮」の門前町、ケーブルの乗り場からも見える所を流れている小さな川です。

行政が気がつけば、市民に声をかければ、ましてこの看板はロータリークラブの名前が見えます。

それよりも「石清水八幡宮」の神主達は気にならないのだろうか?

この川が美しくなればお詣りする人も清々しい気持ちになれるのにと、ふと、思いました。

 

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台風18号の復旧工事が始まる

2013年12月06日 | 環境問題

台風18号で京北町細野の長野・大神宮社の裏の谷が抜けて土石流が神社の本殿下にも流れ込み、社務所も1メートルほど山側が埋まりましたが氏子さん達の頑張りで秋のお祭りは無事終える事が出来ました。

抜け落ちた谷の修復工事は京都府の治山工事が年内に始まると言う情報でしたが工事業者が見つから無いとの情報もあり、心配していました。

幸いにも今月初めから工事が始まりました。谷の上部はまだ落ち切らなかった土砂や植林が残っているのでもう1度土砂降りの雨が降ったり、雪解けの水が切っ掛けで土石流が神社を直撃する可能性もあり一日も早い復旧工事を願っていました。

上部はこんな具合で大雨で今にもずり落ちそう堰堤も埋まって役に立たなかった。

昭和35年水害(?)で堰堤が出来て、その時に当時の総代さんの希望で右の写真のような石垣を組んで堰堤から溢れ出た水が境内に入らないようにしたと言う事でしたが、堰堤のどれもが総て土砂で満杯になってしまっていて役目を果たしていませんでした。

堰堤自体は健在ですから溜まった土砂を取り除く事で本来の堰堤としての役目を復活させる事が出来ます。(素人目では)

日本のように降雨量が多い国では多目的ダムや堰堤や護岸の治水事業が大切である事は昔からの常識であったはずです。

近年都会生活者が増えてどうしても道路工事に公共事業の主力が移っているようですが、ひとたび自然災害が起こるとやはり山間部や過疎地のおろそかにされて来た河川などに被害が出てしまいます。

河川は上流が守れなければ下流も安全ではないのです。

「コンクリートから人へ」など都会生活者(票田)に心地よいキャッチフレーズがこれからも命取りになる可能性があります。

土建業者の激減が国土の崩壊につながらないように政治家は心すべきです。

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PM2.5にもっと関心を持って欲しい

2013年12月02日 | 環境問題

私は特に公害問題に詳しくはありませんが支那大陸で大量に発生しているPM2.5については事前に予測して対応すべきと考えます。

とくにこどもたちや屋外で激しい運動をするスポーツ選手達はきをつけなければなりません。PM2.5は粒子が細かいので判りにくいようです。

昔、昭和30年代に学生時代1年間ほど大森の工業地帯で住んだ時にスモッグで昼間の太陽がお月さんのように見えたのを思い出しています。

おそらく、このpm2.5はあの頃の日本の大気より汚染されているでしょう。

下記の予測図は日本気象協会(http://tenki.jp/)のホームページから公開データー全国のコンテンツ欄から天気ガイドの一番下にある「PM2.5分布予測図」をクリックすると見られます。それにしても支那大陸の大気汚染は凄いですね、人間の住んでいるところは総て最大限に汚染されていますね。これが、この冬我々の住む日本列島に毎日流れて来るのです。図でも判るように北朝鮮も同じように汚染されています。もしこれが反対の立場だったら支那人はギャーギャー騒ぐでしょうね。その内支那に進出している日本企業はガッポリ汚染対策費をむしり取られるでしょう。

支那に進出している日本企業は汚染の片棒を担がないで早く日本に引き上げて来いよ。駐在員や家族も健康あっての人生です。

大気汚染が極度に達したある日突然何百万人、何千万人の人が悶え、窒息死する地獄絵を見る事になるかもしれません。これより下は今夜の日本気象協会のホームページの「PM2.5分布予測」です。スポーツクラブの指導者や教育関係者はチェックしているとは思いますが?

