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鎮守の森の学校(京都北山細野の神主)

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

アサギマダラ立ち寄り所・フジバカマ園を作りました

2023年10月23日 | カントリーライフ

アサギマダラ(右上)

今年正月まで40数年の間住んだカントリーハウス余野に「旅する蝶々・アサギマダラの立ち寄る所」を作るために洛西大枝からフジバカマ数十株を春に移植しました。

フジバカマも順調に育ち「旅する蝶々・アサギマダラ」もまだ数は多くないが立ち寄ってくれるようになりました。

今のところ朝の10時ごろから2〜3頭ぐらいが何時もきています。5〜6頭が来る時もありますが来年には株分けして沢山なアサギマダラが乱舞する光景を見たいと思っています。

ここでマーキングしたアサギマダラが何処かの誰かに捕獲され移動の経路や時間が明らかになることを期待して。

フジバカマ園も50メートルくらいの間隔をおいて西と東に作り、間を飛び交う姿も見たいと思っていす。

もう京都北山はこれから北山時雨が降って急激に冬の様相になって焚き火が恋しいシーズンになってきます。

師走になれば小屋終いをして来春までまた洛西ニュータウンの団地に冬ごもりをします。

贅沢なことですが高齢になって季節によって住まいを変えて住むことが出来て幸せに感じます。

自分とアサギマダラの移動を重ね合わせて楽しんでいます。


カテゴリー(カントリーホームへおいでやす)で京都北山・余野のこれからを紹介します。

2023年03月13日 | カントリーライフ

今年1月7日に40数年住み慣れた京都北山・余野から京都西山の山麓・洛西ニュータウンの公団団地の2DKの小さな住まいに引っ越しました。

理由は色々ありますが今年誕生日には85歳になる身で冬の寒さに耐えかねてが一つの理由です。

40歳になった年に自然豊富な山間部に木の家を建てて住むという思いを形にしました。

そして、自然の中の良さを人を招いて発信してきました。来た人たちは「自然の中での生活は良いね。」とは言ってくれるのですが誰一人として都会から離れて僻地に住む人は現れませんでした。

便利な都会から不便な山間部に移り住むことの大変さを皆さんは分かっていたからですね?

妻もおりあるごとに都会に帰りたいという願望を口にしていましたが私のわがままに従ってくれていました。

町への行き帰りの国道の危険性も妻は身を以て体験してきました。雪道でスリップして石垣に激突したり、ガードレイルにぶち当ったり、道から飛び出し転落したり、一昨年暮れには国道ではみ出してきたベンツに当てられて車が廃車になったことなど、よくも無傷で助かったと思うような事故ばかり。運が良かっただけでは片ずけられないような事ばかりでした。

二人とも今の所は病と言うほどのものは出ていませんが高齢になれば病院に通うのは避けて通れません。

余野では病院も選択の余地は無く、10キロ以上離れています。それ以上に身内や縁者もませんので長男や身内の者の住まいにも近く便利なところで自然に近いところと探したのが洛西ニュータウンでした。

冬の寒い時には洛西ニュータウンで、暖かくなれば週末を京都北山余野で、と言う一見贅沢な生活を送りたいと思います。

最近の私の考えではロシアのダーチャ(週末の農園生活)が過疎化する都市周辺の利用と人々が自然の中で身体を動かし、思考を巡らす機会を作る、こんな生活を発信していきたいと思っています。

私のブログでカテゴリーは(カントリーホームへおいでやす)で書いてゆきます。たまには見てコメントなども入れてください。

 


雪が降らずに寒い冬・コロナ騒ぎで旅にも出られず・つまらんことを思い出す

2021年01月08日 | カントリーライフ

天気予報では年末から大雪で大寒波、現実には雪は降らず元旦からマイナス10度(平年は寒くてもマイナス5度)

今回も大雪で大寒波予報、平地でも積雪があるとのこと、現実では今朝もマイナス10度、雪は降らず。

天気予報って難しいのですね。昔から天気予報は当たらないのがあたり前で、食べる前に「測候所、測候所」と唱えれば食当たりしないと。

その後コンピュータの進歩が著しくて長期予報以外は当たる確率が高くなってきましたが、それも最近怪しくなっているのでは。

我が国はスーパーコンピューターの開発では世界最速を誇るようになったのに何故当たらないのか?

素人考えしかできませんが、データーをインプットする人間側の頭の問題ではないでしょうか?

予報官の頭脳の劣化が他の日本人並みに進んでいるのではないか? 

