河童アオミドロの断捨離世界図鑑

河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

夏の夜逃げ計画

2017年06月30日 | シャーリー★ダンの悲劇
ここ1~2週間、室温が下がると咳の発作が出るので夜中はエアコン暖房を入れていて気温の感覚がおかしくなっているが、
どうやら、世間はすっかり夏になっているらしい。
アイスモナカが美味しい季節である。

年々、歯は抜けるし毛も抜けるし痔も痛いし体力も無くなるし体調を崩すと回復するのに2週間かかるし、もはや寿命もアディショナルタイムに突入したようだ。
そこで65歳くらいから最終撤退体制に入ろうと考えていたが、前倒しで早めに夜逃げすることにした。

最終撤退体制とは、日本の最安家賃の部屋に住んで、そこに住民票と荷物を置いておいて、可能な限り東南アジア放浪生活をするという生活スタイルである。
しかし、あまりにも安い賃貸は風呂なし共同トイレで住みにくいし色々とトラブルが発生するので、最低ラインは2万円あたりになるようだ。
北のほうは寒いし田舎に行くと車が必要になってきて生活コストが高くなるし。

そこで到達した結論は、国際空港も地下鉄もあって気候も温暖で家賃相場も安い、という点で福岡が最適であるという事とした。
基本的に引きこもり生活なので、ネットさえあればどこに住んでも同じという強み?がある。
海外放浪する経済的余裕が無ければ虫のような日常生活をしておけば良い。

よく考えると、これは今後の日本の独居貧困老人がたどり着く典型的末路の一例のような気もする。
元気なうちはまだ良いが、動けなくなったら生活保護適用で措置入院させられてしまうのだろうか。

延命治療が発達して平均寿命が100歳くらいになって、バリアフリーのために莫大な費用が使われて、介護はロボットとAIが担当するようになって、
生きてるだけで動けないたくさんの超高齢者がチューブにつながれてベッドに寝ている数十年後の日本の社会を想像するとおそろしい。
SFと現実の境界がどんどん無くなっているような気がする。

そして、数十年後になっても福島の廃炉をどうするかまだ方法が見つかっていないに違いない。
というか、ずるずると、遺跡になってしまうまで数万年放置されるに違いない。

ああしんど。

セルフメディケーション

2017年06月25日 | シャーリー★ダンの悲劇
最近、セルフメディケーションという言葉を目にするようになったので、
ついにマインドフルネスみたいに「自分で瞑想する」というのが流行になったのかと思ったら、
市販薬を買うことで所得税が安くなるとか、そういうことらしい。

確かに医者で処方してもらう痛み止めでも、ロキソニンのたぐいが多く、市販薬でも同じようなものは多くある。
痛み止めは、ボルタレン、ロキソニン、イブプロフェンの順に強力なようで、バッファリンのようなタイプの薬は過去のものになってしまった感じがある。
せっかく「お薬手帳」とかいうものがあるのだから、健康保険で薬だけ安く買えても良さそうなものであるがそういう制度は無さそうである。

アマゾンの無料翌日配達を使えば、病気で外出できないような状況になっても応急用の薬がすぐ手に入るので便利である。
こういう配達はこれからの老人社会では社会貢献になるのでヤマトさんも撤退しないでほしい。

自動運転

2017年06月24日 | シャーリー★ダンの悲劇
泥酔していても家までたどりつけたり、何時間分かの記憶が無くても、その間も普通に暮らしていたり、人間の身体というのは基本的にほとんど自動運転になっていて、その上にわずかな意識みたいなものが乗っているような気がする。人間に限らず世界そのものが自動運転になっていて、動いた結果を見て後から原因や意志を無理やり定義付けているに違いない。

結果を全部幸福だと感じるのは、多幸感とか多幸症といわれる異常状態のようだが、多すぎる幸福を何かで打ち消さないとバランスが保てないので、容姿にも環境にも恵まれた人が早死にしたり、逆に貧乏人が健康で長生きしたり。これも右に行きすぎると自動運転で左にハンドルが戻されたりするような事なので意志の力ではどうにもできない。

病気にしても、結局、薬で症状は消せても、それで根本的に治る事は無いので、身体の自動運転にまかせるしかしかたない。
たぶん、自動運転の性能が良いことを、運が良いというのだろう。