PM2.5とは

 PM2・5 大気中に漂う微粒子のうち直径2・5マイクロメートル以下と特に小さいもの。髪の毛の太さの30分の1と、通常のマスクも通してしまう。主な発生源は工場の煤(ばい)煙(えん)や車の排ガスで、大量に吸い込むとぜんそく、肺がんなどの健康被害が懸念されている。日本の環境基準は大気中の濃度を1年平均で1立方メートル当たり15マイクログラム以下、かつ1日平均で同35マイクログラム以下が望ましいとしている。 

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罰当たりマンション・いよいよ顔を出す

2013年05月30日 | 環境問題

千里の氏神さま上新田天神社の本殿の真後ろに建設中のマンション「ロジュマン千里中央」の建設が進み5月26日にはいよいよ9階部分が見え始めました。

左側がお宮さんの鎮守の杜、9階まで建ったマンション。まだ3階分高くなり神社を見下ろします。

この後、計画通り12階建てになれば、今見えている9階の上にまだ3階分が高くなります。お宮さんの尊厳を保つために7階までにして欲しいと開発プロジェクトの大本、関西電力、近畿日本鉄道にお願いをしてきました。

和解のための仲介を大阪府神社庁庁長寺井大阪天満宮宮司にもお願いにあがりました。

昨年8月から「上新田天神社の景観を守る会」を有志で立ち上げて街宣活動と署名運動(1万人分あり)を繰り広げてきました。

しかし、巨大企業を相手には我々の希望は通すことが出来ませんでした。

昨年暮れには地元の圧力もあり街宣活動も中止しました、私は景観を守る会の事務局長も引きました。

抗議看板も畳みました。署名活動も休止しました。

私にはまだやることがありました。神主として天神さまに解決をお願いすることでした。

自宅に上新田天神社のお札をお祭りして朝一番に祈願することを始めました。「困ったときの神頼み」です。

天神さまは怖い神様です。しかし、合格祈願のように子供たちの願いを聞いてくださる優しい神様でもあります。

神様が動いてくださっている予感がします。思い過ごしでしょうか?

昨年8月中旬に関西電力不動産の社長が北アルプスの槍ヶ岳山頂で雷に打たれて亡くなりました。

今になって原発の下に活断層が見つかって電気を送るこの原発は廃炉になるでしょう。巨額の損失です。

マンションは12階まで予定通り建つでしょう。来春入居予定のようですが、夏には本殿を覆いかぶさるような光景が見られるでしょう。

これからも、神様に上新田天神社の景観をお守りくださいと毎日ご祈願してゆきます。

そして、これからの「上新田天神社の景観を守る会」の運動は秋から、残された鎮守の杜を大切に地域の人たちとともに守って行くことになります。

 

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上新田天神社の景観問題・もうここまで建って来た

2013年02月24日 | 環境問題

24日の日曜日千里の氏神さんの本殿裏のロジュマン千里中央の工事現場を見れば写真のようにほぼ三階部分まで建って来ました。

我々が望む七階までに高さを押さえて欲しいと言う希望は無視されて当初の計画通り12階までゆきそうです。

私たちの氏神様の希望を無視した、この罰当たりマンションが完成するのも時間の問題になって来ました。

こんな環境や神域を穢す開発が法律で食い止めることが出来ず進められる時代は終わりにしたいモノです。

我々「上新田天神社の景観を守る会」はロジュマン千里中央が完成し、入居者が入っても永遠に存続させる決意です。

今後このような開発が出来ない様な環境立法を目指して頑張ります。そのためのシンボルがこの罰当たりマンション「ロジュマン千里中央」ですよと。

今後このような神様を見下ろす建築が日本の各地で建つことが無いように日本中に発信してゆくサンプルになるように。

そのための礎になれば今の運動が無駄ではなかったと言う事になります。

罰当たりマンション・ロジュマン千里中央の建設過程を映像と共に今後も発信して行きます。

こうなったら一時も早く完成してもらって、いかにこのマンションが神様を冒涜した建物であるかを知ってもらいます。

日本を代表する関西電力、近畿日本鉄道という大企業がなりふり構わない銭儲けに邁進しているかと言うことのサンプルを全国民に公開してゆきますのでご期待ください。

このマンション問題で全国に関西企業の銭ゲバぶりを知らしめる事になれば、他のまじめな関西企業のイメージダウンにつながらないかと心配です。

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千里の氏神さまの景観を守る活動・巨悪の前に人力は及ばず・残るは神頼み

