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インターデコハウスの問題

2009-04-06 23:26:00 | 家ができるまで
みなさん、こんばんは。


A様邸では、屋根裏部屋がある関係上、天井断熱と屋根断熱が併用されています。

天井断熱は水平に敷かれますから、今回は18kgのグラスウールを300mm厚で吹き込まれています。

一方、屋根断熱の方は、フェノールフォーム(旭化成社製ネオマフォーム)とグラスウールの2種類が使われています。

屋根断熱は垂木の厚み分で断熱厚を確保しているため、天井断熱に比べると厚みが薄くなってしまいます。

もちろん、垂木を2×8、2×10材と厚くしていけば良いのですが、メーカーでの施工に伴う制約があって、今回は2×6材の垂木となっています。

そのため、厚みを稼げない代わりに断熱性能の高い断熱材を採用することでカバーしているんです。

フェノールフォームの断熱性能はともかく、グラスウールは35kgというとても密度の高いものを選定し、使用している”はず”なんです。

インターデコハウスの施工における一連の問題から、A様としても間違いのない材料を使っているか疑念があったので、断熱材の出荷証明書の発行をメーカーに求めました。

そもそも現場監督は、

「18kgも35kgも見た目は一緒なので、違いは分かりません」

と話していたんです。

しかしメーカーに問い合わせたところ、18kgは水平敷設用の断熱材であり、屋根断熱のような傾斜している箇所には向かないということでした。

斜めだと低い方にかたよってしまうからですね。

35kgは接着剤が入っているので、傾斜天井用に対応していて、かつ色は水平用と差別化してピンク色をしているとのこと。

しかし、以前撮影した屋根断熱材の色は黄色。

インターデコハウスからは、18kgと35kgの両方の出荷証明書が届いたんですが、A様も私も18kgしか使っていないのでは?という疑問が浮かびました。

ということは、この35kgのグラスウールの出荷証明書は、一体どこで使われたものなんでしょうか?

断熱施工を施した請け負い業者は、

「いまどき接着剤入りの断熱材なんて、施工性が悪いか使わない!」

と話しているんです。

つまり、35kgのグラスウールは使われていないとしか考えられません。


インターデコハウスは、18kgのグラスウール”しか”使っていないのを知っていながら、35kgの出荷証明書を偽造して提出したのか・・・

この件は事実関係と責任の所在をはっきりさせるつもりです。

A様邸の屋根断熱の是正はもちろん、この現場監督が監理した建物全ての再調査まで依頼したいと思います。

インターデコハウスを検討してから施工までの間、少なくとも6棟以上の施工実績があるはずです。

ただでは済ませませんよ・・・

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