コンピューターなどの器械を開発する人たちと使う人たちの進歩にズレが生じてきているのではないか?

器械を開発する人たちは目標は永遠に続くので没頭できますが、それを使う予報部門では今が大切で新しい知識をインプットする余裕が無いのか?

なぜこんなことを思うようになったか? 人間は永遠に学ばなければ退化するのは政治家や官僚を見るまでもありません。

現代社会は機械化によって退化してきたのは目に見えています。器械が考えてくれ、機械が仕事をしてくれ、人は動かなくなってしまったのです。

最初に思いつくのは女性の劣化です。家電製品の普及によって家事労働が楽になり、企業の安い労働力として利用され、無駄な消費を覚えてしまい。

子供を産み、育てて一家の柱となる仕事を放棄して男性化して女性にしかできない大切なものを失いつつあります。

男性は一家を養う働き手としての役割を仕事の場への女性進出で安心してしまい、夫婦共稼ぎ(古い言葉か?)で失ってしまいました。

どの業界も(すべてではないが)分業化が進み、機械化が進み、熟練者の出る幕が少なくなり、企業の多くは非雇用者を増やし費用削減化が進めています。

分業化が進むと自分のポジションだけを全てと思ってしまい、前後が分からなくなってしまいます。

この先、何が起こるのか? このコロナ騒ぎで多くの人たちは考える時間が出来たと思いますのでじっくり考えてほしいと思います。

こんなチャンスを与えてくださったことを感謝して、家族や自分の将来を考える良い機会です。

テレビやスマホや外食、レジャー施設で時間を無駄にしてきたことが反省できれば。あなたの家族はこの忌まわしい、コロナ騒ぎに負けずに生き残れるでしょう。

私は責任は持てませんが。きっと生き残ってその後の楽しい人生を楽しめるでしょう。 確信できませんが、そうあって欲しいと祈ります。

午前6時の我が家の外の気温マイナス10度

午前9時、まだ気温は変わらずマイナス10度

 

 

 


正月三が日は何年振りかで穏やかな日が続く・木々に積もった雪も消え快晴

2021年01月03日 | カントリーライフ

 

快晴の空

天気予報に反して(くどいほど言う)暮れの30日に降って以来何年振りかの正月の大快晴、積もった雪はご覧の通り。

一日二日の朝はマイナス9度~10度、40年前にここへ移り住んで以来の寒い朝を味わった。今朝はやっと何時のようにマイナス5度、これが通常です。

元旦の地元神社三社の歳旦祭を終わってのんびりし過ぎ、畑仕事も狩猟も正月休み、怠けた身体を鍛えようと昨日は妻と1時間余り裏山を散歩。

今日もお昼から少し散歩して明日からの行動のトレーニング(明日からも大した行動はしませんが)をと思っているだけです。

鏡餅をかき餅に

元旦の歳旦祭で回った神社でお供えを半分ほど神主に頂ける習慣があるので鏡餅も3個頂いてきました。

持ち帰ったら切り餅にして冷蔵して置き、毎朝具沢山の味噌汁に入れて頂くのを習慣にしていました。

今回は半分ほどかき餅に切ってごらんのように干しています。餅は保存食としては最高です。特にかき餅にした場合。

良く干して湿気に入らないように保存すると10年たっても焼けば食べることが出来ます。

子供の頃、実家の神社にあがった鏡餅を祖母と一緒にかき餅にして保存していたのを思い出してかき餅切をしました。

祖母が火鉢の炭火でかき餅を焼いて醬油を付けて乾かす尻から食べてしまって、「ほかの人にも残してやれ」とよく怒られました。

乾燥したら火鉢に炭火を起こして久しぶりにかき餅を焼いて楽しみたいと思います。

 


今季最大の寒気?朝恐々外を見るが。明日からが希望の年となりますように。

2020年12月31日 | カントリーライフ

朝7時20センチほどの積雪

気温マイナス4度

大して積もっていない

大晦日日中も降雪なし、昨日までの天気予報では60~70センチの降雪とのことで戦々恐々、明日の歳旦祭はどうなることか?

