”外断熱” ~人に勧めるなら自分から~

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延焼ライン

2007-01-22 11:32:14 | Weblog

みなさん、こんばんわ。

当社が管理しているアパートで、敷地内に駐車場があるんですが、駐車場はアパートの住人ではない方にお貸ししています。

駐車場の前の道路幅はおよそ3.5㍍で、車庫の接道幅が3㍍くらい。

その方は、自称あまり運転が上手ではないということで、結構クルマもぶつけた跡があります。

その駐車場の前、道路の反対側に、去年末くらいからず~っと停まっているスクーターがあります。

スクーターと言っても今はやりの大型スクーターですから、かなりの大きさ。

そのスクーターのせいで、うまくクルマを入れることができない、と再三ご連絡を頂いておりましたので、去年から延4回くらい110番をしています。

ところが、その道路は駐車禁止区域ではないため、警察が強制的に移動することができないとの事。

おまわりさんは、クルマのナンバーから持ち主を割り出し、連絡して頂いているようですが未だに改善されません。

そこで、区の警察署の住人相談係に相談に行って参りました。

何だかこれから取調べを受けるかのような、灰色の部屋と灰色の机、灰色のイスがある部屋に通され、

「じゃあお名前は、住所、電話番号、で、何をしたの?」

とあたかも自首しに来たかのような対応。

そこで事情を話し、保管場所違反などで何とかならないか?と聞くと、
結局二輪車は車庫証明を必要としないため、保管場所がないことによる違反・罰則はないとのこと。
そして、駐車禁止区域でなければはっきり言って、警察は介入しようがないらしい。

以前は、おまわりさんが任意で動かしてくれたり、持ち主を教えてくれたりしたようだが、 (ある意味古き良き時代)
「このキズは動かしたヤツがつけたに違いない」と因縁をつけられたり、
「誰が持ち主を教えた!」と個人情報の保護で訴えられたりと、おまわりさんにはトホホなしっぺ返しを受けることが多くなってしまったという。

なるほどと黙って聞いていると、
「あなた方市民が、我々の仕事を制限させる原因を作っている!」
と逆ギレされる始末!

話は止まらず、
「駐車禁止の民間委託と言っても、結局反則キップはわれわれが処理している。」
  「じゃあ、単に仕事を増やしているだけなんですね?」
「まあそこまでは言わないけど、まあそういうことだ」
と聞きたくもない裏事情まで。

結局、どうにもならないという話を聞くために1時間もかかってしまいました。

でも、今回の件で、近くの交番のおまわりさんと面識ができたので、近所の犯罪動向などを聞きに行くときは、いろいろ教えてくれそうです。

■延焼ライン

現在建築中の外断熱住宅ですが、
南側・・・道路から約7㍍後退
北側・・・敷地境界から約1.2㍍後退
西側・・・敷地境界から約0.8㍍後退
東側・・・道路から約2㍍後退
という建物の配置となっています。

北・東・西はどうでも良いんですが、南側のサッシは大きく開けているため、なるべくスッキリさせたいと思っています。

当該地域は、準防火地域に指定されているため、建築基準法の延焼ラインというのが定められています。

上の図のように、1階部分は境界線から3㍍、2階部分が境界線から5㍍が延焼ラインとなり、青い色の範囲は耐火構造にする必要があります。

建物の東西方向の幅が、約11㍍なので、2階についてはほぼ全て該当します。

問題の1階南側のサッシは、一部がこの青色に該当してしまうため、防火ガラスにしなければなりません。

防火ガラスとは、火災時にガラスが破損しても脱落を防ぐ構造になっているもので、一般的には網入りガラスが多く採用されていると思います。

網入りではない、防耐火ガラスというのもありますが、コスト面から考えると・・・というところでしょうか。

また、防火ガラスにしなくても、防火シャッターがついていれば大丈夫です。

私は、ここに認識不足があり、シャッターなら全部防火シャッターだと思い込んでいたんです。

1階南側のサッシには、全面シャッターが付くんですが、防火シャッターではありません。

って言うか、シャッターのくせに防火じゃないなんて、とも思ってしまいますが、まあ知らなかったのが悪いということなんでしょう。

せっかく眺望を期待した大型サッシも、クロスワイヤー入りでは何だかカッコ悪い・・・
でも防火は大事ですしね。

ちなみに、消防署が検査に来る際、個人邸の場合はそこまで見ないケースがあるそうです。
集合住宅ではキチンと写真による是正報告まで指摘されるそうですが。


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