細越麟太郎 MOVIE DIARY

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●「スモーキン・エース」のスクランブル・ヴァイオレンス

2007年02月28日 | Weblog
●2月27日(火)13-00 東銀座<U.I.P.試写室>
M-024 「スモーキン・エース」Smokin' Aces (2006)universal
監督・ジョー・カーナハン 主演・アンディ・ガルシア ★★★☆
アカデミー監督賞を受賞したマーティン・スコセージに見せたいような、スーパー・ヴァイオレンス。
マフィアの長老がレイク・タホのホテルで静養している。
それをヒットするために、ギャングの抗争が過熱。
しかもF.B.I.が潜入捜査官を配置し、ヤクザや、新興暴力組織、スウェーデンからの殺し屋などが、オリンピックの複合種目のように、様々な火器を持って集合する。
選抜のトーナメント殺し合いゲームだ。
映像のテクは、「NARC・ナーク」で保証済みの監督だが、シナリオがいけない。
もっと整理すれば「ディパーテッド」と勝負できるだろうが、この編集では無理だ。
ベン・アフレックも、レイ・リオッタも、血まみれで憤死。
終わってみれば、おとなの血祭りゲームでした。お疲れさん。

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