昨年夏から千里の氏神・上新田天神社の真裏にそびえ立つ12階建てのマンション建設計画をせめて神殿に覆いかぶさるような高さを七階に控えて欲しいと「上新田天神社の景観を守る会」を立ち上げて会長代行として活動して来ました。
残念ながら年末に神社運営が今後も地元の協力でスムースに行く為にという理由で私自身は活動から手を引く事になりました。マンションは来年入居を目指して写真のように基礎が出来上がりました。
この千里一帯の自然を一手に引き受けていた鎮守の杜を中心に広がっていた竹林はすべて丸裸になってしまいました。
ここに生息する小鳥や小動物、草木や虫たち、それにそれらを支えていたバクテリアたち、生態系が一挙に崩れ去ってしまいました。
千里ニュータウンの中心にこんなに緑豊かな自然が残っていたからこそ、この周辺のマンションや住宅は人気があり高く売れました。そして、大阪市内から引っ越して来た人達がありました。マンションを購入して一年も経たないのに、と憤慨する人達が憤懣を我々にぶつけて来ました。
千里丘陵地の最後の自然を日本で有数の大企業、関西電力、近鉄の関連会社が消滅させる結果になりました。巨悪に立ち向かうには我々は小さ過ぎたし、スタートが遅過ぎました。
しかし、「上新田天神社の景観を守る会」は今後も活動を続けます。なにしろ、周辺住民の1万人近い反対署名が集まっています。
しかし、この建設に関して、法律上の不備は見つかりませんでした。法律は建設業者にとって都合の良いもに仕上がっています。行政もマスゴミも巨悪には勝てない構造になっているのです。
年明け、寒の入りより自宅に上新田天神社のお札をお祭りして「上新田天神社の景観をお護りください」と毎日祈願しています。「人事を尽くして天命を待つ」ではないが、困ったときの神頼みでは、神主が頼むのですから神様も聞き入れて下さると思います。
昨年末にこの「ロジュマンション千里中央」の景観に関する抗議活動から手を引くことにしました。まさしく敗軍の将です。
「敗軍の将は兵を語らず」と言いますが、ただ一言、手を引いた訳は「上新田天神社の宮司」は私の実弟だからです。
一度見に行ってこようと思います
開発会社のエゴをどこかで押さえなければ、日本に正義は無くなってしまいます、
やはり悪影響が強いのでこのコメント削除してください。
ご迷惑をおかけしてすみません。
8、9、10日と長野県に出かけ、11日は建国記念日で奈良、橿原神宮参道で恒例の国旗販売に出かけていました。ブログを見るのが遅くなり、ご希望のコメントの削除が遅れてしまい申し訳ありません。
「巨悪の前に人力は及ばず。残るは神頼みのみ」と書きましたが、神のお告げか? 新しい戦う道が開けそうです。これからも神頼みを続けながら、人事を尽くします。
諦めない限り、神は見放されないと確信しています