京都北山細野の神主

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

久しぶり朝野球・毎週流れて五週ぶり・ヤッパリ負ける

2015年07月30日 | 野球

今月になって雨続きで五週ぶりの試合が出来ました。毎週一回ですがこれまでの朝野球でこんなに長く雨で中止になった事は在りません。

今日は待望の晴天で一乗寺グランドで8時開始で始めました。

実際は曇天に時々強い日差しが差す蒸し暑いコンデションでした。

2番ピッチャーで先発。相手チームも長らく雨でやっていないのか?初っ端から強振してきて凡打の山。

4回まで投げて1点(この1点は甲子園でも入っているような超特大のホームラン・グランドの高いネットを越えて道を越え、2階建ての民家の向こう側に消える)だけ、我が方は2点取り勝利投手の権利を持って何時もならベンチに入る所ですが今日は九人しかおらず。五回からファーストの守りにつきました。

五回から速球派のエースが登板、ここでピシャリと締める所でしたが七回裏にエラーも出て捕まり1点取られて同点になり、その上満塁で私が打たれた同じ相手に満塁ホームランを打たれて6対2で今日も敗戦。

打撃は3回廻って来て初回は三振、2回目はランナー2塁でライト前に打つもファーストでアウト、進塁させる事は出来ました。

3回目は相手投手が速球派に代わり左脇腹にデッドボール。3塁まで行くが点にはならず。

何しろ暑かった!ペットボトルは2本飲んでしまいました。8月は盆休みで来週と最終木曜日の2回だけです。

追伸

ブログの野球の項をまとめて本になりました。

100ページほどの小冊子ですが詳しくはその内に。

 


世論調査って民主主義? マスゴミ製衆愚主義ではないのか?

2015年07月20日 | 日本人が幸せになるには

世論調査って、何んなのです?

日本の国はズーと議会制民主主義の国ではなかったのですか?

いい加減にマスゴミに誘導された世論調査の結果に右往左往するような政治から脱却しないとイニシエのローマのように衆愚政治から滅んでしまいます。

日本の国は国民が選挙で選んだ国会議員や地方議員に任期中は国や地方の運営を任されているのです。だから代議士と言われているのです。

ナンデモカンデモ声高に叫び声をあげる集団の顔色をうかがい、のべつ幕無しにされる世論調査や内閣支持率(こんなものは選挙の時に決まっているのです)など頻繁にやる必要はありません。

国や地方の政治は永い目で見て行かなければなりません。だから任期もそれなりに決められているのです。

マスゴミは世論調査を国民投票と間違っているのではないのか?(意識的に)

今や国民の誰も「新聞は社会の木鐸」なんて信じている人はありません。単なるマスゴミの独り善がりに過ぎません。昔も今も。

新聞の半分は商業ベースの広告ページ。後の半分は政治的な広告ページと思ったら理解出来ます。100%の広告ページを読むために購読料を払っているのです(お目出度い事に)

テレビは100%広告場面です。商業(企業)広告、政治(外国の謀略も含む)広告、です。NHKは金を払ってまで広告を見させてもらっているのです。

100%広告で洗脳しておいて世論調査です。マスゴミの期待通りの結果になりますね。(最近はマスゴミの思う通りには出ににくくなって来ましたが。

有権者に取っては選挙で選んだ議員が真面目にやってくれれば安心ですが、真面目にやらない所がガンですね。

もう一度国民の総意は選挙で決まると言う議会制民主主義の原点に戻りましょうよ。

今日のブログは少しヤケクソ気味になってしまいました。


海の日に思う・日本人は山の民である

2015年07月20日 | 少子化対策は故郷つくりから

ヤット台風一過の晴天になりました。街中では暑いでしょうね! きっと京都市内では35度以上の酷暑になっているでしょう。

京都北山山中の我が家では目一杯に国旗がハタメクほどさわやかな風が吹いています。

台風11号の大雨で何処もかしこもびしょ濡れでしたがこの晴天と風が乾かしてくれます。

今日は近年制定された祝日海の日で世間では休日ですが休みにするほどの意味はこの日にあるのでしょうか?(へそ曲がりと言われようが)

どうして国は勤勉であった国民に無駄使いをすすめるために休日ばかりを増やすのだろうか?

