朝7時頃我が家の愛犬と違う犬の鳴き声がするので表に出てみると、まだ若そうなビーグル犬が家の周りをウロウロしている。
2~3日前に我が家よりまだ奥くに1キロほど入ったログキャビンに住んでおられる方から猟犬がウロウロしているので捕まえようとしているがナカナカ捕まえる事が出来ずに食べ物だけはやっていると電話がありました。
きっとその犬だろうと思ってパジャマのまま外へ出て呼ぶと近づいて来たので撫でてやると大人しくなりました。
我が家では1匹猟犬のカヒちゃんを飼っているので老夫婦には2匹も世話が出来ないので追い払おうとしたら家の中まで入って来たので可哀想だが脅かして追い払おうと爆竹を鳴らしたら何処かに行ってしまいました。
我が家の犬もビックリしていましたが、朝から爆竹では近所の方々もさぞ驚いている事でしょう。ゴメンナサイ。
昼間大阪の鶴橋に行っていたので家に帰ったのは夕方でした、家の裏山でカヒちゃんと違う犬の鳴き声がするので妻と手分けして見に行きました。
今朝の捨て犬が害獣防御のネットに絡まっていたのを妻がネットの一部を切って放してやりました。
家の中で飼われていたのか?夕食中も家の外から覗いて家の中に入りたがっているのでこのまま捨て置く訳にもいかず、ほっておいたら保健所で殺処分になってしまうので電話して来られた奥に住んでいる人に飼ってやってくれないかお願いしました。
この家にも前には犬を飼っておられたが死んでしまって今は居ないので飼ってやると言われたので鹿肉の冷凍したものを持参金に持って一キロほど奥のこの家に歩いてすぐに連れて行きました。
首輪も付けていなかったので狩猟犬として猟の途中に飼い主とハグレタとは考えられません。長く野犬でいた様子はありません、狩猟犬として飼われていた雰囲気もないし、毛並みも奇麗でしたし、妻が「おすわり」とか「お手」と言うとやりましたからきっとペットとして飼われていたのが何かの事情で捨てられたのでしょう。ここは街から遠くて犬が勝手に来るような場所でもないので。
それにしても飼い主が見つかって本人(本犬?)もホッとしている事と思います。今夜から飯も犬小屋もあるのですから。
私も妻もホッとしています。
2~30前には捨て犬や捨て猫を拾って来て何時も5匹ぐらい飼っていましたが今は老い先短くなって来ましたので犬を残してくたばる訳には行かず、今飼っているカヒちゃんが最後になります。
犬は人間に対して忠実ですね。今の世の中、夫婦でも以心伝心は望めませんが(我が家だけかも?)飼い主と犬の間には微妙に心の動きが伝わりますね。
私は子供の頃から何時も犬が側にいました。しかし、犬は決して家族の一員とか単なるペットでは無くて私に従う子分のような存在でした。
イロイロ意見はありますが私はこの関係が犬自身の安全に関しても一番良いと今も思っています。