2013年01月27日 | 環境問題

昨年夏から千里の氏神・上新田天神社の真裏にそびえ立つ12階建てのマンション建設計画をせめて神殿に覆いかぶさるような高さを七階に控えて欲しいと「上新田天神社の景観を守る会」を立ち上げて会長代行として活動して来ました。

残念ながら年末に神社運営が今後も地元の協力でスムースに行く為にという理由で私自身は活動から手を引く事になりました。マンションは来年入居を目指して写真のように基礎が出来上がりました。

この千里一帯の自然を一手に引き受けていた鎮守の杜を中心に広がっていた竹林はすべて丸裸になってしまいました。

ここに生息する小鳥や小動物、草木や虫たち、それにそれらを支えていたバクテリアたち、生態系が一挙に崩れ去ってしまいました。

千里ニュータウンの中心にこんなに緑豊かな自然が残っていたからこそ、この周辺のマンションや住宅は人気があり高く売れました。そして、大阪市内から引っ越して来た人達がありました。マンションを購入して一年も経たないのに、と憤慨する人達が憤懣を我々にぶつけて来ました。

千里丘陵地の最後の自然を日本で有数の大企業、関西電力、近鉄の関連会社が消滅させる結果になりました。巨悪に立ち向かうには我々は小さ過ぎたし、スタートが遅過ぎました。

しかし、「上新田天神社の景観を守る会」は今後も活動を続けます。なにしろ、周辺住民の1万人近い反対署名が集まっています。

しかし、この建設に関して、法律上の不備は見つかりませんでした。法律は建設業者にとって都合の良いもに仕上がっています。行政もマスゴミも巨悪には勝てない構造になっているのです。

年明け、寒の入りより自宅に上新田天神社のお札をお祭りして「上新田天神社の景観をお護りください」と毎日祈願しています。「人事を尽くして天命を待つ」ではないが、困ったときの神頼みでは、神主が頼むのですから神様も聞き入れて下さると思います。

昨年末にこの「ロジュマンション千里中央」の景観に関する抗議活動から手を引くことにしました。まさしく敗軍の将です。

「敗軍の将は兵を語らず」と言いますが、ただ一言、手を引いた訳は「上新田天神社の宮司」は私の実弟だからです。

 

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千里の氏神・上新田天神社の景観を守る会・街宣ユニホームが出来る

2012年11月27日 | 環境問題

「上新田天神社の景観を守る会」の街頭宣伝のためのユニフォームが出来てきました。

白い作務衣の上着に写真のように書き込みました。前にも襟のところに印刷をしています。

これで誰が街宣メンバーかと言うことを知ってもらえます。このユニフォームを着たせいか?この日からよく署名してくれる方が声をかけてくださるようになりました。

やはり、所属をはっきりすることが安心感を与える事になるのですね。25日は私は街宣を休みましたが、出たスタッフにも話しかけてくださる方が増えて情報なども知らせてくださいます。

昨日も初めての方から携帯に「景観を守る会」の署名活動を組織として手伝ってやるという電話が入りました。

いよいよ、本格的に、早急に行動しなくてはなりませんが、厄介なことにバカが衆議院を解散してしまい選挙戦に入りました。

この間、街宣活動は先生方の選挙活動の妨げになると思いますので12月1日の夕方を最後に投票日の16日まで休みます、その間は他の方法で活動を行います。ぜひ、「上新田天神社の景観を守る会」の新しいホームページを見て応援してください。

今になって行政が開発認可を下ろした経緯などに腑に落ちないことがいろいろ出てきました。選挙明けを待って最初からの検証をしたいと思っています。

その間にも罰当たりなロジュマン千里中央はマンション工事が進んでいますがまだまだ、望みは捨てていません。

何とか七階までで工事を停めたいと願っています。七階を越えると完全に氏神さまを見下ろす事になります。

上に住む人々に不幸が訪れないように真剣に開発業者に警告し、戦って行きたいと思います。

ホームページが変わりました。これからは

上新田天神社の景観を守る会 http://mid.parfe.jp/kannyo/tennjinnsyakeikann/top.htm

になりました。日々の活動を出来るだけ早くお知らせするために活動スタッフが書き込むようになりました。まだ製作途中の部分もありますが今後はこのHPでご覧下さい。

 