我々国民が愚かになったのが原因ですから、若い人達は賢くなって良い国にしてほしいものです。

どだいこの国は全体にシステムが狂ってしまいました。

本来、日本人は山の民だったのです。昔は海の側には住まいを造らなかったのです。

「皆で住めば怖くない」とばかり埋め立て地(海抜0メートル)にドンドン山から人が移って来ました。

東京も大阪も名古屋も、津波で流された東北の都市もですべて昔は海だったのです。

幾ら埋め立てても、防潮堤を高くしてもまた巨大津波が襲うのは地球のシステムですから防ぎようが無いのです。

海の日にもう一度日本民族は考え直して「山に還らねば同じ被害を繰り返し受けます」

追伸

山の日として来年から8月11日に休むらしいですね。

 

 


霜出勘平南九州市市長・南九州市市民の皆さんへ

2015年07月20日 | 日本人が幸せになるには

霜出勘平南九州市市長、南九州市市民の皆さんへ

YOMIURI ONLINE より>知覧とアウシュビッツ平和へ連携

 知覧特攻平和会館を運営する鹿児島県南九州市は15日、ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺の象徴となったアウシュビッツ強制収容所跡があるポーランド南部オシフィエンチム市と友好交流協定を結ぶ方針を明らかにした。同会館では特攻隊員の遺品を紹介しており、両市は連携して平和の尊さなどを世界の国々に発信する考えだ。

2015年07月16日[ 九州発 ]<YOMIURI ONLINEより引用終わり

 

悪名高いナチスドイツのユダヤ人大虐殺の象徴であるアウシュビッツ強制収容所跡があるポーランド南部のオシフィエンチム市と南九州市(知覧)が友好交流協定を結ぶという読売新聞の記事を見て、どうしてドイツによるユダヤ民族大虐殺と日本の国を守るために命にかえて戦った英霊たちの聖地知覧が連携して「平和の尊さを世界に発信」できるのか?

この企みは南九州市霜出勘平市長とその市長や市民を裏で操ろうとする組織が特攻の英霊たちとユダヤ人民族浄化を行なったナチスドイツを同列に扱い、英霊たちの行為を貶めるための許しがたい画策としか考えられません。

霜出勘平市長にはこれ以上英霊を冒涜する事の無いように、南九州市市民の皆さんには「知覧」という名誉ある地名が永遠に地図に残り、歴史に残るようにお願いします。

   英霊を被告席に座らせることを許さない国民の会 代表 


11号台風の雨がすごかった。あらためて日本の治水事業に感謝!

2015年07月18日 | 自然

都会で生活していた頃(35年前まで)は台風や大雨があってもあまり自然の猛威は感じていませんでした。

時にして台風の上陸などで大きな被害は見ていましたが自分に降り掛かる事は無いと思っていました。

ただ、若い頃から登山をやっていましたから自然の猛威は生身で感じていました。

都会で生活しているときは台風が接近すれば窓を閉めるぐらいしか個人で対処する事は無く、台風が通り過ぎるのを待つだけでした。

不幸にも台風の直撃を受けて建物に損壊が出たら工務店にお願いしてお金を払って修繕してもらえば済む事でした。

山間僻地に住む事は自然災害に対する緊張感は都会で生活するのとは雲泥の差があります。

昨夜はこのあたりは風よりも雨の降り様が異常でした。夜遅く携帯に住まいの周辺部に避難準備情報が入り、続いて避難勧告が流れて来ます。

私の住む所の避難場所は五キロほど離れた場所にあります。国道までの3キロが道の横に流れる川が増水して道か?川か?の見分けがつかず、かえって避難中に遭難する恐れがあります。だから家に留まって雨の小降りになる事を祈るしか方法がありません。

私の家はこの集落(15軒ほど)の中では裏山が崩れる恐れは一番少ない場所ですから安心しています。

この集落では公民館よりもお宮さんのある場所が一番安全な地形ですから、私はもしもの時には迷わず社務所に避難しようと決めています。

上の写真は京都の有名な観光地の一つ嵐山の渡月橋です。今日(18日)のお昼前の写真です。道端近くまで増水しています。

栂の尾駐車場の清滝川

どちらの写真も恐ろしいほどの増水です、誤ってハマればどちらも命はありません。

両方とも普段の水量の何千倍の水が流れています。普段は水量の少ない川ですが増水時には車ごと流されそうな水量です。

これだけの水量の差がある川の治水事業の難しさを国民はもっと理解する必要があります。

年中何処かで河川改修が行なわれていますが単に土建屋に金をバラまいているのではありません。

民主党政権時に多くの地方の土建屋が廃業や倒産に追い込まれたか?

