土地の値段

家賃はその建物を建てた人が回収するのはしかたないとして
土地の所有者や値段でどこで決まったのか
大昔、力の強いサルが
「ここはわしのなわばりや」
と主張したからか
とすると
今から銀座の土地を
「ここはわしの土地や」
と主張すれば自分のものになるのか
今のうちに
「冥王星は自分の土地や」
と言っておけば良いのか
世の中とはそんなものか

3月も終わり

引越し完了まであと11ヶ月

そういえばサグラダファミリアはどこまで完成したのだろうか
一度見に行かないと

引越しすると家賃が１ヶ月だぶり
不動産屋さんに1ヶ月
引越し運賃数万円？
家賃が安くなっても
引越し費用で相殺されるのか

無人空間

荷物を運び出した後の何も無い部屋が好きである

色々なものや想い出が見えてくる

祖父の顔、父母の顔、兄姉の顔、妹の顔、妻の姿、息子の姿、孫の顔

猫のミーちゃんの顔、金魚のちーちゃんの顔

軍服を着た青年兵の姿、ヨロイを着た戦国武将

駆け回るヴェロキラプトル

って、わては誰の記憶を見てるのか

人生計画ズレる

小高い丘の上に建ち、裏が森で、
窓から瀬戸内海が見えるアトリエ風の部屋に住み
冬はバリ島のコテージで暮らして作品を仕上げる
時々夏にはフランスのパリでワインとカフェを楽しみ
夏至の日にはアイルランドに妖精を見に行く

という人生を計画していたが
トレーシングペーパーの当て方が悪かったのか
どんどん元の線とズレてきて
もはや修正不可能である

裏は24時間コインパーキング
窓から見えるのは隣の家のエアコン
冬場は暖房代節約で厚着で過ごし
夏はドトールコーヒーでアイスコーヒー
たまに便所で幽霊を見るくらいである

ライバル

背中と両手に荷物を持って歩いていると
粗大ゴミ捨て場で物色しているホームレスらしきおじさんと遭遇
思わず目が合って、おじさんは少し驚いた表情をしていたので
きっとライバル出現と思ったのだろうか

わても遠目に見ると小ぎれい？なホームレスか

途中で道をたずねられたので

ホームレスのおじさんに道を尋ねる人は少ないので
まだ一般市民と見られている証拠か

少し安心
って安心してる場合か

引越しリバウンド

保存食を捨てるのももったいないし
持ってくのもめんどうなので

全部食べる

また太る


引越しネタだけで２年続けるのか

テレビはずす

もう数十年も新聞というものをとっていないが
ひょっとしたら、もはやテレビも不要なのかも
地デジになったらワンセグだけで十分である
インターネットも携帯も無ければ無しで済むのかも

引越しダイエット

荷物を運んでいるうちに
明らかにズボンがゆるくなってきた
引越しダイエット成功である
しかしなんで毎日少しずつ引越しできるほどヒマなのか
それは無職で仕事が無いからかもしれない

日銭生活

引越しのお荷物は本である
重さと体積がすごい

捨てるのも運ぶのも大変
そこで古本屋に売りに行く

一日の食費程度にはなるので
日銭生活である

次はアルミ缶を集めて売りに行こう
なんか趣旨が違ってきたような

引越し

このペースでいくと
引越し完了まで２年くらいかかりそうである
ガウディのサグラダファミリアの完成が先か引越しが先か

そうか人生とは80年かけての
この世からあの世への引越しなのだ

そんな事を考える花冷えの夕暮れである