細越麟太郎 MOVIE DIARY

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●『遠距離恋愛/彼女の決断』はどうも<のらりくらり>なのだ。

2010年09月28日 | Weblog
●9月27日(月)13-00 内幸町<ワーナーブラザース試写室>
M-117『遠距離恋愛/彼女の決断』Going the Distance (2010) new line films 米
監督/ナネット・バースタイン 主演/ドリュー・バリモア ★★★
ニューヨークに新聞社での研修で来ていた学生のドリューが、音楽関係のジャスティン・ロングと恋におちた。
しかし彼女は家族のいるサンフランシスコに帰らなくてはならない。
毎度おなじみの遠距離恋愛のドタバタ・コメディ。
仕事を選ぶのか。恋を選ぶのか。
その回答として、何か新しい<彼女の決断>があるのかと楽しみに見ていたのだが、結局なし。
あの「フレンズ」のような友人たちとのセックス談義も、1時間が限界である。
ダラダラといつまで待ってもいい解決策がないままにドラマが空転。
名作「アニー・ホール」や,トム・ハンクスとメグ・ライアンがシアトルとニューヨークで苦労した遠距離ものの傑作があったのに、困ったものだ。
もうドリューもアラフォーなのだから、いい加減、決断しないと、メグのようにフェイドアウトになるだろう。

■いい当たりのセンターライナーも失速して、ただのフライアウト。
10月23日より、ヒューマントラストシネマ渋谷などでロードショー

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