河童アオミドロの断捨離世界図鑑

河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

もはや意味不明

2005年08月10日 | 芸事生活
意味不明
ネズミのアルジャーノンは知能が上がりすぎ、映画の見すぎで自分がジャンレノだと思い込みはじめました。でも、すぐに元に戻り、パン屋さんで働くことになりました。今では「ねずみのパン屋さん」として有名になり町の人気者です。

河童のアミーゴ

2005年08月07日 | 芸事生活
「おかあさん魚がとれたよ」河童のアミーゴはそういって、かあさん河童に魚を差し出しました。「だめよ、ここの川はダイオキシン濃度が高いのだから、食べてはいけませんよ」「ぼくおかわりできたのに」そう言うとすこしさびしそうにアミーゴは滝つぼのほうに泳いでいきました。

夏のたこ休み

2005年08月06日 | 芸事生活
雷雨のあとは雨のち晴れだ。スバルR-2のせまるしかのカエラも快調だ。明石のたこも頭にわかめを付けて上陸してくる8月。60年前の戦争もよく考えたらちょっと前の出来事のようで、60年くらいでは人間進歩するもんでもなし。宇宙戦争の火星人はきっとこんな姿にちがいない。

クマゼミの希望は明日色に染まるか(第36回)

2005年08月05日 | blog
シャーシャーシャーシャー・・・シャーシャーシャーシャー
赤いクマゼミが庭のサトウカエデの木で鳴いている。ラドビニスさんの庭は広いのでカエデの古木が3本も生えている。ここバンクーバーはちょうど北海道のような感じのするところで、北ヨーロッパで育ったジーンさんにとっても過ごしやすい土地なのだろう。そういうところが鬼太郎にとっても癪のたねで、買ったばかりのエンジンオイルをすっかり飲み干してしまった。エンジンはかからずとも腹はへる。人生とはそんな苦労のくり返しだ。川を渡るフェリーの甲板にセミの抜け殻がころがっていた。もうすぐカナダの短い夏が終わる。

ロゼ色の日々(第12回)

2005年08月04日 | blog
パリ、サンジェルマンのマロニエは白く咲きこぼれ、焼き栗をほおばる君の笑顔もその顔面からこぼれそうだった去年の夏。あれから3年、ソルボンヌの学生だった君ももう社会人になり、横山商事のOLとしてりっぱに働いているのだろうか。そろばんは達者になったかい。茶柱は立っているかい。ごみは分別してるのかい。
秋風が吹く頃には、シャルルドゴール空港2番ターミナルまできっと迎えにいくよ。君のロゼ色の唇がガラス越しに「おかえりなさい」とフランス語で微笑むのを確かめながら、おみやげの出入り橋のきんつばを渡すんだ。