幸いにして台風11号での大きな被害は我が家にはありませんでした。自分でなおせるほどの損傷です。

空中菜園のプランターなどは下に降ろしておいたので助かりました。また上に揚げるのに苦労しますが。

今も昔も日本の国は自然と共存して来ました、これからもそのようにして行かなければなりません。

近年異常気象といはれている気象状態は昔からあったモノなのです。ユンボやブルトーザも無い時代から日本人の英知と人力で治水工事は行なわれて来ました。

「コンクリートから人へ」など耳アタリの良いキャッチフレーズでダマされないように地方の事がわかる政治家を養成しなければなりません。

 


「小雨決行 大雨強行」さすが祇園祭!台風をモノともせず。

2015年07月17日 | 信仰(宗教)

祇園祭「前祭」の山鉾巡行で、長刀鉾を先頭に御池通を進む山鉾の列=17日午前、京都市11号台風の中(写真 サンケイニュースから)

台風11号通過の雨のなか鉾の巡幸を心配されていましたが予定通り大雨のなか実施されて安心しました。

祭りは神様のために行なうモノで人間の都合でやめたり延期したりするモノでは本来ありません。

近年祭りが観光客を集めるためだけに利用されることが多いなか祇園さんの氏子さんたちの「小雨決行 大雨強行」の心意気に感謝します。

京都市民一人一人の「おもてなし」の心と信仰心、だから京都は世界の観光地の一番になったのですね。

 


京都丹波地方の神主が年に一度集まる・今年は福知山市三和町大原神社

2015年07月15日 | 信仰(宗教)

年に一度、京都の丹波地方の神主が「京都府神社庁丹波五支部連合会総会」として今年の当番支部の福知山支部の福知山市三和町大原にある大原神社で正式参拝のあと三和荘で開催されました。

「京都府神社庁丹波五支部」とは亀岡支部、船井支部(旧船井郡)、北桑田支部(京都市右京区京北町と南丹市美山町),綾部支部の五支部です。

朝8時に我が家を先週土曜日に買った新車(スズキエヴリーライトバン)に乗って出て周山で神主仲間二人を乗せて美山町の道祖神社で残り6人が合流して三和町大原神社に向かって二台の車に同乗して出かけました。

土曜日に車屋さんで引き取ったままガソリンを入れてなかったので赤ランプが点きガソリンゲージが点滅を始めました。走っている所は丹波の山奥ですからガソリンスタンドもなくヒヤヒヤのまま大原神社で正式参拝の後三和荘までガス欠の心配をしながら走りました。

総会会場の三和荘では昨年度の活動報告や今年度計画の議決の後、日本の鬼の交流博物館館長 塩見行雄氏の「神と鬼ー大江山の鬼について」という講演が一時間ほど有りありました。

夏の会議などで冷房の効き過ぎによる不快感は私のように冷房の無い山中で生活しているものに取って耐えられません。

昔の新幹線なども冷房の効き過ぎには閉口しましたが(最近の新幹線は真夏に乗る機会も無いのでわかりませんが)、何時までたっても冷やすだけでエアコンとしての機能は果たせていませんね。

夏場、冷やされる一方のエアコンは暖房の無い冬場の寒さよりも不快なものです。まして私のような年寄りには動き回っている会場従業員の感覚でエアコンスイッチに頼る温度調整では快適な状態をお客に提供する事は無理ですね。

貴重な講演も寒さで集中して聞けずに残念でした。

エアコンの技術も以前に比べて格段に進歩していると思うのですが、このような快適な温度調整こそ大切なことだと思うのですが?

会議が終わって懇親会の始まるまでの短時間屋外に出たら日差しの温かさが身にしみました。今日の外気温も熱中症の恐れのある程暑かったのですがその暑さが冷えきった身体には快適でした。

冬山や海外遠征登山で鍛えて来た我が身と思っていたのですが加齢に寄る体力の低下か? ヤワになったものです!

