河童アオミドロの断捨離世界図鑑

河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

ブツマソケット新曲「脱力中年」

2005年08月20日 | blog
極楽レーベル今月の新譜・ブツマソケット新曲「脱力中年」

つまずいて転んでたら骨折れるんだ~♪
ボケ始めた今日もよろめきながら進む
ハゲちらかした僕の世界浮いた話などない
シミ付いたおもらしパンツ拭えなくなっている~♪

給料が減ってもここに居ることを決めたのに
呪文のように「ナンマイダ」とつぶやいてた
食べ終えた飯忘れ
身に着けたパンツ忘れ
ドロドロの血と油で弱った心臓止めて
あの頃のわしらきっと無気力で中年だった
世界の終わりはすぐだ~♪

<間奏>

視界はもうカスミ始めている~♪

永遠の夏休み

2005年08月20日 | blog
子供の頃、夏休みの始まりは毎日が永遠だった。ずっと今日と同じ日々が願わなくても続くと思ってた。スガシカオの歌詞のような日々だった。あの永遠の夏休みの秘密はなんだったか、今でも時々考えてみるけれど、たぶんスキマスイッチの「全力少年」のように世界が全部自分のものだったからだろうか。
自分のものでなくなった世界を再び取り戻す方法はあるのだろうか。

夏の終わりはカシスの香り

2005年08月20日 | ヨーロッパ
長く続いた恋のように、いつか終わりが来ると心が感じた時から、エンドロールが流れはじめる。エンドロールの細かい文字の最後には必ず「END」があることを知っているから、人は早めに席を立つ。そんな松本隆の歌詞のような文章を書いているうちに太陽は少しずつ角度を弱め、次の季節に向かっている。ボルビックカシスの栓を開けると、その中に閉じ込められていた夏の記憶が部屋に広がる。香りは過去に向かうタイムマシン。未来に向かうタイムマシンに乗れるのは子供たちだけなのかもしれない。

托鉢(たくはつ)人生

2005年08月20日 | blog
今日は人にパンをめぐんでもらった。フランス生活の長い私はフランスパンしか食べない。タイなどでは、僧侶は朝、空の鉢を持って近所をまわり、ごはんやおかずをもらって食事をするが、けっこう豪勢な食卓になるようだ。
フランス生活の長い私は浄土真宗であるが、たしか教義は「他力本願」人の力で願いをかなえ、善人より悪人はもっと極楽に行けるはず。というわけわからん教えなので、毎朝、マンション中を回ってご飯をもらう托鉢人生も悪くないかもしれない。(ドア開けたら皿とはし持った中高年が立っとったらびっくりするやろなあ)「奥さん、お醤油貸してください!ついでにご飯と卵と焼き魚も」