河童アオミドロの断捨離世界図鑑

河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

夏の終わりはカシスの香り

2005年08月20日 | ヨーロッパ
長く続いた恋のように、いつか終わりが来ると心が感じた時から、エンドロールが流れはじめる。エンドロールの細かい文字の最後には必ず「END」があることを知っているから、人は早めに席を立つ。そんな松本隆の歌詞のような文章を書いているうちに太陽は少しずつ角度を弱め、次の季節に向かっている。ボルビックカシスの栓を開けると、その中に閉じ込められていた夏の記憶が部屋に広がる。香りは過去に向かうタイムマシン。未来に向かうタイムマシンに乗れるのは子供たちだけなのかもしれない。

托鉢(たくはつ)人生

2005年08月20日 | blog
今日は人にパンをめぐんでもらった。フランス生活の長い私はフランスパンしか食べない。タイなどでは、僧侶は朝、空の鉢を持って近所をまわり、ごはんやおかずをもらって食事をするが、けっこう豪勢な食卓になるようだ。
フランス生活の長い私は浄土真宗であるが、たしか教義は「他力本願」人の力で願いをかなえ、善人より悪人はもっと極楽に行けるはず。というわけわからん教えなので、毎朝、マンション中を回ってご飯をもらう托鉢人生も悪くないかもしれない。(ドア開けたら皿とはし持った中高年が立っとったらびっくりするやろなあ)「奥さん、お醤油貸してください!ついでにご飯と卵と焼き魚も」

過ぎゆく夏のミックス丼

2005年08月17日 | 芸事生活
毎日セミばかりだとやはり飽きてきます
トンボは捕るのがややむずかしいですがカブト虫は3000円くらいで買えます
できれば幼虫のほうがぷりっとしてエビのようでおいしいです
ワインは買うと高いので、水道水にリキテックスのアクリル絵の具を混ぜます
本物のワインの色を知らないのでマゼンタ系で良いのかと思います
味付けにドトールコーヒーで余分にぱくってきたガムシロップを入れます
夏の予定をあれこれ考えているうちに
夏も後半になってきました
人生の予定を色々考えているうちに
気付くと三途の川が見えているのでしょう
その日暮らしの僕をあわれむように
セミは泣くのです

夏の創作料理

2005年08月16日 | 芸事生活
夏の創作料理「せみ丼」
道に落ちているセミのできるだけきれいなものを選びます
アブラゼミ系とクマゼミ系では味が違いますので好みに応じてブレンドします
オリーブオイル(エキストラバージン)とにんにく1カケでさっと炒めます
セミがまだ生きている場合も多いので急にあばれますが火を通すと落ち着きます
水を多めにして炊いたタイ米の上に乗せます
ナンプラーかニョクマムを少量ふりかけるとセミのくさみが増します

2010年宇宙の栗

2005年08月13日 | 芸事生活
うーんと、今は21世紀やったんか?子供の頃の未来はもっとものすごい科学の進歩で、2005年あたりには車は空を飛び、火星旅行はあたりまえ、ロボットは街を歩いているはずやったのが、何も変わっとらん。約束が違うぞ、どうなっとるんや。

カッパ様

2005年08月12日 | 芸事生活
カッパ様は、しりこだまが好きである。きゅうりが好きで、片方の腕を引っ張るとびよーんと伸びて反対側の腕が縮むそうである。相撲が好きだが、頭の皿が乾くと力が抜けてしまう。馬を川に引き込んだりもするそうである。