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千里の氏神・上新田天神社の景観を守る会・近鉄山口会長に希望を託す

2012年11月23日 | 環境問題

先日、私のブログに「茨木のナマケモノ」さんが次のようなコメントを書き込んでくださいました。

雇われマダムか、それとも(茨木のナマケモノ)

>現在、基礎工事から低層階の工事を彼等が進めているのか、社殿の上、更には残された鎮守の杜の木々の上にまで伸びた工事用クレーン車がその存在を誇示している現状。
それを目の当たりにすると非常に悲しい思いを抱いてしまいます。

さて、早速ですが、この問題に関して影響力を持ちうる人物二人、大阪府神社庁長の寺井宮司とこの開発に携わる近鉄不動産の親会社近畿日本鉄道の会長の山口氏の対談記事がありますのでご紹介致します。

大阪日日新聞社2011/07/16記事
天神祭スペシャル対談
 近畿日本鉄道代表取締役会長 山口昌紀さん
 大阪天満宮宮司 寺井種伯さん
http://www.pressnet.co.jp/osaka/kiji/110716_05.shtml

山口 「何でも人の力で何とかなる」というのは間違いですよ。自然を敬い、自然を畏れ、今の自分があることを天に感謝する。私は常にそうした心を忘れてはいけないと自らを戒めています。 

こう締めくくられて対談を終えておりますが、近鉄の総帥たるこの山口氏は雇われママなのか、それともポリシーを貫ける経営者なのでしょうか。

長文失礼いたします。> 以上コメント終わり

千里の氏神上新田天神社の周辺の開発が進み、本殿の真後ろに12階建てのロジュマン千里中央が多いかぶさるようになるという計画を知った上新田天神社の宮司は早い時期に近鉄山口会長に直接手紙を書き計画の変更をお願いしていました

上記コメントにもありました

大阪日日新聞社2011/07/16記事
天神祭スペシャル対談
 近畿日本鉄道代表取締役会長 山口昌紀さん
 大阪天満宮宮司 寺井種伯さん
http://www.pressnet.co.jp/osaka/kiji/110716_05.shtml

をお読みください。山口会長が神職の資格をお持ちであると言うことが書かれています。

私も取得している神主の資格は神明奉仕のための資格であり他人に誇らしげに見せるものではありません。

昔から「衣の袖から鎧が見える」といはれることがあるように、世を欺く手段として入道などとして宗教が利用されてきたことはあります。しかし、決して世間では良いような判断はされていません.まして清浄を旨とする神道において許されることではありません。

取得していても神職としてご奉仕しない場合も例外的にはあります。それは神職の家に生まれて将来は家の神社に奉仕するが現在はまだ親族(父親や祖父など)が健在の場合など、学生時代に研修の時間が取れる間に習得しておくという場合などです。親族が年老いて神職として奉仕出来なくなった時に何時でも代われる体制をとるためです。この場合も大きな祭りなどには神職として奉仕して経験を積んでおくことは大切なことです。そして多くの神職の子弟はそのようにしています。

経営者などが神社の運営に協力するために神職の資格を持つ必要はありません。奉賛会や氏子総代などとしてお宮さんに協力されるのが常識なのです。

僧籍では京セラの稲森会長が実業界でまだ発言されながらの場合などもこの魂胆が見えて不愉快な気持ちになります。

近鉄山口会長にとっては奈良春日大社は近鉄沿線の中心地であり、伊勢神宮においても式年遷宮の中心的な役を担っておられるのですから上記赤文字の部分の発言をもう一度噛み締めて子会社である近畿不動産に対して「上新田天神社」の神域を穢すようなことがないようにご指導をお願いします。

何時も子供たちに言っています。「神さんが見てはるよ」と。

大阪天満宮の寺井宮司も天神さんは怖い神様だと言うことはよくご存知ですから。怖いぐらいに威力のある神様ですから子供たちの願いはよく聴いてくださいます。

 

 

 

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