まだ購入後四日しか経っていない車ですがガソリン補充後は四人が乗って快適に走ってくれました。

涼しくなれば車中泊で放浪の旅に出かけて行きたいと思います。(これが目的でこの機種にしたのですから)

明日明後日と台風11号が関西に上陸の予定です。

明日の朝は二週間雨で流れた朝野球が岡崎球場であります。朝のうちはまだ台風の影響は無いでしょう。

3週間ぶりの野球が楽しみです。

 


ナゼ、政府は地方の過疎化を進めるのか?

2015年07月10日 | 日本人が幸せになるには

日本の人口が都会(主に首都圏)に集中し、地方には過疎化が今も続いています。

政府は過疎化を止めるために次々と対策を進めているように見えますが過疎化は続いています。

それどころか日本の人口が減る一方です。(私は人口が今の半分まで徐々に減るのは良い事だと思っています。)

過疎化する根本原因は何か?が判っているのだろうか?

地方が過疎化する原因などは都会に居ては判らないのです。(政治家や中央の役人には)

田舎に居ても判りません。(地方議員や地方の役人には)

国は地方に対策案の提出を望み、その案に予算を付けているのが現状です。

このやり方をこれまで延々と続けて無駄金(都会の住民の払った税金)をつぎ込んで来ています。

もうソロソロ結果が出ても良い頃ですが今だ過疎が解消されたニュースは聞きません。

当たり前なのです。過疎地には人材がいないのです。優秀なやる気のある者は皆都会へ出て行ってしまっているからです。

人口が都会に流れるのは地方に仕事が無いからだと工業団地や工場誘致をしていますが田舎に工場を造っても働き手がいません。

田舎にはジイさんと婆さんしかいないからです。それに環境整備もせずに工場だけをつくっても誰も街から働きに来てくれません。

今までやって来た、今もやろうとしている国の地方再生プランはこれからも効果が出る事はありません。

先にも書きましたように「地方には人材がいなくなってしまっている」からです。

それにこれからはもっと地方と首都圏などの人口密集地の格差は広がります。

その原因は有権者一票の格差を無くすと言う愚かな政策が地方の弱体化に拍車をかけるのです。

大都会の国会議員は増え、地方の国会議員は減ってしまい。今後は大都会(首都圏)重視の国政に嫌でも進んで行きます。

国の政治家や役人達は日本の国をどうしようと思っているのか?

国民はもう一度、冷静に考えて行動を始めなければわが国はとんでもない方向に進み孫子に惨めな未来を押し付ける事になります。

 


ナゼ、外務大臣、ユネスコ大使の責任を追及しないのか?

2015年07月10日 | 歴史問題

最近の日本(政府)の劣化の進み具合にバカらしくてブログに書くのもハバカッテイマシタがガマン出来ずに少しだけ書かしてもらいます。

特に南北朝鮮に対する日本外交の無惨さは日本人としてガマンの限界を超えてしまいました。

元々、私は外務省に対して軍隊の裏付け(最終的には戦える)無しで外交は可哀想だと言う考え方を持っていました。

世界のいじめられ児を演じなければならない運命にあったのですから。

相手(特に無知で教養の無い支那人や朝鮮人)から見れば口だけ達者なお金持ちの坊々(ボンボン)としか思えないのでしょうから。

それにしても今回の世界文化遺産問題は外交に於いて南朝鮮のパーフェクトゲームで終わってしまいました。

こんな屈辱を国民はガマンするべきでは有りません。こんな事を受け入れていたらマスマス周辺国は調子に乗って無理難題を吹っかけて来ます。

と言っても国交断絶や駐韓大使の引き上げがやれる骨のある政府でもありません。(悔しいですが)

マスゴミも有識者と言われるマスゴミ、政府のお抱え学者どもも一時は盛り上がりましたがウヤムヤの内に終わらせる魂胆でしょう。

何時から、責任を取らない体勢になってしまったのでしょうか?

国民の委託を受けて国政を行なう政治家や役人は失敗に対しては潔く腹を切るのが日本人だったのではないでしょうか?

今回に関しては明らかに日本外交の失敗です。

外務大臣、ユネスコ大使に腹を切らせ、安倍首相の任命責任をも追求して南朝鮮の汚さを世界にアピールすべきでしょう。

まだまだこの件に関しては言い足りませんが書いている内に腹が立って続きを書く気がしなくなってしまいました。

いずれまた、虫がおさまったら書きますが南北朝鮮人と支那人の汚さにはガマンが出来ません。(裏で彼らを操って来たアメリカにも腹が立ちますが)

 

 


支那(中共)の残虐行為を振り返り侵略に備える

2015年07月05日 | チベット・ウイグル・内モンゴル

今日は支那人の残虐さを象徴する大虐殺があった日です。下記の日本ウイグル協会の声明を見て下さい。

そして中共が少数民族に行なっている民族浄化を何とか止める手立ては無いものか?

