スキャナーが作動しなくて四苦八苦しましたが部屋を変えてセットしたら動くようになりました。何のコッチャか判りません。パソコンの原理がわからないからマグレか、神頼み(これは本職ですが)。
昔、鴨川源流の雲が畑にキノコ狩りに行った帰りに自動販売機でビールを買おうと金を入れたのに出て来ない、一緒に行った3人がそれぞれ入れたけれども出ないので頭にきて自動販売機を履いていた登山靴で蹴飛ばしったら出てくるわ出てくるわ10個ぐらい出てきて大慌てになったことを思い出します。前の人は入れても出てこないのであきらめたようですが。この日は日曜日で店(農協)も閉まっていて誰も居ないので仕方なく全て頂いてきましたが。話を真面目な神話の絵本に戻します。
毎月第2土曜日に鎮守の杜の学校を開催して子供たちに伝承あそびを教えている、千里の氏神・上新田天神社の七五三の授与品に縦21センチ横19センチほどの大きさの絵本にまんが古事記全7冊になっているのがありました。「いなばのしろうさぎ」「うみさちやまさち」「くにうみ」「てんそんこうりん」「あまのいわと」「やまたのおろち」「神武天皇」の7冊のシリーズです。早速7冊を娘に送って3歳の孫に読んでやるように言いました。まだ小さいので「いなばのしろうさぎ」しか興味を示さないようですが大きくなるに従い他の物も理解できるようになるものと思います。1冊150円ほどで7冊でも1000円ほどので購入できますのでこれまで私も100セットほど取り寄せて年頃の子供を持つ親にプレゼントをしています。ただ、今の幼児の親たちも古事記について知らない人が多いので親子で古事記を理解してほしいものです。
「いなばのしろうさぎ」の絵本の後書きに次のように書いてあります。
「幼いころ、母の膝の上で聞いた神話。そこは、神々の躍動の場であり、何かしれぬ不思議な感銘を覚える世界でした。この感銘は、豊かなイメージを育み、宗教、芸術などを味わうことのできる情操を培う基礎になるものといえます。
日本人の信仰、日本の文化・伝統の原点とも言うべき神話に、お子様が触れることによって自然に感性が育まれ、正しい人格形成の基礎が確立されていくことになるでしょう。」
と書かれています。まさしくその通りであると思います。
むかし、長男にその頃流行っていた恐竜の話の絵本を読み聞かせてやったことがありますが興味を持って聴き入り、夜になると自分から読んでくれと催促するようになり、読んでもらいながら寝入ってしまいました。読んでいる大人の方が先に寝てしまうことまありましたが。
絵本の読み聞かせを聴くことで人の話を聞く習慣が育まれます。幼児の時にテレビやアニメに任さないで親が語りかけてやることが大切です。学校に通う頃になって先生の言うことを聞けと言っても聴けないものです。幼児期の親の語りかけが何よりも大切なのです。
この本の発行所
〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-1-2 神社本庁内
全国神社保育団体連合会 電話 03-3379-8011
なお、地元の府県の神社庁でも取り寄せてもらえると思います。
千里の上新田天神社には7冊セットの在庫があるようです。
古事記の原本は全部漢字で書いてあります。今の日本人の多くは理解が出来ませんがすぐれた現代語訳が沢山出ています。その中でも古事記上巻・神話の部分を判り易く書かれた本が出ています。次にはその本を紹介します。中学生以上なら十分読んで理解できます。