●2月20日(火)13-30 新橋<スペースF.S.汐留ホール試写>
M-020 「ボルベール/帰郷」Volver (2006)スペイン
監督・ペドロ・アルモドバル 主演・ペネロペ・クルス ★★★☆☆
女性への敬愛をこめて描くアルモドバルの新作は、母と故郷へのノスタルジー。
例によって、殺人あり病気あり再会ありと豊富な喜怒哀楽だが、これまでの完成度は乏しい。
娘がダメな義父を殺害して、それを母のペネロペが処置する。
まさにノワールの名作「ミルドレッド・ピアース」のスペイン版。
しかし殺伐な残酷さはなく、いたって陽気で罪悪感のないのがアルモドバル・タッチ。
アカデミー主演女優賞にノミネートされたペノロペの熱演はいいが、ラ・マンチャの風と温度で飛び気味だ。
ま、面白いデスパレートな女性群像として、笑えるが、「オール・アバウト・マイ・マザー」のレベルではない。
そろそろ監督のマザコン離れに期待したい。
M-020 「ボルベール/帰郷」Volver (2006)スペイン
監督・ペドロ・アルモドバル 主演・ペネロペ・クルス ★★★☆☆
女性への敬愛をこめて描くアルモドバルの新作は、母と故郷へのノスタルジー。
例によって、殺人あり病気あり再会ありと豊富な喜怒哀楽だが、これまでの完成度は乏しい。
娘がダメな義父を殺害して、それを母のペネロペが処置する。
まさにノワールの名作「ミルドレッド・ピアース」のスペイン版。
しかし殺伐な残酷さはなく、いたって陽気で罪悪感のないのがアルモドバル・タッチ。
アカデミー主演女優賞にノミネートされたペノロペの熱演はいいが、ラ・マンチャの風と温度で飛び気味だ。
ま、面白いデスパレートな女性群像として、笑えるが、「オール・アバウト・マイ・マザー」のレベルではない。
そろそろ監督のマザコン離れに期待したい。
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