明日の元旦は細野の三社のお宮さんを回ることになっていますが以前の大雪では雪で道端の木が倒れて車の通行できず。祭り開始の時間にたどり着くために苦労したことがありました。

天気予報に反した昨日からの降雪に拍子抜けの感じです。肝心なのは明日の朝までの今夜の降雪です。願わくば天気予報が当たりませんように。

明日は7時に家を出て10キロほど離れたお宮さんから順番に三社のお宮さんを回りその地の氏子さんが参列されて歳旦祭を執り行います。

今年はコロナ騒ぎで参列者は総代さん三~四人だけ、他の氏子さんは各自バラバラにお参りする予定になっています。

神社庁からのコロナ除けの対策ノボリ

何故か空しいこのノボリ、「疫病退散」の祈願でなくて、人が「疫病からの退散」です。

神社信仰は今も昔も国民の安寧を願うことに有るはずが今や観光資源で神社の商売繁盛のために有るようになってしまったのでは?

祇園祭が國民参加が中止になってしまったことからして神祭りとは?が本来の意味を間違えているのではないのか?

コロナ騒ぎが神社信仰の意味を考え直す機会になればと思います。

来年からは遊びや愚痴だけではなく本業の神主に戻って信仰としての神道についてもこのブログで書いてゆきます。

時々このブログにも書いていますが「神道は宗教ではありません」が、私の考えです。

批判は有るとは思いますが私は宗教ではないと確信しています。その理由も書いてゆきたいと思います。

近年で最悪の年、西暦2020年が終わります。この年が最悪の年であり、明日からが希望の年になるよう祈ってこの年を終わります。

 


昨日の遅い初雪で今朝は雪景色

2020年12月16日 | カントリーライフ

遅い初積雪

毎年は11月の終わりぐらいにミゾレ混じりの雪が降るのに今年は昨日初めて雪が舞いました。

今朝は晴れて寒さが厳しいと覚悟していました。

マイナス4度

ビックリするほどの寒さではありませんがそれでも寒い、11月下旬か12月が体感的には一番寒さを感じる時期です。

身体がまだ寒さになれていないので余計に寒さを感じるのです。同じ気温でも春先の低温は気にならないのと同じです。

この冬から電気毛布を使いだしたので夜中にトイレから戻っても直ぐに体温が戻って眼むりに入れます。

なぜもっと早くから利用しなかったのか?不思議です。もうこの歳で冬山登山の耐寒訓練でも無いのに。見栄ですかね?


京都北山はもう冬・毎朝マイナスが続く・火が恋しい

2020年12月09日 | カントリーライフ

マイナス3度

12月に入って朝はマイナスが続いています。外気温がマイナスになると室内でも10度以下になるので火が恋しくなります。

室内では薪ストーブ

野外では落ち葉焚き

やはり薪や焚火は石油ストーブやエアコンの暖気と違って身体の芯から温めてくれます。

何が違うのでしょうか? 薪ストーブは燃料(薪)の供給を頻繁に行わなければならないのが面倒ですが。

ただその面倒なのが又薪ストーブの良さでもあるのですが。薪割りなどの薪作りも又薪ストーブの楽しみの一つです。

カントリーライフは都会暮らしと比べると何をするにも身体を使わなければなりません。スイッチ一つ、と言う訳にはいきません。

ズボラな人間(怠け者?)には向いていません。身体を動かすことが嫌いな人間には地獄だろうと思います。

身体を動かす事をいとわない、好奇心の旺盛な者にとって正に理想のフィールドアスレチックの場です。

することが24時間、体力の続く限りあるのです。疲れ切って、寝ることが楽しく、朝早く目覚めることが又楽しいのです。

その日のうちにやり切れなくても次の日に回せる、このシーズンに終われなくても来シーズンがある。元気で居られればの話ですが。

老後にこんな楽しい生活が送れるなんて考えても居ませんでした。40歳を過ぎてカントリーライフを始めたころは。

もう京都北山の山中での生活が今まで生きてきた人生の半分を越えました。最初は10年くらいでまた街に帰るだろうと。

周囲の人たちも妻も、私でさえそう思っていました。妻はまだ街に帰ることを諦めていませんが。

さて最後はどうなることか? 私はこの地で終わりたいと思っていますが、神さまの判断にお任せしています。


ディスクグラインダーで鉄骨をやっと分解

2020年12月01日 | カントリーライフ

この鉄骨

鉄は重い、鉄は硬い、写真のディスクグラインダー1丁で切断しました。

これまでディスクグラインダーでは単管パイプしか切ったことがないのでビクビク物でした。

指の2〜3本でも切るのやないかと? 火花は散るは、熱いは、デカイ音がするは、慣れて無いは、不器用が自慢の私としては今回はやはり危険過ぎたと反省しています。

やはりプロにお願いするべきだったと、無事にやれただけでも幸運だったと思っています。

分解した

分解したら写真には小さく見えますが横3メートル、幅2メートル、高さ2メートルですから小さくはありません。重量は150キロぐらいは有りそうです。

約3時間悪戦苦闘・手持ちのディスクグラインダーに100ミリの切断砥石を付けて六ヶ所を切断して八っつの鉄の塊に分解できました。これで運び出せる目処が付きました。

 