民族浄化が終わってしまった満州族に続いてチベット、内モンゴル、東トルキスタン(ウイグル)で行なわれている虐殺は日本のマスゴミはとりあげず、有りもしない大昔の日本軍による南京虐殺などのデッチアゲをあたかも支那人の手先のように報道しています。

今月は下記の声明にも出ているように28日にはヤルカンドにおいても虐殺が有りました。

心ある日本人はマスゴミの報道に頼らずネット上で真実を追求して中共の横暴を許す事の無いように行動して下さい。

明日は台湾が、明後日は沖縄が、その次には日本全土が残虐な支那人によって惨殺の舞台になるのです。

上の写真は我が家の国旗掲揚ポールに上げた東トルキスタン国旗(ウイグル)です。(ポールが短いのと旗が大きいので上まで揚げています)

これからも支那に虐げられた国家の記念日には国旗を揚げて追悼し、励ましていきたいと思っています。

日本の子供たち、孫たちにこのような悲劇を味わう事が無いように、そしてチベット、東トルキスタン(ウイグル)、内モンゴルが支那人の支配から独立出来ますように祈りを続けたいと思っています。

>ウルムチ虐殺事件から6年 中国のウイグル弾圧に抗議する日本ウイグル協会声明

 2009 年 7 月 5 日、 平和的な抗議デモを行っていたウイグル人に対し、 中国政府の弾圧と虐殺が繰り広げられたウル ムチ虐殺事件から6年を迎えます。 当時、6月26日に広東省で漢民族によるウイグル人への大規模な襲撃事件が発生、 ウイグル人はこれに対抗して平和的な抗議デモを行っただけなのに、 中国政府は武装警察や軍隊を動員して、 身を守 る手段もないデモ隊に発砲し、 無慈悲な暴力を加えました。 犠牲者の数は数千人の規模に及ぶと考えられています。  中国政府が犠牲者数を 197 人と発表、 しかもそのほとんどが漢民族だったとしていますが、 これが虚偽であることは、 RFAをはじめとする様々な現地からの証言で明らかです。 そして、 逮捕された人々には拷問や虐待がくわえられ、 少 なくとも 8 名が正式な裁判もうけずに処刑されています。

 そして、 この虐殺事件後、 中国政府は事実上ウイグルを戒厳令下に近い軍事制圧下におき、 多数の若者が強制的 に拉致されていきました。 彼らは今も尚行方も安否もわからず、 両親は中国政府に子供を返すよう訴え続けています。  このような行為は、 中国政府が常任理事国を務める国連の基本原則である世界人権宣言にも違反するものであり、 現 代世界において許されてはならないはずです。

 しかし、 中国政府はその後もウイグルに対する弾圧を強化し、 信仰や伝統文化を迫害、 昨年 7 月 28 日にはヤルカン ドにおいて、 単に民族伝統であるスカーフを着用しただけのウイグル人家族を射殺、 抗議する民衆を再び千人規模で 虐殺しています。 私たちはこのような中国政府の姿勢は、 まさに民族浄化、 民族絶滅政策に他ならないとものと考え、 以下の点を中国政府並びに国際社会に訴えます。

1、 中国政府はウイグル人に対する弾圧を直ちに停止し、 強制的に拉致した人々を釈放せよ。

1、 国連並びに、 自由と民主主義を尊重する国際社会は、 中国がウイグルで行っている人権弾圧に対し、 国際的な調 査団を派遣して実態を調査してください。 また、 中国政府がその調査団を受け入れない場合、 国連憲章と世界人権宣 言への違反として、 中国政府は常任理事国の権利を失うことを通告してください。

1、 日本政府は中国政府に対し、 人権外交の立場から、 ウイグルにおける民族虐殺に抗議し、 人権の改善を要請する と共に、 仮に中国政府が拒否した場合は、 現在行っている経済支援、 技術支援などを停止せざるを得ないことを通告 してください。

2015年7月2日 日本ウイグル協会<