21日(土)護王神社護王会館で「沖縄を考える京都の集い」が開催されたので出席しました。
昭和20年6月23日は、大東亜戦争敗戦間際に軍民合わせて約19万人の犠牲者を出して戦われた沖縄戦終息の日です。
昭和27年4月にわが国が主権を回復した後も沖縄県のみは占領下にあって昭和47年5月、やっと日本復帰を果たしました。復帰後も米軍基地の多くが沖縄県にあり、様々な問題を抱へて今日に至っております。
私共が大東亜戦争や戦後のわが国の在り様を考へるにつけ、先ず沖縄県民の犠牲を真摯に受け止める必要があると考へ、この集いが開催されました。
私はまだ沖縄に入ったことが無く一度沖縄県の宗教施設を1週間ほどかけてめぐってみたいと思っています。マスコミの偏った報道では知りえないことを学びたいと思いこの集いに参加しました。
来賓挨拶に今春から我々「新しい歴史教科書を考える会・京都支部」の会長になられた国枝会長が(社)沖縄京都の塔奉賛会前理事長として出ておられました。
その後、沖縄戦ビデオ上映。
太田實海軍少将電文奉読の後・黙祷
講演に移り
「沖縄の真情」 沖縄県護国神社宮司 伊藤陽夫氏
「沖縄集団自決冤罪訴訟報告」 黒田秀高氏
「沖縄戦かく戦へり」 訴訟原告 梅澤 裕氏
がありました、各講師の話はそれぞれ実のあるものでしたが最後の梅澤氏は大正5年生まれで91歳になられる超高齢者です。
とっても立って2時間近くも連続話をされるとは思ってもいませんでした。正しい事実を語り継がなければならないという使命感か?100歳になるまでホントのことを語り継いでいただきたいと思いました。
それにしても被告の岩波書店や大江健三郎はどんな気持ちで嘘八百が並べられるのか理解に苦しむ、これ以上にでたらめな大阪地裁の裁判官の脳味噌の腐りぐわい、日本の構造はどうなってしまったのか?
やはり本当に変えていかなければならない時になったようです。
写真は91歳の元陸軍少佐 梅澤 裕氏の講演の姿です。