hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

久我山歳時記⑦

2021-07-20 05:00:00 | 日記
『久我山歳時記』その7。前回の歳時記には確かユリの話を書いたのだが、それから約1ヶ月半。もう盛夏となり、蝉の声がうるさくなってきたが、花も大きく変わった。



我が家から少し歩いたお宅のアサガオが毎朝1つ、2つ、4つと3鉢に植えてある赤紫色の花が増えていく。ここで問題、アサガオの花は花弁がくっ付いていて1枚のように見えるのだが、実は何枚でしょうか?



暑さ避けのためか、植えてあるゴーヤもみるみる育ち、あっという間に窓の一番上まで伸びていて黄色い花が沢山ついている。この花は朝は開いているが、帰りに通るといつも萎んでいる。



しばらく歩くと赤いユリが見事に花をつけていたお隣のムクゲ(木槿)、しかも白とピンクの花を付ける木が2本並んで咲いている。以前も書いたが韓国の国花で『ムグンファ』と呼ばれていて勲章や特急の名前にも使われている。



ムクゲとフヨウは近似種だが、駒沢公園で見たアメリカフヨウの花と確かにそっくりであった。もちろん、花の大きさはまるでちがうけれど。



角を曲がると毎年驚かされるのがモミジアオイ(紅葉葵)の花。日当たりの良いところに植えてあるからだが、宿根草で急に背が高くなったかと思うと花が開く。この花は直径15センチ、真っ赤なハイビスカスのような5枚の花弁を持つものである。だいたい一つの花は1日だけだが、すぐに新たな花が咲き始め、賑やかな植物である。



花でないが、ブルーベリーのピンクから青い実がたくさんなっていて、日増しに大きくなっている。

大きくなっていると言えば外来有害植物のヨウシュヤマゴボウ、先日家が取り壊されて更地になった土地から何株もが芽を出し、みるみるうちに大きくなり、ついには白い花をつけ始めた。

さらに実が熟成すると紫色のブドウの房のようになっていく。その成長のスピードに強さを感じざるを得ない。これから更に暑くなり、夏の久我山にはさらに多くの花が咲き始める。
(因みにアサガオの花びらは5枚です。)


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