分解後

明日は1つずつ担いで家の前まで運んで廃品回収を待つか、市内へ軽トラで運ぶか、分解しても1つずつでも鉄は重い。

 


解体が進んで気持ちが良い。まだ薪作りが残っているが。

2020年11月30日 | カントリーライフ

解体が終了したあとはストーブ用の薪作りとゴミ燃やしと最後の難関鉄のラック解体

小屋終了

山側

山側に生えていた竹は刈り取りスッキリしてきた。落ち葉と廃材はドラム缶で燃し焚き火を楽しむ

強敵鉄骨

右に見える鉄骨はもともとカヌーやウンドサーフンを店内で展示するために作って貰ったものです。40年以上前には今のような気の利いた陳列台が市販されていなかったので山仲間の溶接屋に自分の思ったような物を作ってもらっていました。

製作者に似てか?無骨で重たいものが多かった。これも重量では一番で分解もできず我が家の敷地に置いていましたがそろそろ解体して置かなければ終活の最大の負担になりそうです。

この場から道路に下ろすにも切断分解するしかないので最低6箇所をサンダーで切断して軽トラに積める大きさにします。

丸太小屋に有った物はブルーシートで雨で当分は濡れないようにしていますがこれも近いうちに単管パイプで小屋掛して移動します。

とりあえず、今日の午後はシートを掛けてある物を他の場所に移動して雨よけを被せて置きます。

明日は鉄骨の切断です。こんなゴツイ鉄は切ったことがないので上手くいくか?

製作者に頼んだらもう歳だから運転も出来ないのでと断られてしまった。一回りも下のくせに。

このあたりは冬型になると雪になる前にも北山時雨が降ってきます。ここしばらく毎日のように時雨れています。午前中は日が射して暖かかったのに午後からは寒々として空模様です。

私が用意して外に出ると必ず雨が降ってくるのです。天気の神様は昔から私には意地悪なのです。


丸太小屋跡の整理が着々と進む

2020年11月24日 | カントリーライフ

昨日日没寸前で解体が終わった丸太小屋の跡の整理を進めた

昨日夕方

今日はここまで片付ける

今日午後

燃える細かい残骸はすべてキャンプサイトの火床で燃やしました。沢山あったのでほぼ一日中燃やしていました。薪にする廃材の下にもまだまだありそうです。当分は落葉焚よりゴミもやしを優先します。周囲の樹々に炭酸ガスをご馳走して新鮮な酸素に変えてもらうためセッセと燃やします。

薪にする丸太や廃材は左と正面(一部ブルーシイト)にどっさりあります。まず正面から、今月中が目標。燃やして処理できない金属やプラスティックなどごみ処理を頼まねくてはならない廃品は右手に積んである。明日から薪に30センチに全て切る。

これまでの所はバールとハンマーと人力で出来たが明日からは電動チエンソーや電動丸のこが無くては出来ません。

以前に釘を切って切れやんでいる電動チエンソーの目立てから初めなくては仕事にならない。目立てが出来なければ新しいチエンを買いに走らねばなりません。

今夜解体した丸太をストーブに焼べましたが乾燥していて良く燃えました。40年も乾燥していたのですから、しかし、火持ちは良くなかった。

この小屋は丸太小屋の本職が作ったのではなくて土建屋さんが私が40年前にカナダで買ってきた英語の丸太小屋の作り方の本の挿絵を見て作ってくれたもので全部の丸太を3寸釘で止めてあり、中には5寸釘かと思うような長い釘をやたら多く打ってあるのでチエンソーでも釘を避けて切らなくてはならないし、薪も長い釘付きのままストーブに掘り込まなければなりません。この打ち込まれた錆びた長い釘を一々抜くということは不可能に近い作業ですから。何しろ危険極まりないこの薪とこの冬は付き合わねばなりません。

まあ、ストーブに投げ込めば暖めてくれることには間違いありませんから、この冬の暖房はスリルも味わう事になりそうです。

その前に釘で踏み抜かないような底の長靴をホームセンターで買ってくることが先かもしれません。今のところ釘での怪我はありませんが鈍臭い(不器用な)私ですからその内やりそうなので買ってきます。