細越麟太郎 MOVIE DIARY

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●「トラブル・in・べガス」のエルビス大集会。

2005年04月19日 | Weblog
●4月19日(火) 13-00 <京橋・映画美学校・第二試写室>
M-056 「トラブル・in・べガス」Elvis has Left the Building (2004) 米
監督・ジョエル・ズウィック 主演・キム・ベイシンガー ★★★☆
傑作「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」の監督の新作。
エルビス・プレスリーのそっくりさんは全米に5万人以上もいるらしいが、ここまで神話化してしまうと、似てるかどうかでなくて、エルビス新興宗教の集会のようで、気味が悪いが他愛ない。
だからラスべガスでのエルビス集会は、よく映画になる。「天使にラブソングを」「グレイス・ランド」など好感の持てる作品も多く、これもべガスのシンボルになっているが、この映画では、そのエルビスの連続殺人事件に巻き込まれた美容部員の、ドタバタな逃避行が展開する。だからアイデアは面白い。しかし洒落っ気がない。
トム・ハンクスも被害者としてカメオ出演しているので、気になる方はどうぞ。そしてエルビス主義のファンは小泉さんも含めて見た方がいいだろう。被害者のブラックな死に方は、それなりに笑える。

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